六甲山最高峰までたどり着けず

2018.09.23(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 55
休憩時間
1 時間 17
距離
9.2 km
のぼり / くだり
1147 / 283 m
10
29
51
1 6
1 51

活動詳細

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三連休の天気予報で唯一の晴れマークが出ていた23日(日)、久しぶりに芦屋から六甲山最高峰に登り、その後有馬まで下って温泉で汗を流しスッキリして帰る、ハズだった。 高座の滝までは、特に問題はなかった。「今日の滝の水量は今まで見た中で一番多い、秋の長雨のせいか?」と思いながらロックガーデンの岩を登りだすと、体が重い。息をするのもしんどい。何度も立ち止まっては息をつく。晴れの休日とあって登山者が多く、次々と追い抜かれる。「これはちょっとヤバイ」と思いながらも何とか風吹岩までたどり着いた。ここから引き返すか、金鳥山から岡本へ下るか、・・・。下した結論は、とりあえず雨ヶ峠まで行ってみよう、だ。 途中、横池に寄り道したが、横池も先日来の雨で水位がかなり上がっていて、水面の面積が大幅に増えている。対岸近くの水面には、どうやら蓮の花が咲いているようだ。登山道に戻り、何とか雨ヶ峠にたどり着いたが、大汗で、登山パンツまでボトボトだ。少し早いが、ここで昼食とすることにした。食事をしていると、オッサンから2~3mほどの距離のところに小鳥が飛んできて、地面の何かを啄んでいる。小鳥もランチタイムのようだ。登山者がオッサンのそばを通ると、一旦逃げるがすぐ戻ってくる。結構人間に馴れているようにみえる。帰って調べてみると、どうやらヤマガラらしい。好奇心旺盛な小鳥のようで、手の上に餌を取りに来ることもあるという。 昼食を食べて長めの休憩をとったので、少し回復した。ここから戻ることも考えていたが、七曲りの手前まで下り、そこで先に進むか奥池に抜けるかを決めることにした。 七曲りの手前まで下ったが、「ここまで来たら時間がかかっても前に進もう」という気になり、七曲りを登る。これがきつかった。途中何度も休憩を取りつつ,あと100m程で一軒茶屋という所で、大腿四頭筋あたりが攣りそうな気配を感じた。これ以上動くと、以前真夏のポンポン山で体験したように、左右両足の大腿四頭筋とふくらはぎが攣ることになるかも知れない。しばらく動かずに岩の上に座っていると、男性2人と女性1人のグループの方が「どうしました?」と声をかけてくれた。状況を話すと、「しばらく休めば、多分大丈夫」と言っても、心配してこちらの回復を待っていてくれた。しばらくして何とか動けそうに思われたので、「じゃあ行きます」と立ち上がると、男性のひとりが「ザックを持ちましょう」とオッサンのザックを担いでくれた。お陰で一軒茶屋までたどり着くことができた。本当に有難かった。感謝感謝! 有馬へ下るのも無理と判断して一軒茶屋からタクシーを呼び、芦屋駅へ下った。山に登った後タクシー呼んで下山する、というのは今までしたことのない経験だ。たまたま体調が悪かったのか?、年のせいで無理ができなくなってきたのか?

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