初めての経ヶ峰

2018.09.17(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 12
休憩時間
35
距離
5.0 km
のぼり / くだり
520 / 526 m
48
12
35
37

活動詳細

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 先週腰を痛めたので、今日はちょっと様子を見ながらリハビリ登山。あまりロングコースはやめようと、思いついたのが経ヶ峰です。以前、錫杖ヶ岳に登ったとき、その山頂から南に見えた大きな山が経ヶ峰で、その時以来いつか登ってみようと気にはなっていました。YAMAPでもよく見るこの山は、なのに今まで機会がなく、今日初めて登りました。  初登山ですから、ごくごくオーソドックスなコースで行こうとYMAPを見てみたら、このパターンが一番多いなぁ、というコースです。それに、往復4㎞を省略して、林道の奥の駐車場まで車で上がっちゃいました。まあ、腰の状態見ながらなので、いいかぁ。ちなみに、駐車場着いたのが9:15ごろ。すでにほぼ満杯でしたが、親切な方々がとめれそうな場所を見つけてくれて、誘導までしてくれました。ほんとに優しい皆さんでした。ありがとうございました。  登りのルートは、駐車場の一番奥から川沿いに登るルート。車止めの後も急傾斜の舗装道が続き、ようやく終わると、右に山腹を尾根上まで登り、後はこの尾根で山頂部に登るコースです。1時間程で山頂まで登ってしまうのですが、植林帯から山頂部の自然林へ抜けるあたりがいい感じでした。  山頂は芝生の公園風。三角点の少し下に展望台がありますが、べつに展望台登らなくても、眺望はよかったです。ただこの日は北は雲の中。鈴鹿山脈は見えませんでした。その後、YAMAPでおなじみの休憩施設(小屋)に寄ってから下りました。ショートカットで、登山道に出るまでのコースで、秋の花、それに苔がたいへんきれいでした。花は、ヤマジノホトトギスにタデ科の小さな花たち。苔は、小さなタワーをいっぱい立てたような胞子を付けた苔がきれいでした。写真撮影に凝りまくって、ここで思いっきり時間をとっちゃいました。  下りは、平尾パノラマルートを使いました。しばらく、眺望のいい区間がありました。あとは単純な尾根道でした。

