石造遺物ハイキング第19弾 上(かみ)町

2018.09.19(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 53
休憩時間
0
距離
9.7 km
のぼり / くだり
338 / 317 m
3 53

活動詳細

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やっと矢田丘陵の東にたどり着きました。このシリーズを始めたときはいつまで続くかと思っていたのですが、そろそろ終点に近づいてきました。この回を終わると残るは高山と鹿畑地区のみ、もっとも高山は一度では無理ですね。 軌跡ログ中、長弓寺付近で変な経路を辿っていますが、真弓小学校東に三角点があり、行ったことがなかったので、登り口を探してうろついています。結局たどり着けていません。また後に挑戦します。 説明に出てくる数字は例によって「石造遺物調査報告書」の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

矢田丘陵・法隆寺 今日はあすか野センターバス停からスタートです。ここをスタートにする登山はまあ無いでしょう。もっとも登山ではありませんが・・・
今日はあすか野センターバス停からスタートです。ここをスタートにする登山はまあ無いでしょう。もっとも登山ではありませんが・・・
矢田丘陵・法隆寺 途中の公園の名前が気になるのですが、横目で見て通過。
途中の公園の名前が気になるのですが、横目で見て通過。
矢田丘陵・法隆寺 富雄川を渡りました。この辺を峯ノ浦といいます。こんな所を入ります。
富雄川を渡りました。この辺を峯ノ浦といいます。こんな所を入ります。
矢田丘陵・法隆寺 すぐに神武天皇聖跡なる石碑、昭和15年に作りまくられたものの1つで、伝承などがあったわけではありません。研究の結果ここに決められたものです。
すぐに神武天皇聖跡なる石碑、昭和15年に作りまくられたものの1つで、伝承などがあったわけではありません。研究の結果ここに決められたものです。
矢田丘陵・法隆寺 天忍穂耳(あめのおしほみみ)神社です。ここの遺物は鳥居(231)が収録されています。この東に道があるのですが、土砂処分場から外に出られません。引き返します。
天忍穂耳(あめのおしほみみ)神社です。ここの遺物は鳥居(231)が収録されています。この東に道があるのですが、土砂処分場から外に出られません。引き返します。
矢田丘陵・法隆寺 途中で石垣の下を通ります。この上は次に訪ねる墓地なのですが、登る道がありません。
途中で石垣の下を通ります。この上は次に訪ねる墓地なのですが、登る道がありません。
矢田丘陵・法隆寺 ぐるり回って、安養寺墓地ですが、この墓地は新しいもので、六地蔵もリストに記載はありません。六地蔵様は正体不明のことが多いのですが、ここの六地蔵には全て名前が付いていて、親切です。もっとも名前がわかっても違いはわかりませんが・・・
ぐるり回って、安養寺墓地ですが、この墓地は新しいもので、六地蔵もリストに記載はありません。六地蔵様は正体不明のことが多いのですが、ここの六地蔵には全て名前が付いていて、親切です。もっとも名前がわかっても違いはわかりませんが・・・
矢田丘陵・法隆寺 最奥の無縁塚ですが特にめぼしいものは見当たりません。この先は先ほどの石垣です。
最奥の無縁塚ですが特にめぼしいものは見当たりません。この先は先ほどの石垣です。
矢田丘陵・法隆寺 次は墓地すぐ東にある筒井順慶ゆかりの円證寺ですが、掲示のごとく電話予約が必要でまだ入ったことがありません。
次は墓地すぐ東にある筒井順慶ゆかりの円證寺ですが、掲示のごとく電話予約が必要でまだ入ったことがありません。
矢田丘陵・法隆寺 五輪塔(233)がリストにありますが、閉じた山門を撮影しておいとまします。残念ですが最近の金目のものはすぐ盗む輩が横行するご時世ではやむを得ないでしょうかね。監視してないとすぐ盗む人間はフニフニフニフニ後をたたーない。(樹木希林さんに合掌)
