石造遺物ハイキング第17弾 南田原から白庭台(の一部)

2018.09.05(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 40
休憩時間
5
距離
10.6 km
のぼり / くだり
335 / 261 m
2 15
1 19
23
23

活動詳細

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すごい台風でしたね。皆様方は被害はなかったでしょうか。我が家は無事でしたが、お隣の軒のプラ板が私が見ている瞬間に飛んでいってしまった。動画で撮ってYoutubeにアップしたら良かったと思ったけれど、すでに飛んでいった後でした。「飛んでイスタンブール」とつぶやくぐらいが関の山。あまり馬鹿なことを言っているとお隣にしかられるので、歩きに出かけました。 帰りにニギハヤヒ墳墓跡に寄ろうと思ったのですが、白庭台から登ったことがないんですね。稜線を伝って行ったことがあるので場所は知っていますから、地図を見てこの道なら行けるはずと見当を付けて行って見たら通行禁止ではないですか。1つ北の道から登るべきだったのですが、引き返すのもしゃくなので白庭台の町を「登れるところは無いかいな」と歩いても登り口が無く、結局よく知っている生駒市総合公園から往復してしまいました。またもや馬鹿をやってしまっています。 説明に出てくる数字は例によって「石造遺物調査報告書」の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

矢田丘陵・法隆寺 南田原の交差点から出発です。この交差点が、東生駒川(大和川水系)と、天の川(淀川水系)の分水界というのは面白い。
南田原の交差点から出発です。この交差点が、東生駒川(大和川水系)と、天の川(淀川水系)の分水界というのは面白い。
矢田丘陵・法隆寺 すぐに住吉神社です。お松の宮と呼ばれています。
すぐに住吉神社です。お松の宮と呼ばれています。
矢田丘陵・法隆寺 あれ、通行禁止だ。どういうことでしょう。仕方がないので、手持ちの写真で遺物紹介してごまかすことにします。
あれ、通行禁止だ。どういうことでしょう。仕方がないので、手持ちの写真で遺物紹介してごまかすことにします。
矢田丘陵・法隆寺 右の狛犬(234)
右の狛犬(234)
矢田丘陵・法隆寺 左の狛犬(235)
左の狛犬(235)
矢田丘陵・法隆寺 手水鉢(236)、リストにあるのはこの三点だけです。
手水鉢(236)、リストにあるのはこの三点だけです。
矢田丘陵・法隆寺 鳥居の向かいの広場はお旅所でしょうか。
鳥居の向かいの広場はお旅所でしょうか。
矢田丘陵・法隆寺 野所(ノージョー)墓地に向かいます。気持ちのいい散歩道です。向こうに墓地が見えています。
野所(ノージョー)墓地に向かいます。気持ちのいい散歩道です。向こうに墓地が見えています。
矢田丘陵・法隆寺 墓地入口
墓地入口
矢田丘陵・法隆寺 まずはおきまりの六地蔵様(280)のお出迎え。
まずはおきまりの六地蔵様(280)のお出迎え。
矢田丘陵・法隆寺 反対側には珍しい自然石彫込六地蔵(279)
反対側には珍しい自然石彫込六地蔵(279)
矢田丘陵・法隆寺 無縁墓群には舟形宝塔や舟形五輪塔がありますが同定不可能。
無縁墓群には舟形宝塔や舟形五輪塔がありますが同定不可能。
矢田丘陵・法隆寺 お堂の中には阿弥陀様(278)と前机(283)
お堂の中には阿弥陀様(278)と前机(283)
矢田丘陵・法隆寺 方位盤に変身していますが、元は棺台(282)です。棺を墓地に持ち込むことはなくなったので、新しい役割が与えられたようです。
方位盤に変身していますが、元は棺台(282)です。棺を墓地に持ち込むことはなくなったので、新しい役割が与えられたようです。
矢田丘陵・法隆寺 墓地の北では木がへし折られています。
墓地の北では木がへし折られています。
矢田丘陵・法隆寺 舟形石碑が倒されています。
舟形石碑が倒されています。
矢田丘陵・法隆寺 ここでも・・・
ここでも・・・
