平ヶ岳 鷹ノ巣ルート

テント泊登山およびそれに向けたトレーニングで体調が上々ですので、今のうちにどこか難易度の高い山を登っておきたいと考えていたところ、平ヶ岳が晴天かつ気温も低めな最高のコンディションの予報でしたので、いつものように車中泊を駆使して行ってきました。 スタートの痩せ尾根が最大の難関で、かなりの急登が続きますが、台倉山を越えると殆ど平らな木道が続き、ここで体力を回復できます。池の岳への急登が最後の関門で、ここを越えるとあとは楽園が広がります。真っ青な空が鏡のように映り込む池塘群を眺めながら緩やかに山頂へ登ると、周囲全てを名山に囲まれた雄大な眺めが歓迎してくれます。今日は、富士山までも見えました。ここで、山のエキスパートの皆さんと、あの山は何々山だ、あの山は素晴らしいのでぜひ登ったほうが良い、などと談笑しました。玉子石は、往復で一時間ほどかかるので、好みで。なにせ下りが四時間かかる長丁場です。 今回は往復20キロで累積標高差1700mという結果でしたが、他の山で例えると、大朝日岳を古寺ルートで上がり、中岳に寄り道しつつ鳥原山経由で降りるのが近いかと思います。日帰り最難関という響きで敬遠されている方はご参考に。