日々山歩・133(あこがれたち）

いつもうたがともだちだった そのうたをくれたあこがれたちを しのぶ日々山歩があっていいのだ！ (故人となったあこがれたちへ感謝をこめ） 【高田渡】1949～2005(56才） 高田渡のアルバム『ごあいさつ』を カツヒロが買ってきたのは16才の夏だった 「自転車に乗って」「アイスクリーム」 などを歌っていた 中洲でのライブでは高田の居眠りを 目撃することができた 加川良が言っていたことを思い出す 高田渡の唄を越える唄はしばらく出ない だろう、その意味がわかりだしている https://youtu.be/WvUZrIdbADQ 【天野滋】1953～2005(52才） 天野が亡くなる１年前に大阪での NSPのコンサートに行ったんだ ナガシイと二人で 天野の声にいつもより張があって凄かった 死を覚悟しての天野の歌だったんだと ナガシイとしみじみ語り合ったものさ 天野、本当にたくさんの歌をありがとう 落ち込んだら今でも君の唄を聞いているよ https://youtu.be/nfFVo5OUx6A 【忌野清志郎】1951～2009(58才） 「ある日作成しよう」から RCサクセションというグループが誕生 僕の中で「スローバラード」はかなり 名曲としては上位になる カラオケでは「雨上がりの夜空に」や 「トランジスタラジオ」を唄うかな 清志郎という稀有なボーカリストだった いや、表現者だった https://youtu.be/zbs2GmULcmA 【加藤和彦】1947～2009(62才） 彼が「いた」ことによってさまざまな 表現者たちが生かされてきた フォークルでもミカバンドでも なんでもかんでも加藤中心というより 加藤のアイデア、センスがあったようだ 僕個人は「花のかおり」を こよなく愛しているにすぎない 吉田拓郎をプロデュースした 『ローリング30』も大好きだよ！ https://youtu.be/0gqJzBYG2UI 【加川良】1947～2017(69才） はじめて加川のコンサートに行ったのは (昔はライブとは言ってなかった） 母校西南学院大学のホールだった 帰りにアルバム『やあ。』を買った 以来、毎年１回は加川のコンサートには 行っていたと思う 最後は数年前の小倉だった 愛唱歌が多過ぎて曲名をあげきれない 本当にたくさん影響を受けた 大好きだった人 https://youtu.be/YNq43z7JBV0 【佐藤公彦(ケメ）】1952～2017(65才） 渋谷の交差点でケメとすれちがった あの人混みの中でもケメだと一瞬でわかった 少し前を歩いていたカツヒロに 「カツ！ケ、ケ、ケメが…！」と言った… ま、それだけの話なんだが 初期のケメの唄も繰り返し聞いて 自分の作詞作曲にはかなり影響されたんだ ケメの唄のパクリみたいな唄がある なんか、力の抜けた歌い方が好きだった https://youtu.be/z1uR6ebujG4 【遠藤賢司】1947～2017(70才） コンサートの最前列に座っていて 「ねずみよこれがあの太平洋だ」で使った ウクレレをもらった ウクレレには 『すべての人に愛と平和を』と書かれていた その年、RKBのラジオ番組に出ていた 遠藤賢司からのプレゼントに葉書を書いて アルバムが当たって送られてきた 遠藤賢司を最後に見たのも 加川良と同じ小倉のステージだった 遠藤賢司、たくさんの思い出たちを 本当に本当にありがとう！ https://youtu.be/jrLRPXxTcCI https://youtu.be/AbGFA8G3MEk 【森田童子】1945～2017(65才） 森田童子を生では見たことはない 発売されるレコードを買って聞き 聞いては買っていた テレビの『高校教師』挿入歌で 再び話題になった頃はさめていたが CDが出てきたので買ってしまった たけのくんがヘッドホンをかぶり 一晩中泣いていた夜があった 森田童子の歌を聞きながら… https://youtu.be/HjwiEFmwyis 【はしだのりひこ】1945～2017(72才） フォークル解散のあとの はしだの動きはすさまじかったな シューベルツ(「風」が有名かな？） クライマックス(「花嫁」かな？） エンドレス(「嫁ぐ日に」かな？） はしだのあの高い声でのハモりが好きで 高校時代はよく真似ていたものさ 僕的には「何のために」が好きかな！ https://youtu.be/YUhutlEMMpU 【西岡恭蔵】1948～1999(50才） ああ、忘れちゃいけない 「プカプカ」が一般的には有名だけど 僕が好きな唄は「聞こえるかい？」と 「月の祭」だ たけのくんとカラオケでうたうのは 「サーカスにはピエロが」なんだ もう何年もたけのくんとカラオケに 行ってないなあ～ https://youtu.be/oPyYnzKJQsM 【田口清】1948～1991(42才） 猫のメインボーカル時代の田口しか知らない 甘い声でたくさんの歌を残してくれた ソロになってからのレコードも愛聴した 田口がいなくなっても猫という グループはつづいていたが 僕には田口のいない猫は猫じゃなかった https://youtu.be/5WtYWvRXBZM https://youtu.be/OsdvCUQpCVg 【レナード・コーエン】1934～2016(82才） レナード・コーエンのアルバムは 全部買い集めた レナード・コーエンの歌があったから 救われた時間帯があった 歌は時として人のいのちを救う 病を克服させる力をもっている そして悲しみを癒す波動をもっている レナード・コーエンの歌がそうだった https://youtu.be/ccGz-li_rgM 【ジョン・レノン】1940～1980(40才） ボブ・ディランとジョン・レノン 20世紀後半に登場したこの二人の存在の 世界への影響はかなりのものだったと思う アルバム『イマジン』は少し聞いたけど ビートルズをあんまり聞いていないんだ 赤と青のベストアルバムは買ったけど あまり熱心には聞かなかったんだ 「へいじゅーど」はEPを買ってもらった 母に https://youtu.be/7N-G3N51K48