活動データ
タイム
14:50
距離
20.7km
のぼり
1762m
くだり
1761m
活動詳細
すべて見る異例のコースを辿った 迷走台風の 影響が落ち着く足尾、中倉山尾根を庚申山へと歩いて来ました、メインは途中のオロ山北台地の散策、水場の確認、テン泊。 銀山平にクルマをとめて、晴天の中 ちょっと遅めの8時近く出発 船石峠へ向かってつづら折りの舗装路を 上がる。 30分ほどて船石駐車場に着いた、すすでに数台のクルマがある。 備前山への登山口でもある広場には仮設トイレもある。きっとこの備前山とのコルは旧船石部落の中心だったに違いない、車道は後から出来たのだから。 船石駐車場から足尾側へ下った直ぐの 左側斜面を登る、地形は部落跡らしく 段々を作る、古い石塔と祠の側を通り 部落はずれの足尾側コルを目指す、部落内は ケモノ道が走り 比較的歩きやすい。 やがてケモノ道はコルから谷型を下り 水が流れる沢になると 仁田元沢手前で堰堤を越える。 仁田元沢は平水なら飛び石で越えられる、 すぐ上の銅親水公園からの林道に出た。 土曜だと言うのに 船石峠を経由して 遅いのでハイカーは誰もいない、林道を 上ると直ぐ右手に中倉山登山口が見える、 ピンクのマーカーが目印 ここからの登山道はわかりやすいが しばらくはつづら折りの急登を登る、直ぐに 下山のハイカーとすれ違う この先の登山道に蜂の巣が落ちてる、刺された人がいるので 注意してくださいとのこと。お礼を言い 先を急ぐ やがて道は尾根線に上がりそこで 小休止。 そこからは尾根を上がり 笹が出てくると あった、蜂の巣だ黄色いスズメバチが群がってる😨 蜂の巣を見ながら笹の中を遠巻きに歩く 一緒に歩く相方は2度刺されてるので 今度刺されたらアナフィラキシーでだめでしょう なんて言っている。冗談を言っている 場合じゃぁないでしょうと返す。 登山道は二手に別れ右手を行く、トラバース気味に行くと松木側に出て視界が開けた(^_^) そこからはザレ気味の尾根を登ると直ぐ 中倉山。いい天気だ、遠くに薄っすら富士山も見える、松木沢を覗き込むと相変わらず 足がすくむ・・・ 山頂をちょっと過ぎたところでお昼にする。 眺めの良い尾根が続く、孤高のブナを過ぎ 沢入山を越えたオロ山との間を台地の方へ トラバース道があると言うが、道標がある訳がなく これと思うシカ道を右手に進む。 シカ道を行くと下側からウメコバ源頭の 水音が聞こえる。 きっとこの下100メートル ほどの所には きりんこさんや きたっちさんの写真に有った苔生す沢があるはず。 目的はテン泊用の水の確保なので、きたっちさんが見つけた水場を目指す。スマホ地図と 地形を考えつつ しばらく歩いた所に水場はあった。 笹に囲まれた水場はちょっと 水は細いが湧き出して直ぐなので安心だ(^_^) 浄水器のストローをロートがわりにセット 水を汲み、小休止。 動物達も水場を利用するだろうと踏み跡を 探すと湧き出し口の上側から台地の方え延びていた。 ちょっと深い笹原を足元の踏み跡を見ながら漕ぐ、クラリスはトンネルのなかを来る、それでも ときに踏み跡はあやしくなり笹をかき分けかき分け漕ぎ漕ぎ、相方には藪漕ぎもあるカモと話していたが、現実に なってしまった。(^_^) 笹薮の薄い所にはシカの寝床があちこちに、きっとオロ北はシカの楽園だ。 まもなく樺の林になりその先が開ける、オロ北台地先端だ、オロ山より見るだけの 不思議な台地? ようやく来た、思ったとおり名手様、皇海山か見えそこから延びる 国境平、カモシカ平も手に取る様にそして三俣山へと延びる、その先には錫ヶ岳、白根山。 