小辺路を一部さっさと歩く予定がロングに。

2018.08.14(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 49
休憩時間
23
距離
43.4 km
のぼり / くだり
3105 / 3106 m
10
9
16
1 9
19
25
15
19
16
16
7

活動詳細

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夏休みに小辺路を少し歩いてみようと調べると、休日は15:35に護摩壇山から高野山に戻るバス便があり、朝高野山を出て小辺路で伯母子岳迄行きそこから護摩壇山まで縦走するコースを考えました。しかし、当日は平日ダイヤということで11:05のバスしかなくそれでは厳しいなと目的地を荒神岳に変更。 高野山から荒神岳を歩くだけならあっと言うまに終わりそうなので、大股迄行って川原樋川沿いに立里に抜ける道を通り南東方面から登ることにしました。 大股迄は順調なペース。順調過ぎてここで飲み物購入しなかったことで後々大変な目に。 平家の里にも寄りまだ余裕あり。 川原樋川沿いの道は通行止になっていましたが、歩きは行けるやろとあまり気にせず進みます。 この辺からなかなか行程が進まないことが気になり出します。確かに山は道が真っ直ぐですが、林道はクネクネ曲がって前に行きません。(当たり前) そこそこ進んだところで、一つ目の大崩落現場に遭遇。そのまま進めそうになく、ここから戻るのも辛いなぁ、と上から巻いていきますが、かなり登ってやっとこさ通過。下りる際も気が抜けません。 更に進むと二つ目の大崩落現場。これは上に登ろうにも岩が崩れて断念。ここから戻るのもこれまた大変。進めば何とかなると、川原樋川に下りることにします。ただ、これもかなり急でなんとか川原に。 この時点で11:50荒神社発高野山行きのバスは諦め、 確か15時位ののバスがあったからそれにしようと、急ぐことは止め、てくてく川を上ります。途中何ヵ所か水に入りましたが、割りと楽に渡れました。ただ、水は余りきれいではありませんでした。 さて、上がって行く予定の沢になんとかたどり着きましたが、大きな滝が行く手を阻みます。滝には癒されましたが、それ以上に上に出るのが大変。何とか手前から巻いて上りました。上がってから奥に沢もあったことに気付きました。 そこから、ひたすら沢沿いに登って行きます。地図を見ると、関電の発電施設を過ぎた辺りで尾根伝いに荒神岳まで登って行く道があるはずなんですが、それらしきものがありません。あたりをつけて登って行くと荷物用のリフトが尾根伝いに上がって行ってるのを見つけリフト沿いをひたすら上がります。 この辺りで問題が3つ。①電池無くなる。充電しながら歩きますが、機種が古いこともあり電池消費が激しく、また、GPSも不安定で現在地が不明確。②水不足 急な登り下りの連続で水消費も激しく、万が一も考え予備を残すとかなり節制ペースでしか水飲めず。大股で買っとくべきだったと後悔しても時遅し。栄養補給に残り少ないバランスパワーを食べた時には口の中がパサパサ!一口の水で我慢。③全く道案内の標識もなく、人とも会わずで自分だけが頼り状態。複雑な地形でもなく、尾根には踏み跡もあり、この尾根を進めば荒神岳に着くはずと、地図を頼りにひたすら進む。 荒神岳手前でGPSが作動したときには、ようやく目処がついた、とひと安心。やっとの思いで荒神社に到着しました。お参りを済ませてバス乗り場に行くと、何と高野山行きのバスは14時前には出ていることが判明。かなりくたびれていましたが、更に高野山まで歩いて帰らないといけなくなりました。 荒神社の食堂で昆布うどんとおにぎりで栄養補給。水、お茶もがぶ飲みして水も分けて頂きました。 気分も入れ替え、小辺路へ戻り高野山に帰りつきました。まさか復路も小辺路を使うとは思いませんでした。 サクッと小辺路体験する予定が、結局、万歩計では66千歩、50キロとへとへとの一日でした。 後で聞くと川原樋川沿いのルートは崩落激しく復旧未定どころか、お金もないしで再建することもないかも、らしいです。ということで、このルートから荒神岳へ向かうことはかなり厳しく危険でもあり、止めたほうが良いです。

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