燕岳（2018　日本二百名山）

福島県会津地方でラーメンと言えば「蔵の町　喜多方」。 そして喜多方のラーメン会といえば「老麺会（http://www.ramenkai.com/）」 しかしながら会津も喜多方に負けず劣らずラーメンが美味しいです。 喜多方の老麺会に対して会津は「若麺会（http://www.wakamenkai.com/）」があります。 その若麺会加盟13店舗のラーメンを食べて完全制覇すると「超若麺チケット」が貰えるというスタンプラリーが6月から開催されてます（〜2018.10.31迄） （http://www.minyu-net.com/tourist/aidu/FM20180629-284318.php） ↑そのうちリンク切れると思います ↓↓↓↓以下スタンプラリー実施店舗↓↓↓↓ ■ほていや　福島県会津若松市山見町130 ■頓珍館　福島県会津若松市東年貢1-5-2 ■よどや　福島県会津若松市山見町263-5 ■頓珍館千石店　福島県会津若松市東千石1-3-3 ■鈴木飯店　福島県会津若松市門田町日吉対馬館81 ■くるくる軒　福島県会津若松市栄町2-7 ■牛乳屋食堂　福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343 ■一風亭　福島県会津若松市天寧寺町1-5 ■めでたいや　福島県会津若松市千石町3-1 ■ふじ乃　福島県会津若松市湯川町2-35 ■はちべえ　福島県会津若松市千石町3-35 ■担々麺のおみせ　福島県会津若松市中央3-5-10 ■喜楽屋神龍　福島県大沼郡会津美里町柳台甲2331 無類のラーメン好きとあらば完全制覇をするしかないっ！！！！ ってことで今年の夏の猛暑、熱いラーメンを頂きまくりました！！！ さて、無料チケットもゲットしたことだし、もう一周ラーメン店巡りに行きますかっ！ ↑醤油ラーメンばかりか……もっと違う味を無料にしてくれ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーRAMAP終了ーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー 今年のお盆休みは例年になく5連休！！！！！ こりゃテンション上がらない訳にはいかないっっっ！！！！！ っつーことで前々から計画していた燕岳〜常念のテン泊登山を実行しようと。 昨年は極度の貧血により断念して福島のいわき市方面攻めまくってた（https://yamap.co.jp/activity/1083583） 5連休だから3泊4日でテン泊ピストンだ！！！ ↑お盆なのに無茶な計画だと、この時は知る由もなかったのであった…チーン。 …もう、こっから読まなくても常連の方は、この後の展開はわかってますね…。 ーーーーーーーーーーーーーーーハイ、ハイ、解散！解散！ーーーーーー ーーーーーーーーーー 金曜日の仕事あがりの夕方18時、さっそく長野県へ車を走らせますよ。 奥会津只見から新潟県魚沼を通って長野市から中坊温泉登山口へ。 もちろん高速なんて使いません、だってETC搭載してないし、120kmまでしかスピードメーターついてない軽貨物車だし、いつも通り下道をトコトコ7時間30分かけて走らせました。 ※あぶなかったのは当日ぎりぎりまで柳津町を通って南会津へ抜けようと思っていた事。 　この日は「柳津の花火大会」これ知らずに通っていたら、大渋滞に巻き込まれて車が遅々として進まなかったわ。 深夜2時30分、中房温泉第3駐車場到着。 第3駐車場もいっぱいで、なんとか車の出入り口に軽1台だけ停めれるスペースがあったので、そこに駐車できた。 6時出発予定だったので少し仮眠しようとしたのですが、すでにこの時間（深夜3時）からヘッデンつけて歩き始めている方々がチラホラ…。 入り口付近なので…音がガチャガチャして眠れぬ…ぐぬぬぬ。 仮眠は諦めて5時から準備して5時30分に出発。 3泊４日のテン泊装備に、カメラはハッセルブラッド（カメラとフィルムで約1.8kg）…。 多分25〜30kgという今までに最過重、2泊３日装備までしか担いだことないから、重さがズシリと肩にのしかかる。 重すぎワロえない（涙） 中房温泉登山口には、すでに登山者多数。 事前に作成済みの登山届を提出して出発！ ↑登山届けは出しましょうね 燕岳は北アルプス三大急登として知られる登山道。 しょっぱなから急登の始まり始まり。 …ん〜、でもそこまで急かな？ 斜度はあってもジグザグ歩きだし、ステップ幅もそこそこバランスとれた木道階段が整備されてるし、歩きにくくはないかな？ …これが、山小屋泊まりや１泊2日テン泊装備ならね。 しか〜し！重い…重すぐる今回の装備。 何度も小休止を挟みながら一歩一歩登っていきます。 もうすでに何十人の登山者やグループに追い抜かれたか数知れずです。 滝汗吹き出しまくり、手拭いが絞れるぐらいです。 ようやく第1ベンチ到着！ ここで水場との分岐になります。 今日は水は沢山（4L/ノンアル込）持ってきているので、水場へは寄らずベンチで休むだけです。 燕岳はここが最後の水場です、あとは山小屋で水1L/200円で補給することになります。 