ラッセル地獄で撤退の大辻山(立山町)

2016.01.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 6
休憩時間
1 時間 14
距離
10.3 km
のぼり / くだり
528 / 529 m
5
2
10
1 47
52
27
1 26
10
1
6

活動詳細

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【アクセス】  駐車した国立立山青少年自然の家まではきれいに除雪してあり、凍結もしていませんでした。 【お天気】  曇〜晴 【感想/記録】  お正月の三箇日はお天気が良かったもののうっかりしていて、お山には行けず。3連休にはどこかへ行きたいと思っていましたが、暖冬で雪不足のスキー場は雪不足でゴンドラ、リフトが動いていない部分があり、ゴンドラ、リフトを使う乗鞍岳や唐松岳はちょっと厳しそう。どこへ行こうかと迷った結果、前回立山連峰の素晴らしい眺望が得られた大辻山へ行くことに。  今日の朝は雨でお昼前頃からお天気が回復という予報だっので早出せず、駐車場のある国立立山青少年自然から出発したのは9時45分頃でした。除雪していない林道に入ると、3連休の初日なのに今日はトレースがありません。お天気は回復傾向で徐々に青空も広がり眺望にも期待が持てました。最初はつぼ足で車の轍を進んで行きましたが、途中から雪が多くなるとワカンを付けて歩きました。積雪が増えてくるとちょっとしたラッセルとなり、林道は距離が長いので体力を奪われます。  2時間半近くかかってようやく登山口に到着するも、このペースでは明るい内に戻れない計算。なによりラッセルで体力を消耗したのでもう頂上はあきらめ、行けるところまで行ってみようと思いました。登山道の最初は樹の枝や藪に邪魔されながら斜面を登るため、なかなかペースが上がりません。ようやく大辻2の看板を過ぎ次の大辻3を目指すものの、午後1時近くとなったのでタイムリミットとなり、標高1,000メートル付近で昼食として残念ながらここで撤退しました。  帰りは下りのため登山口までは早く降りられましたが、林道に入ると自分のトレースがあるため、ラッセルは少し楽になりましたが、それでも足が重く結構大変でした。林道が終わってワカンを外すと、ワカンにガッツリと雪団子が付いており、鉄アレイのように重くなっていました (´Д`)。足への負担が増したわけです。今回は登山口から僅かに上っただけで撤退という、2016年の初登山としては少々残念な結果で、久々に足が筋肉痛になりそうです。でも今回のラッセル地獄が良いトレーニングになったと思えば悔しくないかも(苦笑)。 【注意点】  今日のウェアは半袖シャツ、長袖ハーフジップシャツ、やや薄手のジャケットの上にアウターを着ました。最初からジッパーを全開にしていきましたが、林道は風が無く暑くて結局途中でアウターを脱いで、最後までこのままでした。前回はスノーシュー持って行ったものの結局使わなかったで、今回はワカンにしましたが浮力がちょっと足りず、これがラッセルで体力を消耗した原因だったかも。あと2時間早く出発していたら頂上まで行けたかもと思いましたが、ラッセルを続ける体力は微妙でした。頂上付近はさらに積雪が深くなっていたと思いますので、結局撤退となっていたかもしれません。暖冬で少ない積雪でもトレースが無くては前進するのが大変でしたが、平年並みの積雪だったら登山口まで行くのも困難だったかもしれません。 【コース状況】  林道の最初は積雪が25cm程度、登山口付近の林道は70cm程度でした。コースには赤テープが設置してあるものの、トレースがなかったので迷うポイントがあるかもしれません。

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