五輪塔(233)がリストにありますが、閉じた山門を撮影しておいとまします。残念ですが最近の金目のものはすぐ盗む輩が横行するご時世ではやむを得ないでしょうかね。監視してないとすぐ盗む人間はフニフニフニフニ後をたたーない。(樹木希林さんに合掌)
矢田丘陵・法隆寺 裏参道から安養寺に向かいます。ヒガンバナが咲いています。
裏参道から安養寺に向かいます。ヒガンバナが咲いています。
矢田丘陵・法隆寺 山門前の地蔵様(188)。
山門前の地蔵様(188)。
矢田丘陵・法隆寺 山門右には禁札(189)。酒肉は持っていませんから大丈夫です。
山門右には禁札(189)。酒肉は持っていませんから大丈夫です。
矢田丘陵・法隆寺 この鐘楼、時間になると無人自動で鐘をつくのですよ。ハイテクー。大晦日もそうなのかどうかは知りません。
この鐘楼、時間になると無人自動で鐘をつくのですよ。ハイテクー。大晦日もそうなのかどうかは知りません。
矢田丘陵・法隆寺 安養寺本堂です。
安養寺本堂です。
矢田丘陵・法隆寺 墓地方面に向かいます。リストにある安養寺墓地とはこちらのようです。六地蔵はやはり新しくリストにありません。こちらもそれぞれお名前が明記されています。
墓地方面に向かいます。リストにある安養寺墓地とはこちらのようです。六地蔵はやはり新しくリストにありません。こちらもそれぞれお名前が明記されています。
矢田丘陵・法隆寺 この無縁塚中にたくさんの収録遺物があるはずですが、どれがどれやら、はっきりわかるのは最高所の丸彫聖観音菩薩(186)とその右の地蔵様(185)ぐらい。
この無縁塚中にたくさんの収録遺物があるはずですが、どれがどれやら、はっきりわかるのは最高所の丸彫聖観音菩薩(186)とその右の地蔵様(185)ぐらい。
矢田丘陵・法隆寺 185の地蔵様を拡大しました。186の観音様はもったいなくも首から上が欠けてしまいました。
185の地蔵様を拡大しました。186の観音様はもったいなくも首から上が欠けてしまいました。
矢田丘陵・法隆寺 また富雄川を渡って、生駒市3軒の造り酒屋のうち、中本酒造。
また富雄川を渡って、生駒市3軒の造り酒屋のうち、中本酒造。
矢田丘陵・法隆寺 ピンぼけになってしまいましたが「長屋王」という新銘柄です。何でも長屋王宅跡から出土した木簡に書いてあった製法を復元したらしい。長屋王にかかわって祟りはないのでしょうか。跡地にできた商業施設は次々と・・・
ピンぼけになってしまいましたが「長屋王」という新銘柄です。何でも長屋王宅跡から出土した木簡に書いてあった製法を復元したらしい。長屋王にかかわって祟りはないのでしょうか。跡地にできた商業施設は次々と・・・
矢田丘陵・法隆寺 次は行者の森へ向かうのですが、途中のこの空き地は何でしょう?コンクリートの囲いは小祠を載せるためのようで、回りに石像物が多いのですが、雑然としていて謎の空間です。
次は行者の森へ向かうのですが、途中のこの空き地は何でしょう?コンクリートの囲いは小祠を載せるためのようで、回りに石像物が多いのですが、雑然としていて謎の空間です。
矢田丘陵・法隆寺 行者の森が見えてきました。1本の木もありません。森は住宅に侵略されてしまいました。
行者の森が見えてきました。1本の木もありません。森は住宅に侵略されてしまいました。
矢田丘陵・法隆寺 行者堂です。中央の面白い形の石に役行者(190)が彫り込まれています。
行者堂です。中央の面白い形の石に役行者(190)が彫り込まれています。
矢田丘陵・法隆寺 行者様を拡大、木に見えますが特殊模様の自然石です。像と手前の水皿の間に護摩炉(191)が写っているのですが、撮影時に忘れていて大きく写さなかった。
行者様を拡大、木に見えますが特殊模様の自然石です。像と手前の水皿の間に護摩炉(191)が写っているのですが、撮影時に忘れていて大きく写さなかった。
矢田丘陵・法隆寺 お堂の右手です。手水鉢(192)と、後中央で屋根のあるのが太神宮碑(193)。
お堂の右手です。手水鉢(192)と、後中央で屋根のあるのが太神宮碑(193)。