台地先端は遠くから見えるように灌木が少なく、笹も短くて見晴らしが凄ブル良い、 と言う事は風当たりもよいと言うこと。 幸いに今日は風がなくテン泊日和、 早々にテントを張り 夕食の準備、ちょっと早いが外でご飯を食べた。久しぶりに ゆっくりし相方との話しもはずむ。 オロ北でのサンセットは素晴らしかった 刻々と景色が変わり 感動、そして ありがとうm(_ _)m 日が沈むと にわかに寒くなる、ダウンを 持って来てよかった、エアーマットは持って来たが寝袋はSOLエマージェンシープロだけ なので全ての衣類を着込む。 寝袋に入りクラリスを懐に抱えると眠りに落ちた。 キーン 鹿の鳴き声に目を覚ます、直ぐそばで泣いている、隣で寝ている相方が ゴソゴソ、冷え込んで来てトイレが近い。 外から帰ってきて「寒っ」 そうとう冷え込んでるらしい、時間はまだ 日付を越えない そうなると眠れない(T_T) 相方、再びトイレ🚻 眠れないようだ、 ホッカイロがありますけど? ワンコを抱いてないぶん寒いんだなー 朝方は風が出てさらに冷え込んだ、 さらに何度もシカが鳴いた、寝られなかった。 テントだからまだ良いが夏だからと言って タープじゃなくてよかった。何も無い野宿なら低体温で遭難だよー そんな訳で日の出は見なかった、朝方に グーグー寝てた(笑) 目が覚めたのは6時半近く、すっかり風もおさまり 再び登山日和、朝食の用意をしていると ゴソゴソ ようやくクラリスがテントから出て来た、若いとはいえ良く寝る物だ 12時間は寝ている、もっとも普段は散歩と 食事のとき以外は寝ているんだから、山へ来ると朝からずーっと歩き、眠くなるよなー(笑) テントを片付けオロ北を出発したのが 9時過ぎ、帰りは西側を歩きオロ山には登らず、トラバース道て庚申山を目指した。 主尾根に上がると庚申山までは笹薮、ザレ などあるが主に北西側が歩きやすい。 尾根には多少マーカーがあるが、ルートを 確認しながら歩く、庚申山を登り始めて 間もなく前方から男性ハイカーが来る、 間違えて庚申山を降りて来たと思い、 「何方まで?」と聞くと中倉山を経て銅親水公園へ 帰るとのこと、昨日は安蘇沢林道から大平山にのぼり、黒檜岳、三俣山、国境平泊、 皇海山、鋸山をへて庚申山を下ってきたそうだ。😱 中倉山から石塔尾根を公園へ真っすぐ尾根の下りを聞かれたが、下りでの 利用は危険と 中倉山からは右側の上久保への下山を勧めたのだが・・・ 間もなく庚申山に到着、ここ山頂は皇海山頂と同じくあまり眺望がない、庚申山荘からの上りはあんなに変化があり美しいのに。 昨年から庚申山荘に訪れるのは4度目 今日は日曜日なので管理人が居られたので 声を掛ける、以前は平日なのだが 玄関が閉まっていたので、確認の為に戸締りを聞く、 平日も戸締りはせず開放されてるとのこと。 入口は2枚引戸だが右側は重いのだが、左側は開くと言うのだが・・・ 山荘でかじか荘の温泉がキャンプ場との 利用時間の都合で一般は4時半までだとのことで先を急ぐ。 一の鳥居を経て銀山平に着いたのが4時、 ちょっと 遅かった、お風呂に入っても慌ただしいので水沼温泉に行くことにした。 恵まれた好天の中、オロ北台地にテン泊 出来たことを喜び、幸せでした。 ありがとう 🤗
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