矢田丘陵・法隆寺 野所の森へ向かいますが、入口がわかりにくい。左は広場になっていて軽トラが停まっていました。
野所の森へ向かいますが、入口がわかりにくい。左は広場になっていて軽トラが停まっていました。
矢田丘陵・法隆寺 ここは「風景(272)」という記載で特定遺物指定がありません。
ここは「風景(272)」という記載で特定遺物指定がありません。
矢田丘陵・法隆寺 お堂の中の地蔵様
お堂の中の地蔵様
矢田丘陵・法隆寺 星ヶ森に向かいます。こんな所を登ります。もう少し東にも登れるところがあります。
星ヶ森に向かいます。こんな所を登ります。もう少し東にも登れるところがあります。
矢田丘陵・法隆寺 登ると畑の風景、先ほど墓地へ向かった道が見えています。遠くには生駒山。
登ると畑の風景、先ほど墓地へ向かった道が見えています。遠くには生駒山。
矢田丘陵・法隆寺 畑の東端の林の中です。風景(248)がリストにあげてあります。
畑の東端の林の中です。風景(248)がリストにあげてあります。
矢田丘陵・法隆寺 これは何でしょう。珍しいモニュメントです。
これは何でしょう。珍しいモニュメントです。
矢田丘陵・法隆寺 舟形五輪塔(249)
舟形五輪塔(249)
矢田丘陵・法隆寺 六字名号碑(250)
六字名号碑(250)
矢田丘陵・法隆寺 東に下ったのですが、こちらの入口は入りにくいですね。
東に下ったのですが、こちらの入口は入りにくいですね。
矢田丘陵・法隆寺 路傍の地蔵様(247)です。
路傍の地蔵様(247)です。
矢田丘陵・法隆寺 住吉神社のすぐ北まで戻ってきました。稚桜碑という石碑で「昨日まで学びのみちにわが子らといそしみたりし眞少女なるを」という歌が刻まれています。少女の死を悼む歌で、由来を調べたはずなのですが、今見つからない。
住吉神社のすぐ北まで戻ってきました。稚桜碑という石碑で「昨日まで学びのみちにわが子らといそしみたりし眞少女なるを」という歌が刻まれています。少女の死を悼む歌で、由来を調べたはずなのですが、今見つからない。
矢田丘陵・法隆寺 北上して岩屋口バス停まで来ました。巨大な自然石六字名号碑(237)
北上して岩屋口バス停まで来ました。巨大な自然石六字名号碑(237)
矢田丘陵・法隆寺 その右には「小雀輿三郎」なるお相撲さんのお墓があります。壱分の称名寺には小雀庄右衛門がありました。
その右には「小雀輿三郎」なるお相撲さんのお墓があります。壱分の称名寺には小雀庄右衛門がありました。
矢田丘陵・法隆寺 さらに右です。暗いので写りがぼけました。自然石西国三十三所順礼碑(238)
さらに右です。暗いので写りがぼけました。自然石西国三十三所順礼碑(238)
矢田丘陵・法隆寺 岩屋口というのは岩蔵寺入り口と言うことなのでしょうね。参道と思われる道は途中こんな道になります。迂回すればいいのですが・・・
岩屋口というのは岩蔵寺入り口と言うことなのでしょうね。参道と思われる道は途中こんな道になります。迂回すればいいのですが・・・
矢田丘陵・法隆寺 国道バイパスを渡りますがこの奥に名刹があるとはちょっと想像できません。
国道バイパスを渡りますがこの奥に名刹があるとはちょっと想像できません。
矢田丘陵・法隆寺 参道北に立派な施設があります。
参道北に立派な施設があります。
矢田丘陵・法隆寺 自然石に役行者像(244)が刻まれています。
自然石に役行者像(244)が刻まれています。
矢田丘陵・法隆寺 こちらは弘法様(243)
こちらは弘法様(243)
矢田丘陵・法隆寺 岩棚には阿弥陀様(240)
岩棚には阿弥陀様(240)
矢田丘陵・法隆寺 巨岩の岩壁には、しめ縄がまわされています。
巨岩の岩壁には、しめ縄がまわされています。
矢田丘陵・法隆寺 岩壁から水が流れ落ちています。
岩壁から水が流れ落ちています。
矢田丘陵・法隆寺 十三仏種子碑(245)、奈良県で四番目に古いそうです。
十三仏種子碑(245)、奈良県で四番目に古いそうです。
矢田丘陵・法隆寺 その手前に岩があります。何か模様があって足跡に見えます。役行者の足跡(神足石)だそうです。岩の割れ目に木が生えているのが気になります。成長すると岩が壊れそうです。
