会津磐梯山（渋谷ルート）

磐梯山の6登山口でも1・2を争うマイナールート渋谷登山口を今回は選びました。 登山口はすでに廃業になったスキー場ファミリースノーパークばんだい×2にあります。 遅めに行ったのですが駐車場は5〜6台ぐらいしか停まっておらず、この時点でマイナー感ありすぎ。 ちなみにこの渋谷登山口と川上登山口はおそらく熊出没する。 なので熊鈴は必須です。 スキー場入り口に入山届けの箱があります。 作業車用の道でゲレンデを登って行きます。 その後はゆるい林道歩きが続きます。 けっこう歩いてようやく本格的に登山口の標識が出現します。 マイナールートとはいえ、登山道は草の刈り払いがしっかりとされておりますので、藪漕ぎということはありませんし目印のテープも多く迷うことはなさそうです。 沢沿いを歩くので途中数カ所ぐちょぐちょになっている場所もあります。 沼の平へ出る前は少し急登。 ロングルートで歩いているのでこの辺で急登が出てくるとちょっとツライ。 しかも登山道が狭い部分や崩落箇所もあるので気は抜けません。 沼の平へ出てしまえば、あとは楽です。 ※霧やもやが出ているときには沼の平は道迷いしやすいと思われますので、注意が必要。 磐梯山登山の人気コース猪苗代スキー場登山口から登ってくる道と合流。 いやーこのルートまったく人に出合う事無くここまで来たわー。 ここからようやく登山者とすれ違う事になります。 ではさっそく山小屋を目指します。 途中川上登山口ルートとも合流（川上登山口もマイナールート） 弘法清水のところから残り500mの登山道が一番キツイ。 何度登ってもここは最後の急登だからツライなぁ。 ちなみにここは多くの登山者で往来が激しいので、道の譲り合いは必須です。 ようやく山頂到着。 登山口からだいたい4時間ぐらいで到着です。 展望に期待したのですが、ガスが……。 しばらくガスが晴れるのを待っていたのですが、あきらめて下山。 小屋の近くでお昼。 今日はバジルスパゲティとビーフシチュー。 山小屋で登山バッヂも買いました。 バンダイクワガタという磐梯山の固有種の花が描かれています。 この時点で午後2時。 下山にはけっこうギリギリの時間。 下山は来た道をそのままピストン。 登りではあまり気にならなかったのですが、下山時の急登部分は危険。 なぜなら刈り払いされた熊笹が登山道にそのまま残されているのですが、うっかり気を抜くとその笹で足を滑らせて転びそうになる。 慎重に慎重に。 熊に会う恐れもあるので盛大に熊鈴鳴らしながら先を急ぎます（笑） スキー場に出た頃は午後4時でした。 帰りは2時間でしたね。 森林浴も楽しめるこのコースですが、ソロ登山はあまりお勧めしません。 こちらから登る人が極端に少ないので、なにかのハプニングが起きても助けてもらえない可能性が高いです。 行かれる方は気をつけてください。