経ヶ峰 林道奥の駐車場です。さすがは三連休の最終日で、天気予報が一番ましだったせいか、ほぼ満杯。一番奥まで進みます。
林道奥の駐車場です。さすがは三連休の最終日で、天気予報が一番ましだったせいか、ほぼ満杯。一番奥まで進みます。
経ヶ峰 ここが登山道の入口。
ここが登山道の入口。
経ヶ峰 でもとうぶんは舗装道です。
でもとうぶんは舗装道です。
経ヶ峰 ミズヒキ(タデ科タデ属)秋の道端でよく見かける赤い小さな花です。この花、裏から見ると白いので、水引にたとえられたそうです。
ミズヒキ(タデ科タデ属)秋の道端でよく見かける赤い小さな花です。この花、裏から見ると白いので、水引にたとえられたそうです。
経ヶ峰 マツカゼソウ(ミカン科マツカゼソウ属)道端やちょっと薄暗い林の中のに咲きます。花は小さく目立ちませんが、上品です。なんと、みかんの仲間。
マツカゼソウ(ミカン科マツカゼソウ属)道端やちょっと薄暗い林の中のに咲きます。花は小さく目立ちませんが、上品です。なんと、みかんの仲間。
経ヶ峰 川沿いの舗装道が終わり、いよいよ登山道に。でも、さすがは広くてハイウェイ並み。
川沿いの舗装道が終わり、いよいよ登山道に。でも、さすがは広くてハイウェイ並み。
経ヶ峰 杉の植林帯が続きます。
杉の植林帯が続きます。
経ヶ峰 葉がすごく落ちているのは、9/4に来た台風21号のせいでしょう。
葉がすごく落ちているのは、9/4に来た台風21号のせいでしょう。
経ヶ峰 ここで杉が倒れてるのも。
ここで杉が倒れてるのも。
経ヶ峰 ミゾホオズキ(ハエドクソウ科ミゾホオズキ属)以前はゴマノハグサ科だったんですが、APG分類体系で、このわけのわからない科になっちゃいました。秋に見るのは珍しいです。花がすごく矮小化しています。
ミゾホオズキ(ハエドクソウ科ミゾホオズキ属)以前はゴマノハグサ科だったんですが、APG分類体系で、このわけのわからない科になっちゃいました。秋に見るのは珍しいです。花がすごく矮小化しています。
経ヶ峰 秋の花の代表、トリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)です。
秋の花の代表、トリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)です。
経ヶ峰 ここのトリカブト、カワチブシより、キタヤマブシに近い気がしますが、伊勢まで分布してるのかな?イブキトリカブトかもしれませんね。
ここのトリカブト、カワチブシより、キタヤマブシに近い気がしますが、伊勢まで分布してるのかな?イブキトリカブトかもしれませんね。
経ヶ峰 枯れ木の芸術品
枯れ木の芸術品
経ヶ峰 この小さな花も、タデ科の秋の花でしょう。でも、ちっちゃすぎて同定はあきらめました。
この小さな花も、タデ科の秋の花でしょう。でも、ちっちゃすぎて同定はあきらめました。
経ヶ峰 他の登山道も併せて、傾斜も平坦になってきました。もう山頂は近いようです。
他の登山道も併せて、傾斜も平坦になってきました。もう山頂は近いようです。
経ヶ峰 この辺は苔がきれいです。
この辺は苔がきれいです。
経ヶ峰 苔のあいまに、かわいいキノコ。
苔のあいまに、かわいいキノコ。
経ヶ峰 反射板まで来ました。
反射板まで来ました。
経ヶ峰 切り株の上に、ナシのような小さな果実。ヤマナシ(バラ科ナシ属)の実でしょう。
切り株の上に、ナシのような小さな果実。ヤマナシ(バラ科ナシ属)の実でしょう。
経ヶ峰 山頂が見えてきました。
山頂が見えてきました。
経ヶ峰 観音様
観音様
経ヶ峰 山頂です。三角点は二等。点名は「経ケ峰」、標高は818.8m。
山頂です。三角点は二等。点名は「経ケ峰」、標高は818.8m。
経ヶ峰 このころより50cmも低くなっちゃったんですね。
このころより50cmも低くなっちゃったんですね。
経ヶ峰 伊勢湾が見えています。
伊勢湾が見えています。
経ヶ峰 このギザギザの山脈は、錫杖ヶ岳からの稜線です。
このギザギザの山脈は、錫杖ヶ岳からの稜線です。
経ヶ峰 錫杖ヶ岳676m。
錫杖ヶ岳676m。
経ヶ峰 こっちは堀坂山757m。春(2018/4/14)に登りました。
こっちは堀坂山757m。春(2018/4/14)に登りました。
経ヶ峰 ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)紫の斑点がきれいです。山のあまり日当たりの良くなさそうな林の中で見つかります。
ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)紫の斑点がきれいです。山のあまり日当たりの良くなさそうな林の中で見つかります。
経ヶ峰 休憩施設の小屋。トイレも完備です。
休憩施設の小屋。トイレも完備です。
経ヶ峰 中の様子
中の様子
経ヶ峰 ヤマトウバナ(シソ科トウバナ属)
ヤマトウバナ(シソ科トウバナ属)
経ヶ峰 小さな塔は胞子でしょうか?塔をいっぱい立てたかわいい苔。
小さな塔は胞子でしょうか?塔をいっぱい立てたかわいい苔。
経ヶ峰 こっちにも。
こっちにも。
経ヶ峰 チヂミザサ(イネ科チヂミザサ属)笹のような葉ですが、周囲が縮れているのでこんな名前です。白くて綿みたいなのが花ですね。
チヂミザサ(イネ科チヂミザサ属)笹のような葉ですが、周囲が縮れているのでこんな名前です。白くて綿みたいなのが花ですね。
経ヶ峰 ミヤマタニソバ(タデ科イヌタデ属)山地の林の中や湿地に生えるイヌタデ属の一年草です。葉には暗紫色の薄いV字型の斑点があります。無い個体もあるそうです。
ミヤマタニソバ(タデ科イヌタデ属)山地の林の中や湿地に生えるイヌタデ属の一年草です。葉には暗紫色の薄いV字型の斑点があります。無い個体もあるそうです。
経ヶ峰 アキグミ(グミ科グミ属)グミの実ですねぇ。懐かしい・・・
アキグミ(グミ科グミ属)グミの実ですねぇ。懐かしい・・・
経ヶ峰 ここで、平尾パノラマルートに分岐します。
ここで、平尾パノラマルートに分岐します。
経ヶ峰 最初はこんな道。
最初はこんな道。
経ヶ峰 東峰だそうです。
東峰だそうです。
経ヶ峰 パノラマコースというだけあって、正面に下界を見ながら下る区間があります。
パノラマコースというだけあって、正面に下界を見ながら下る区間があります。
経ヶ峰 また植林帯に。
また植林帯に。
経ヶ峰 どんどん下ります。
どんどん下ります。
経ヶ峰 駐車場に出てきました。振り返ったところ。
駐車場に出てきました。振り返ったところ。
経ヶ峰 下界は、彼岸花の季節へ。
下界は、彼岸花の季節へ。
経ヶ峰 麓(山出あたり)から見上げた経ヶ峰。
麓(山出あたり)から見上げた経ヶ峰。
経ヶ峰 あっ、、カメラを枕にしてやがる!♡
あっ、、カメラを枕にしてやがる!♡

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