その手前に岩があります。何か模様があって足跡に見えます。役行者の足跡(神足石)だそうです。岩の割れ目に木が生えているのが気になります。成長すると岩が壊れそうです。
矢田丘陵・法隆寺 これでおしまいではありません。この遙拝所はなんでしょう。
これでおしまいではありません。この遙拝所はなんでしょう。
矢田丘陵・法隆寺 上を見上げると巨岩の上方に丸彫の弥勒菩薩(241)がおられます。望遠で暗いのでぶれてしまいました。三脚がいりますね。
上を見上げると巨岩の上方に丸彫の弥勒菩薩(241)がおられます。望遠で暗いのでぶれてしまいました。三脚がいりますね。
矢田丘陵・法隆寺 長楽寺に回りました。先ほどの岩屋口バス停のすぐ北なのですが・・・
長楽寺に回りました。先ほどの岩屋口バス停のすぐ北なのですが・・・
矢田丘陵・法隆寺 強風で山門の扁額が落ちたようです。壊れなくて幸い。
強風で山門の扁額が落ちたようです。壊れなくて幸い。
矢田丘陵・法隆寺 何様のお堂だったっけ。倒されています。お寺のおばあさまによると「1人では起こせない」と言うことでお手伝いを待っているらしい。
何様のお堂だったっけ。倒されています。お寺のおばあさまによると「1人では起こせない」と言うことでお手伝いを待っているらしい。
矢田丘陵・法隆寺 立派な本堂です。
立派な本堂です。
矢田丘陵・法隆寺 この面白い自然石二尊像の記載がありません。
この面白い自然石二尊像の記載がありません。
矢田丘陵・法隆寺 左の六字名号碑は260。
左の六字名号碑は260。
矢田丘陵・法隆寺 右の2体の尊像は記載無し、左が自然石種子碑(261)。
右の2体の尊像は記載無し、左が自然石種子碑(261)。
矢田丘陵・法隆寺 右が自然石六字名号碑(259)、五輪塔を挟んで左が地蔵菩薩(257)
右が自然石六字名号碑(259)、五輪塔を挟んで左が地蔵菩薩(257)
矢田丘陵・法隆寺 左端の六角柱状の石が無縫塔残欠(256)、中央の奇妙な形が自然石西国三十三所順礼碑(262)、その右の圭頭状碑は西国三十三所順礼碑(263)。
左端の六角柱状の石が無縫塔残欠(256)、中央の奇妙な形が自然石西国三十三所順礼碑(262)、その右の圭頭状碑は西国三十三所順礼碑(263)。
矢田丘陵・法隆寺 北の墓地です。堂ノ前墓地と呼ばれています。六地蔵様(270)。
北の墓地です。堂ノ前墓地と呼ばれています。六地蔵様(270)。
矢田丘陵・法隆寺 お堂には阿弥陀様(269)。
お堂には阿弥陀様(269)。
矢田丘陵・法隆寺 棺台(271)があります。
棺台(271)があります。
矢田丘陵・法隆寺 これらの舟形石碑の判別はつきません。
これらの舟形石碑の判別はつきません。
矢田丘陵・法隆寺 下りにかかると巨大な五輪塔(252)。
下りにかかると巨大な五輪塔(252)。
矢田丘陵・法隆寺 さらに下にはもっと巨大な五輪塔(251)。
さらに下にはもっと巨大な五輪塔(251)。
矢田丘陵・法隆寺 北上して上津鳥見路まで来ました。法薬寺です。新塔堂(シントンド)と呼ばれています。
北上して上津鳥見路まで来ました。法薬寺です。新塔堂(シントンド)と呼ばれています。
矢田丘陵・法隆寺 由来書。
由来書。
矢田丘陵・法隆寺 地蔵様(285)と六字名号碑(286)。
地蔵様(285)と六字名号碑(286)。
矢田丘陵・法隆寺 東へ向かって階段を上がると、切り取られた矢田丘陵の残欠があります。これが稲葉谷。名前からは想像できない姿です。ここから地域は旧上町(かみまち)になります。今は白庭台。
東へ向かって階段を上がると、切り取られた矢田丘陵の残欠があります。これが稲葉谷。名前からは想像できない姿です。ここから地域は旧上町(かみまち)になります。今は白庭台。
矢田丘陵・法隆寺 小丘の南にお堂があります。
小丘の南にお堂があります。
矢田丘陵・法隆寺 お堂内には丸彫の弘法様(287)。
お堂内には丸彫の弘法様(287)。
矢田丘陵・法隆寺 裏山には少し高いところに磨崖の役行者様(288)。