ここからは休憩ポイントが程よく現れます。 次の休憩ポイントは第2ベンチ、その後第3ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋から燕山荘といった感じで休憩をはさんで登る感じになります。 ま、オイラはその間もちょいちょい小休止はさんで登るんですけどね。 『重すぎて荷物捨ててぇ〜！！！（心の叫び）』 軽快に登って行く身軽な人達に追い越されるのはあたりまえですが、前日燕岳に止まっていた人達とすれ違うことも多くなる時間帯。 すれ違う時に挨拶がてらの燕岳情報収集も欠かせません。 オ「こんちわ〜、どうですかね燕岳のテン場張れそうですかね？」 下「ん〜、すでに今朝から200人ぐらいとすれ違ってるからテン場は難しいんじゃないかな？」 確かにテン泊装備の方達に沢山追い抜かれてるわ。 ※燕岳のテン場テント30張り程度のスペースしかありません。 オ「やっぱりお盆だからきついっすかねぇ」 下「けっこうテン泊装備の人いたからねぇ、燕山荘越えて大天井のテン場まで行けるなら張れるかも？とは思うけど…」 オ「それも望み薄ですよね…」 やっぱりテン泊は無理かなぁ…まぁ最悪、燕山荘に緊急避難かなぁ。 ……それも甘い考えだったことを思い知ることに‥。 またしばらく重い荷物を担いで登る。 途中でヤマッパーさん発見！ どうしてわかったのかって？そりゃYAMAPの「あたらしい山をつくろう」のペナントをザックにくくりつけてたから。（自分が参加してるわけでもないのに“あたらしい山をつくろう”タグをちゃっかりつけるこの図々しさよ） おいらは無料会員だから抽選で当選するその旗を掲げるイベントには応募しなかったのですがね。 関西から来られたらしいそのご家族と少しお話させて頂きました、そして先行して登っていかれましたが、途中で娘さんが体力の限界らしく下山されていきました。 山は逃げないからね、また再挑戦だ。 ※追記：関西方面ではなく香川県のヤマッパーくま蔵さん（https://yamap.co.jp/activity/2231524）でした。 その後また別な下山者とおしゃべり。 下「昨日は平日で金曜日なのに、燕山荘は予約していても布団2枚で3人だったよ…（富士山かよ…）、今日から本格的にお盆突入で人が沢山登ってるから、テン場にテント張れなくても燕山荘泊まりとかは期待しないほうがいいですよ、学生の団体さんいっぱい登って行ったから多分あの人達、燕山荘泊まりだと思う」 オ「たしかに学生の団体さんにたくさん追い越されたわぁ…」 下「お盆ですからねぇ…」 オ「…ですよねぇ…」 朝からガスってて全然展望ないしなぁ（なんの為に重いカメラ持って来てるのか）、山登ってるのにつまらないよ。 うん、これ今回は無理だ…。 とりあえず燕岳日帰りピストンに頭切り替えよ。 ………ぜぇ……ぜぇ………。 ようやく第3ベンチ到着。 ………ぜぇ……ぜぇ………。 燕ピストンとか考えてたけどこれ荷物重すぎて無理じゃね？ 3泊４日のテン泊装備でピストンとか歩荷トレじゃないんだからさ…。 燕のテン場か山荘泊まりだったらこのまま進んで体力0になっても泊まって体力回復して、次の日に備えられるけど、このまま山頂行ってピストンだったら、帰りの体力なくて下山途中Downは目に見えている。 ……せめて合戦小屋まで……あ〜無理無理、自分の体力は自分で分かる。 ここで引き返そ。 …と言う事で道半ばにして下山しました。 いやいや、最後ほんとうにヘロヘロだった。 あそこで引き返してなかったらどうなっていたことやら、危ない危ない。 最後は中坊温泉登山口の「湯原の湯/700円（https://www.nakabusa.com/daytrip/daytrip.html）」で汗を流した。 帰りは日本海経由で岩牡蠣とか食べて帰りたい。 「道の駅　マリンドリーム能生（http://www.marine-dream.net/）」で岩牡蠣と思っていたのですが、時間が時間だったもんでイカの丸焼き（500円）しか食べられなかった…残念。 どこか道の駅でこのまま車中泊して翌朝、新潟市の「万代島鮮魚センター （http://www.sakana-bandai.com/）」で岩牡蠣食べてもいいんですが……今回はいっか。 岩牡蠣は断念して気になっていた長岡市のラーメン屋さんへ行ってみた。 「龍馬軒さん（https://tabelog.com/niigata/A1503/A150301/15011018/）」で醤油煮干しそば（800円）を頂きました。 んじゃ、このまま自宅まで帰ります。 そんでまるっと1日寝ずに帰ってきました。 ↑眠すぎて運転あぶねーよ ◆教訓 1.お盆は混むので調子に乗って3泊4日の重すぎるテン泊装備ではなく身軽なテン泊装備（1泊2日）に。 2.もしくは山小屋予約してぎゅうぎゅう詰めでも山荘泊まりにすべし。 3.テン場が狭い山ではなくテン場が広い山へ行くべし（100張とか）。 4.素直に家でおとなしくしてろ。 いつもながらくどいのに、今回キャプションまで入れたからかなりくどいわぁ。 またもや燕岳はお預けになりましたが、またいつか再チャレンジだ！ さてお盆もまだ始まったばかりだし、どっかの山をお盆期間中に登ってきたいなぁ。