花が谷を下る

　梅谷の道は落葉が一面に積もりｶﾞｻｶﾞｻという足音が心地よかったですが、あまりにも落葉の量が多すぎて足をとられることもありました。 　帰りはｹｰﾌﾞﾙ駅からﾄﾚｲﾙNo73-3を経て花が谷に下り、石鳥居から雲母坂へ。 　ところで現在叡山ｹｰﾌﾞﾙは運休中ですが、大正14年の開業以来初めての大規模改修が行われているそうです。 　ケーブルカーは２台の車両を井戸のつるべ落としのように鋼鉄のロープで結び、山上の巻き上げ機を使って動き、車両の片方を引き上げれば片方は降りる仕組みです。 　改修されるのは山上のケーブル比叡駅にある運転装置で、従来は社員が車両を目視しながらハンドルを操り、アクセルとブレーキを操作していたのを改修後はボタンを押すだけで運転できるそうです。３月中旬までの冬季休業期間中に工事は終わるとのことです。