活動データ
タイム
04:53
距離
6.5km
のぼり
1093m
くだり
1239m
活動詳細
すべて見る釣り好きで水辺が行動範囲の後輩 私の前で有明山に登ってみたいと一言 地元を代表する山 朝に夕に仰ぎ見ている山 一度は登っておきたいと ならば気が変わる前に天気の良いうちに 行ってきました有明山! 有明山 標高2,268m 日本二百名山 別名信濃富士 安曇野から望む台形の山体が富士山の様な山 常念山系前衛の山 有明山神社の御神体で山岳信仰の霊山 車二台で表参道を登り裏(中房)参道で下山の予定 表参道は行者道 歩いてみたかった道なのでとても楽しみ! 有明荘第3駐車場で後輩と待ち合わせ 平日夜明け前だけど五割位の駐車車両🚗 表参道登山口へ下る際にもすれ違う車両が多数 流石は人気の登山口 中房温泉登山口の利用は早めの行動がお勧めです 表参道登山口脇に駐車し歩き出し🚶 少し荒れた舗装の林道を歩くとちょっとした広場に 車数台分の駐車スペースがありました ここからが本格的な登山道 暫くは神域らしい巨木が立ち並ぶ緩やかな道 黒川沢沿いにゆるゆると登ります ピンクテープにペンキマークもあり迷う心配はなし 最近地元氏子が登拝しているので整備されています 軽快に歩き進み妙見の滝へ 巨大な岩肌を水が滴り落ちる静かな滝でした 妙見の滝を過ぎ更に沢を遡上する様に登る 谷が狭まり沢の両側は垂直な壁の様相 沢を塞ぐ巨岩の脇を抜け高巻き道を進むと白河滝へ こちらも巨大な岩肌を滑り落ちる様に流れる滝 風光明媚ですが修行にはちょっと穏やかな感じ 白河滝から先は表参道の核心部 行者道の名に偽らない修験の道 いきなり壁の様な草の茂った崖の急登💦 急傾斜の場所には鎖やロープが設置されていました 北アルプス三大急登を凌ぐ急傾斜が続きます💧 スマホGPSが不調で途中まで記録がありません… 同じ機種(TORQUE)の後輩も同様の症状 何かの障害だったか? 白河滝過ぎた辺りで復活しました 表参道登山口の標高は約850m 登山口発6時頃 白河滝着7時半頃です 急傾斜をひたすら登り 石門をくぐり 石碑を脇目に更に登り 雰囲気変わって笹原になり 樹の間から本家富士山をチラッと拝み 馬羅尾沢コースとの合流点の落合に到着 ちょっと休憩します☕ この先山頂まで約1km位なのにCTが2時間のルート なので難路に備えてしっかり目に休憩🍌 落合から先は梯子にロープに急傾斜の連続 大変だけど時折展望が開ける場所もあり楽しい 飽きることなく登り続け気が付くと銀の鳥居が! 有明山名物の避雷針を兼ねた銀の鳥居 そして有明山神社の小さな社 有明山北岳に登頂です ここまで体力勝負の修行の道 危険な道ではないし迷う心配もないけど難路でした 森林限界を超えない山頂だけど眺めは良好 東側が開け眼下に安曇野が広がる 遠くは頸城山塊から美ヶ原までが一望に 北アルプスは燕岳が望め燕山荘も目視できました 有明山は北岳・中岳・南岳のスリーピークス 最高地点は三角点のある北岳 それぞれに有明山神社の社 全て参拝したいので縦走へ 縦走路は少し藪が濃く歩き難いので要注意です 先ずは中岳 標高は北岳よりやや低く2,254m位か? 社は鐘付き 北アルプスの展望が良く表銀座縦走路が一望に この先南岳まではかなり藪が濃いです 南岳は標高2,248m 木々に囲まれた山頂からの展望は頸城山塊方面のみ 眺めは今一ですが達成感は得られます ちょっと早いけど北岳まで戻り昼食に 中房コースからの登山者四名とお会いしました 表参道・馬羅尾沢コースからの登山者は私達だけ 帰路は裏参道で有明荘登山口へ下山 こちらも急傾斜ですが表参道よりは歩きやすい 一部ザレて滑りやすいけどほぼ土と落ち葉の道 膝に優しく下れます 危険個所にはロープや梯子が整備されていています ピークハント目的ならこちらからが断然お勧め 順調に下り無事に下山しました 初の有明山表参道登山、ロープに鎖に梯子が続く難路でしたが、その分登り応え十分で登頂の達成感が大きかったです! 行者道としての雰囲気も良く、見応えのある滝もあり、ほぼ樹林帯の中を歩くことになりますが、飽きることなく歩けました🚶 ピークハントだけを目的としない方は、是非とも表参道を歩いてみてください。 ただ、表参道を下るのは、ちょっとスリリングですね💧 後輩の感想は、念願叶い達成感十分だけど、後数年は登らなくても良いかな…でした(笑) 本当は馬羅尾沢コースを歩きたかったみたいだけど、当分は遠慮したいそうなので、いずれ独りでも挑んでみたいと思います。 裏参道、山と高原地図だと馬羅尾沢コースがそれとされていますが、地元民は中房コースを裏参道と呼んでいました。
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