活動データ
タイム
04:16
距離
7.9km
のぼり
341m
くだり
339m
活動詳細
すべて見る今回は標高450m前後の大芦(おおあし)高原を出発点としました。 道のほとんどが舗装道路でしたので、運動靴で歩きました。 山歩き目的の人は皆無に等しいので、誰も歩かない道を、 気楽に里山の散歩感覚で、動植物ウォッチングを楽しみました。 写真や動画でも紹介していますが、道端に動植物が絶えず出てきます。 夏は約3kmにわたってアジサイロードだった道も、 この日は“クズロード”と化していました。クズ(葛)は秋の七草の一つです。 それでも、まだ梅雨時の風物詩のアジサイが咲き残っていました。 キノコは9月に急激に増えたのでしょうか、想定以上の多さに驚きました。 この日の2日前に毒キノコ中毒のニュースがメディアで報じられていました。 実は、我が家ではキノコを毎日の料理の中の食材として必ず用いているのですが、 さすがに、野生のキノコは恐ろしくて持ち帰ることはなく、観賞するだけです。 今回の最終目的地は上山(うえやま)棚田です。 そこは、限界集落から『集“楽”』をコンセプトに、 中山間地域の可能性を引き出す新たな試みが行われています。 上山地区はかつては日本最大規模の8,300枚約100haの棚田が広がっていました。 しかし、高齢化と後継者不足により棚田の荒廃が広がり、その景観が著しく損なわれていました。 そこで、2007年より、近畿圏を中心とした都市住民グループが英田上山棚田団を組織し、 この耕作放棄地となった棚田の再生に関わっています。 また、2010年より美作市地域おこし協力隊が実際に美作市に移住して、 棚田の再生に携わるなど、耕作放棄地再生においては今や注目すべき地域となっています。 上山集“楽”の取り組みは過疎高齢化が進む地域でも、 十分再生の可能性があることを示唆しています。 ハコモノ行政ではなく、そこに住む人や周りから自発的に集まる人たちが、 自らの意志で、地域再生に能動的に取り組むことで、 富よりも大事な生きがいと未来の希望が得られるような気がしました。 棚田は一般的には5月の田植えから9月の稲刈りまで、美しい田園風景が観られますが、 黄金色に色づいた稲が観られる9月中旬から下旬が見頃です。 YAMAPの地図が表示されないエリアでしたので、他の地図アプリを利用しましたが、 同時にYAMAP地図アプリもスタートさせておいたので、軌跡データはダウンロードできました。 YAMAPの地図に該当エリアがない場合はひとまず、比較的近いエリアの地図をダウンロードし、 山行するエリアをタップしておき、機内モードにした上で、 スタートを押すと、軌跡はトレースしてくれるようです。
動画
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