焼岳(新中の湯ルート)

2015.12.30(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 18
休憩時間
1 時間 24
距離
7.7 km
のぼり / くだり
1009 / 913 m
1
4 8
2 33

活動詳細

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今年最後の年末登山は5年ぶりの焼岳を計画した。 5年前の4月には、ホワイトアウトで途中で撤退した苦い経験がある。 8月の時は、快適な登山であった。 結論から言うと、今回の登山は快晴に恵まれ青空の下、今年を締めくくるにふさわしい山行となった。 中の湯旅館に前泊しての余裕の1日であった。 スノーシューを持参したが、「まあ~、いらないか」と考え旅館に置いてきた。 が、この判断は失敗だった。 ツボ足では、今回の雪上は歩きにくかった。 幸いのことに、4人の先行グループがしっかり、踏み後をつけてくれていた。 「トレース泥棒」の気分であったが、まあ~助かった。 鞍部で、先行グループの人と会話した折、笑いながら「入山料を頂きます」と冷やかされたが… 下堀沢分岐から鞍部までの距離は長く感じた。 涸沢もそうだけど、目標が見えているのに、なかなか着かないのは、辛いものがある。 途中の霞沢岳の眺望は、なかなか良いものだった。 2年前の5月に徳本峠への山行の折は、途中までしか行かなかったが、一度は登ってみたい山である。 鞍部に近づくと、火山ガスが風に舞って、硫黄の臭気と相まって口を塞ぎながらの登りとなった。 鞍部に到着しても相変わらずの火山ガスで、頂上まで行くかどうか思案したが、先行グループのおばちゃんから、 「行かないともったいない」の一言で、頂上へ行くことに決定。 何だか、軟弱な気分になった。 アイゼンを装着して、頂上に到着したが、360度の大パノラマで、感動ものだった。 9月の前穂高岳の時は、悪天候でつまらない山頂だったが、今回は、そのリベンジとなった。 穂高連峰、乗鞍など、今年は雪が少ない山々の眺望ではあった。 コーヒーを飲んだ位で下山開始。 ひたすら、来た道を戻ったが、所々でテント泊の登山者に会った。 いつも感じるが、やたら勝手に幕営するのも困ったものだ。 上高地も春先は、登山者の排泄物処理で困っていると、管理者から聞かされたことがある。 お互いに、登山者のマナーとして注意したいものだ。

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