矢田丘陵・法隆寺 またまた富雄川を渡り峯ノ浦墓地へ向かいます。奈良北高校の北を通りますが、ここで左へ進まないと学校へ行ってしまいます。右の突き当たりに校門が見えていますね。
またまた富雄川を渡り峯ノ浦墓地へ向かいます。奈良北高校の北を通りますが、ここで左へ進まないと学校へ行ってしまいます。右の突き当たりに校門が見えていますね。
矢田丘陵・法隆寺 この墓地は長弓寺の墓地ですが、満杯状態のため現在の長弓寺墓地は北に新設されています。こちらは峯ノ浦墓地というのが正式名称のようです。まずは六地蔵(200)。
この墓地は長弓寺の墓地ですが、満杯状態のため現在の長弓寺墓地は北に新設されています。こちらは峯ノ浦墓地というのが正式名称のようです。まずは六地蔵(200)。
矢田丘陵・法隆寺 お堂には丸彫地蔵菩薩像(199)と前机(205)。資料写真ではどちらも野ざらしだったようです。今は堂内に安住しています。地蔵様と前机の間には棺台(207)があるのですがこれも拡大し忘れ、調査報告書を忘れて回るとこんなものです。
お堂には丸彫地蔵菩薩像(199)と前机(205)。資料写真ではどちらも野ざらしだったようです。今は堂内に安住しています。地蔵様と前机の間には棺台(207)があるのですがこれも拡大し忘れ、調査報告書を忘れて回るとこんなものです。
矢田丘陵・法隆寺 この無縁塚中の多くがリストアップされているのですが、これも報告書を忘れているのでどれがどれやら。
この無縁塚中の多くがリストアップされているのですが、これも報告書を忘れているのでどれがどれやら。
矢田丘陵・法隆寺 この一番上が202の圭頭状地蔵・阿弥陀二尊像のようです。
この一番上が202の圭頭状地蔵・阿弥陀二尊像のようです。
矢田丘陵・法隆寺 後はもう何がなにやら・・・
後はもう何がなにやら・・・
矢田丘陵・法隆寺 少し北に移って六字名号碑(203)。
少し北に移って六字名号碑(203)。
矢田丘陵・法隆寺 北の坂を下って長弓寺参道に出てきました。白花のヒガンバナですね。
北の坂を下って長弓寺参道に出てきました。白花のヒガンバナですね。
矢田丘陵・法隆寺 門前の赤い橋の脇に石仏が並んでいます。右端の石龕一尊像が石龕側石(208)という名前で登録されています。
門前の赤い橋の脇に石仏が並んでいます。右端の石龕一尊像が石龕側石(208)という名前で登録されています。
矢田丘陵・法隆寺 山門を過ぎるとたくさんの僧坊が並び、見所もありますが、紹介は本堂へ直行します。
山門を過ぎるとたくさんの僧坊が並び、見所もありますが、紹介は本堂へ直行します。
矢田丘陵・法隆寺 本堂前の階段下の手水は石風呂(222)と記載されています。
本堂前の階段下の手水は石風呂(222)と記載されています。
矢田丘陵・法隆寺 階段を登ってもう一つ石風呂(221)。
階段を登ってもう一つ石風呂(221)。
矢田丘陵・法隆寺 重文の本堂です。
重文の本堂です。
矢田丘陵・法隆寺 本道左手に回ると、左から六字名号板碑(211)、法華経千部供養板碑(212)、圭頭状西国三十三所順礼碑(217)。
本道左手に回ると、左から六字名号板碑(211)、法華経千部供養板碑(212)、圭頭状西国三十三所順礼碑(217)。
矢田丘陵・法隆寺 五輪塔のの形状ですが法華経千部供養塔(213)、その右は自然石西国三十三所順礼碑(218)
五輪塔のの形状ですが法華経千部供養塔(213)、その右は自然石西国三十三所順礼碑(218)
矢田丘陵・法隆寺 すべて西国三十三所順礼碑ですが左から自然石(215)、圭頭状(214)、方柱状(216)と形がバラエティーに富んでいます。
すべて西国三十三所順礼碑ですが左から自然石(215)、圭頭状(214)、方柱状(216)と形がバラエティーに富んでいます。
矢田丘陵・法隆寺 左端の二尊像は板碑(209)と記載されています。右の小さなものは記載無し。
左端の二尊像は板碑(209)と記載されています。右の小さなものは記載無し。