裏山には少し高いところに磨崖の役行者様(288)。
矢田丘陵・法隆寺 東へ進むとお堂があります。
東へ進むとお堂があります。
矢田丘陵・法隆寺 享保西国順礼碑だそうです。
享保西国順礼碑だそうです。
矢田丘陵・法隆寺 少し道をはずれて北の池脇へ回りました。長脛彦本拠地の碑です。
少し道をはずれて北の池脇へ回りました。長脛彦本拠地の碑です。
矢田丘陵・法隆寺 池北の集会所の庭先には鳥見白庭山の石碑、長脛彦の本拠地です。
池北の集会所の庭先には鳥見白庭山の石碑、長脛彦の本拠地です。
矢田丘陵・法隆寺 さらに北へ進んで白谷墓地、この六地蔵は新しいようです。
さらに北へ進んで白谷墓地、この六地蔵は新しいようです。
矢田丘陵・法隆寺 自然石西国33所順礼碑(180)と舟形順礼供養碑(181)。
自然石西国33所順礼碑(180)と舟形順礼供養碑(181)。
矢田丘陵・法隆寺 地蔵菩薩(179)。
地蔵菩薩(179)。
矢田丘陵・法隆寺 棺台(182)。
棺台(182)。
矢田丘陵・法隆寺 住宅地の遊歩道を通ります。朝の予定ではこの北の公園で室戸台風殉難碑を訪問するつもりでしたが忘れました。昨日の台風の後でいい機会だったのですがまたの機会に・・・
住宅地の遊歩道を通ります。朝の予定ではこの北の公園で室戸台風殉難碑を訪問するつもりでしたが忘れました。昨日の台風の後でいい機会だったのですがまたの機会に・・・
矢田丘陵・法隆寺 今日唯一の道標を訪ねます。この大鉄塔が目印。
今日唯一の道標を訪ねます。この大鉄塔が目印。
矢田丘陵・法隆寺 232の道標です。所在地が白庭台公園内などと書いてあってどこのことか探すのに苦労しました。
232の道標です。所在地が白庭台公園内などと書いてあってどこのことか探すのに苦労しました。
矢田丘陵・法隆寺 さて、ニギハヤヒ墳墓跡に向かうのですがなんと考えていた道が通行止め、少し北でここからも行けそうだというところがあったのに・・・登れそうな所を探しながら生駒市総合公園まで回りました。
さて、ニギハヤヒ墳墓跡に向かうのですがなんと考えていた道が通行止め、少し北でここからも行けそうだというところがあったのに・・・登れそうな所を探しながら生駒市総合公園まで回りました。
矢田丘陵・法隆寺 結局進入できるところは見つからず総合公園三角点の下まで来ました。この石垣の上を辿れば行けるのですがヤブがひどそうだな。
結局進入できるところは見つからず総合公園三角点の下まで来ました。この石垣の上を辿れば行けるのですがヤブがひどそうだな。
矢田丘陵・法隆寺 刈り込まれた道があります。方角は違いますがもしかしたら行けるかも・・・
刈り込まれた道があります。方角は違いますがもしかしたら行けるかも・・・
矢田丘陵・法隆寺 すばらしい。三角点まできれいに刈り込まれています。
すばらしい。三角点まできれいに刈り込まれています。
矢田丘陵・法隆寺 三等三角点大岩です。
三等三角点大岩です。
矢田丘陵・法隆寺 グランド西の万葉歌碑です。これで4箇所紹介しました。
グランド西の万葉歌碑です。これで4箇所紹介しました。
矢田丘陵・法隆寺 グランド北の道は入口がわかりにくい。グランド内北東角のこんな所を入ります。
グランド北の道は入口がわかりにくい。グランド内北東角のこんな所を入ります。
矢田丘陵・法隆寺 ここで右へ進みます。直進すると縦走が続きます。
ここで右へ進みます。直進すると縦走が続きます。
矢田丘陵・法隆寺 これが墳墓跡と言うことになっています。千年以上前の墳墓が草むしていないはずがないのですが・・・
これが墳墓跡と言うことになっています。千年以上前の墳墓が草むしていないはずがないのですが・・・
矢田丘陵・法隆寺 石碑が建っています。まあ、寛一お宮の松とか、武蔵小次郎決闘の地の親戚ですね。それにしても疲れた。引っ返してバスに乗ることにします。
石碑が建っています。まあ、寛一お宮の松とか、武蔵小次郎決闘の地の親戚ですね。それにしても疲れた。引っ返してバスに乗ることにします。

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