初めての、北アルプステント泊

前日 沢渡駐車場、車中泊 数日お風呂に入れないので、駐車場前の　ともしび　露天風呂で300円でスッキリ。 1日目 はじめての、涸沢カール 山登りを始めて、2カ月目少し早いと思ったが、来年まで待てない！との思いが強くやって来ました。 沢渡駐車場から、バスで上高地まで。ワクワクです。 上高地から、明神 徳沢 横尾と歩き本谷橋から登り始めた途端にペースダウン 15キロのザック担いで近所の低山で練習しましたが、食料や水、ビールを入れるとザックが20キロに、横尾まで平地だけど4時間歩くと疲れましたｗ。本谷橋以降は、休憩を多くとりながらやっとのことで、涸沢カールへ到着です。お約束の生ビールとおでん 1500円なり。テント場確保して座ったら、腿が左右つりだした。痛い、漢方薬を飲んで少し落ち着いたのでテント設営、しかし、くたくたで張り綱張れないで、テントでしばらく充電。 これだけ疲れていたら、明日登れるのか心配になる。 2日目　涸沢カールから奥穂高岳山頂へ パノラマコースからザイデングラート取付へ、急登な岩場を3点確保で登る。帰りは下りられないんじゃない？と思いましたがとにかく進みました。やっとのことで白出のコルへ到着。いよいよ山荘からの急登、下をなるべく見ないように登ります。でも、見てしまい、もし落ちたらと、ぞーっとする。いざ下りですが、案外高所感も無く下る事ができました。 涸沢ヒュッテまで戻り、ご褒美の生ビールとおでん。合席で一緒になった、方々との山宴会は、楽しかったです。 明日は、北穂です。ゆっくり休んで、明日に備えます。 3日目　涸沢カールから北穂高岳山頂へ 起床から、身体が怠く気分も乗らない。朝食を取りながら北穂へ上るか止めるか迷っていた。昨日、奥穂高にザイデングラートを通って登ったんなら大丈夫と皆さんに言われた事を思い出し、せっかく来たのだからと登る事にしました。北穂高岳は、直登で階段状にしてくれているけど後ろにひっくり返りそうで怖くて立って登れない。又、高度感もあり私には、レベルが高く危険箇所が多過ぎました。登りの途中、山岳救助隊の方にヘリが来るのでと10分程その場から動かない様に指示あり。暫くしてヘリが到着、下の方で人が包まれて目の前でヘリで引き上げられていきまた。救助隊の方に聞くと左へ回り込む鎖場からもう少し上へ行ったところから下山中に滑落したそうで、ヘルメット未装着で亡くなられたそうです。山は、怖い。足が震えました。怖い気持ちのまま進み、登頂 そこは、360度見渡せて素晴らしい景色だった！北穂高岳の下りは、滑りやすく傾斜がキツイのでより慎重に下山しました。明日は、涸沢を離れ、上高地まで6時間 頑張らねば。 4日目 朝、風が少し強く吹きテント撤収時テントを飛ばされないように抑えたりしたので、ポールが少し曲がってしまいました。低地でキャンプしてる時には、ポールが折れる事なんか無いやろうと思ってましたが、山は、別世界に変貌する場所なんだと感じました。 上高地に向けて、出発。行きかう方々とあいさつを交わしながらの下山。上高地に到着、体臭を気にしながら、観光客にい紛れてレストランで食事。沢渡駐車場に戻り、前出の露天風呂で汗を流し帰路につきました。 何人かの方々と、山の話等多くの思い出が作る事の出来た山行でした。