厳冬の福智山

2016.01.27(水) 日帰り

活動詳細

すべて見る

≫まえがき≪ 英彦山登山計画。 数十年ぶりの大寒波がやってくるとテレビでしきりに言っている。すでに英彦山、四王子滝や、河原谷、難所ヶ滝の氷瀑情報がネットにあふれている。23日~25日間は多分積雪が多すぎて我々の技量では太刀打ちできない。27日ごろなら何とかなるだろうと判断して、山の仲間で即行けそうな人に声をかけたら6名が集まった。 前日、1月26日の情報では日田彦山線運行見合わせ・金辺峠チエーン規制。添田バス運休。英彦山橋~R500号~落合。別所駐車場全面通行止。香春添田町分岐~英彦山線。全面通行止め。これではノーマルの我々には到底無理だ。前日に「中止を決断」。その代り福智山に行きたい、と連絡すると全員OK”””うれしい~ あす金辺峠は通過できるか、最寄りの警察署に聞くと、チエーン規制に従って十分注意して行ってください。“”ノーマルではだめだ! 結局高速利用で行く事にした。 平成28年1月27日(水)曇り ☆八丁尾根~上野越~白雲ライン 7時半我が家に集結して東インターから九州自動車道へ入り、八幡インターからR200号線、下境信号を左折して、県道22号宮馬場信号を左折して上野峡へ進んだ。うっすらと雪が残っていたが、何とか上野茶屋まえの駐車スペースに着いた。今までの経験では上野越ルートは雪解けでドロドロで嫌だ。急坂の八丁尾根ルートなら大丈夫と読んで舗装道を白糸の滝駐車場へ進んで山へ入った。 今日のトップはSYN氏にお願いして、滝の左サイドから急坂一登りで展望岩。ここで衣服調整タイム。急坂に備えてウインドブレーカー、フリース、サーモジッパーを脱ぎ捨てて、少し寒いが薄着になった。徐々に積雪が増し大栂林道「標高500m」に出たら景色は一変 “銀世界だ~ 急坂も積雪をキックステップで案外歩きやすい。時々枝雪が首筋に落ちて、ひや~~と冷たい。八丁の草原も白銀の世界だ。 寒くなったのでリーダーにタイムを要請。福智山を正面に見る場所で、脱いでいたサーモジッパーとウインドブレーカーを着込んだ。山頂はガスで殆ど見えない。八丁の辻に下り登り返すと福智山の頂だ。山頂看板は吹きつける雪で白く飾り付けられ山頂標柱の温度計は氷点下3℃を指していた。北東の巨岩の下で風を避けて雪上ランチ。積もった雪を踏んで平らに均し、コンロに火を点けて、お決まりの五木庵のチャンポンに野菜と正月餅2個入りで腹から温まった。時々ガスが流れ、正面に増渕ダムが見える。風は全く当たらず快適な場所であった。 登山者は少なく我々のほか2~3人が入れ替わりで登ってきてはすぐ下山して行った。山頂看板前で記念写真を撮って下山は上野越ルートに進む。思った通り、徐々に道は雪解けでぬかるみ上野越分岐から下はドロドロで流水になった。急遽ルートを西に取り白雲ラインルートに変更。こちらはトラバースルートのため道に雪解けがなく快適に歩けた。大栂林道展望所で今日歩いた山を眺め、花崗岩の岩場をくだり全員ルンルン気分で駐車地に着いた。温泉は方城温泉「ふじの湯の里」。平日でもお客さんは溢れんばかり。露天風呂にゆっくり浸かり、帰路も高速道~都市高速で帰ったようだ。 >あとがき< 大寒波襲来に居ても立ってもいられず3年ぶりの積雪冬山登山。一抹の不安を断ち切り、思い切って山仲間に声をかけた。その結果、なんとか登りこなして楽しい雪山歩きを楽しむことが出来た。同行者に感謝感激である。妻はリーガロイヤルホテルに円楽の講演を聞きに行って6時頃帰ってきた。週一の晩酌は妻が買ってきた にぎり寿司を肴に銀嶺立山を二杯で良い気持ちになった。 「所要時間」 我が家(7:30)――上野峡駐車場(8:34)・出発(8:49)――白糸の滝(9:03)――展望岩(9:23)――虎尾桜分岐(9:37)――源平桜分岐(9:43)――大栂林道(9:49)~(9:53)――八丁(11:00)――福智山頂(11:20)~(11:32)昼食・出発(12:12)――八丁辻(12:22)――上野越(12:54)~(13:00)--白雲ラインーー反射板(13:34)――大栂林道展望所(13:42)――登山口(14:01)――駐車地(14:14)・出発(14:27)――方城温泉(14:36)入浴・出発(15:58)――我が家帰着(16:35)

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。