矢田丘陵・法隆寺 本堂裏手のこれは井戸でしょうか。
本堂裏手のこれは井戸でしょうか。
矢田丘陵・法隆寺 新しい長弓寺墓地には見所はありませんが、そこを過ぎて裏山の三角点探索に向かったのですが、境界標はあれど三角点は見つからす。ピークを1つ間違えていたようで、正しい方へはヤブがひどく引き返しました。
新しい長弓寺墓地には見所はありませんが、そこを過ぎて裏山の三角点探索に向かったのですが、境界標はあれど三角点は見つからす。ピークを1つ間違えていたようで、正しい方へはヤブがひどく引き返しました。
矢田丘陵・法隆寺 引き返してきて伊弉諾神社鳥居北の自然石富士講碑(223)。
引き返してきて伊弉諾神社鳥居北の自然石富士講碑(223)。
矢田丘陵・法隆寺 伊弉諾神社です。
伊弉諾神社です。
矢田丘陵・法隆寺 ここの燈籠には階段が添えてありますね。身長が足りない人も灯明があげられます。
ここの燈籠には階段が添えてありますね。身長が足りない人も灯明があげられます。
矢田丘陵・法隆寺 参道を降って、峯ノ浦墓地からの道を案内のため撮影しました。この階段の方の道を登ります。広い道を登ってはいけません。
参道を降って、峯ノ浦墓地からの道を案内のため撮影しました。この階段の方の道を登ります。広い道を登ってはいけません。
矢田丘陵・法隆寺 三角点に未練があるので、真弓小学校の東から偵察しています。登る道はありませんが、先輩三角点ハンターはここを登ったと見られます。
三角点に未練があるので、真弓小学校の東から偵察しています。登る道はありませんが、先輩三角点ハンターはここを登ったと見られます。
矢田丘陵・法隆寺 上のヤブに赤テープが見えます。行けるでしょうがやめました。どうせ藪こぎなら正しく長弓寺墓地から再挑戦することにします。
上のヤブに赤テープが見えます。行けるでしょうがやめました。どうせ藪こぎなら正しく長弓寺墓地から再挑戦することにします。
矢田丘陵・法隆寺 北へ進んで蛇喰(じゃはみ)の一言主(ひとことぬし)神社です。この鳥居は新しいものです。
北へ進んで蛇喰(じゃはみ)の一言主(ひとことぬし)神社です。この鳥居は新しいものです。
矢田丘陵・法隆寺 報告書記載の遺物はこれのようです。石祠(230)としてあります。
報告書記載の遺物はこれのようです。石祠(230)としてあります。
矢田丘陵・法隆寺 また富雄川を渡りました。カモがもう飛来しています。
また富雄川を渡りました。カモがもう飛来しています。
矢田丘陵・法隆寺 集会所があります。
集会所があります。
矢田丘陵・法隆寺 小さくて目立ちませんが道標です。調査報告書記載はありません。「すく大坂」と記銘されています。
小さくて目立ちませんが道標です。調査報告書記載はありません。「すく大坂」と記銘されています。
矢田丘陵・法隆寺 集会所向かいには小堂がありますが、中に石像物はいらっしゃいません。
集会所向かいには小堂がありますが、中に石像物はいらっしゃいません。
矢田丘陵・法隆寺 すぐ北の福万寺です。
すぐ北の福万寺です。
矢田丘陵・法隆寺 山門左には禁札(229)が・・・しまった。ザックには「長屋王」が入っている。見なかったふりをしよう。
山門左には禁札(229)が・・・しまった。ザックには「長屋王」が入っている。見なかったふりをしよう。
矢田丘陵・法隆寺 本堂です。
本堂です。
矢田丘陵・法隆寺 お堂には地蔵菩薩像(225)
お堂には地蔵菩薩像(225)
矢田丘陵・法隆寺 こちらの中央も地蔵菩薩像(226)
こちらの中央も地蔵菩薩像(226)
矢田丘陵・法隆寺 右端が自然石西国三十三所順礼碑(228)
右端が自然石西国三十三所順礼碑(228)
矢田丘陵・法隆寺 周囲の畑地にはコスモスが咲いています。
周囲の畑地にはコスモスが咲いています。
矢田丘陵・法隆寺 柿も実っています。まだ暑いけれど確実に秋がやってきています。
柿も実っています。まだ暑いけれど確実に秋がやってきています。

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