白髪岳は⭐️3つの山であった。

2018.09.02(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 58
休憩時間
47
距離
12.1 km
のぼり / くだり
854 / 855 m
49
10
33
55
1 48

活動詳細

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未踏の山。 どちらかと言うと真冬に霧氷やシモバシラソウでSNSを賑わす山という印象である。 冬の訪問に備えてルートの確認が本日の目的。 人吉市内に到着時点でまだ小雨模、登山口までの道のりも一部未舗装道路もありなかなか遠い、登山口到着時点でガス模様。登山前のテンションは⤵︎であった。 入山直後から良い意味で全てを裏切ってくれた😊⤴︎ 花は少ないが、ブナ、ヒメシャラ、モミ、サワグルミなどの植生豊かな原生林が続く。歩いているだけで自然と独り言が漏れる。「素晴らしい」と何度言葉が呟いたであろうか。 減点を与えるとするならば、「マムシ注意」の大きな標識が3度出現。その都度、まー君の事が頭を過ぎって自然と視線が下に向く事くらいであろうか。 頂上手前で樹林帯は終わり、視界が開ける。テン場に出来そうな場所もチラホラ。近い将来のテン泊をイメージしながら歩いているとまず山頂標識が見えた。その向こうには雲海の上に霧島連山が堂々と顔を出している。 急にその姿が現れた時には「うひょー❗️」であった。 勿論、脊梁山地、市房山登山時に何度も霧島連山は拝んでいたが、やはり此処は近い。 霧島連山の眺望には特等席である。 次は国見山を目指す。ルートははっきりしていないが、霧島連山側を対面にしながらやや左側の尾根沿いを下ればピークに導いてくれるはず。当初尾根幅は広いが次第に尾根は狭まりルートを迷う事はないが、山頂直下はこの時期、植生の勢いが凄まじくルートを塞いでひと苦労。おまけに数時間前までの雨のお陰で全身ビッチョリ💦 国見山到着。眺望無し(ピークハントを目的としない方は行く必要は、、、) 陀来水岳向かう。最短距離を進もうと白髪山頂に戻らず標高を一定にしながらトラバースを試みたがこれが大失敗😅 経年による土砂崩壊からyamapの地図と地形が異なる為、結局頂上近辺までルート修正を余儀なくする事となった。 白髪岳山頂直下からの稜線歩きは極上そのものである。こちらもテン泊⛺️できそうな素晴らしいロケーションが各所に点在していた。 1ピーク越えると様相は一変した😅。画像43〜44枚目の通り、藪漕ぎ地獄が30分ほど続いた。(許されるならば私が草刈機で刈りたいくらいだ) 陀来水岳の取付に到着。山頂までは10分掛からずに到着した。こちらも眺望は一切臨めない。(軌跡も表示されていない?) 藪漕ぎに心折れ、本日は林道経由で登山口へ戻る事にしたが、数々の新しい発見に体力的な疲労はいつもと比べると少ないものの充実度の高い山行となった。 以降、人吉温泉♨️(翠嵐楼)へ立ち寄り湯後、天琴ラーメンにて焼きにんにくチャーシュー麺🍜を食し、帰路に着いた。 ≪追記≫ (1)初心者の方でも白髪岳までのピストン登山は標高差も無くかつ急登もないのでお勧めな山である。未踏の方には是非一度足を運んで欲しい。 (2)九州百名山地図帳のリストからは外れているが、改版されるならば再度リスト入りして欲しい山である。

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