活動データ
タイム
33:26
距離
40.8km
のぼり
4078m
くだり
3910m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る三日目 9月20日 今日は赤牛岳より読売新道を下り、針の木谷を通るか?平の渡し場から黒部ダムへか、まだ決められないで居た。ロングコースなので早く出るので朝4時に起きた。自炊場に行くともう食べている人が居た。私は最後のカップラーメンを作り食べた。隣の人にどちらの方面と尋ねると赤牛から下り平の渡し山荘という、時計を見ると4時15分に出て行った。私は食べ終え荷物を片付け4時50分に出発した。水晶岳の上でちょうど明るくなってきていたが太陽は雲が邪魔して見えなかった。水晶岳へは前回も来ているので難なく歩いたが、この先の道は未知だ。 上り下りの岩が沢山ある、とても歩きにくいコースが続き、目印も少なくウッカリするとコース間違いを起こすような道が続きます。このコースは歩く人が少ないのを理解することができる。昨日のような天気ではないが、周りを見渡すことは出来た。今日は午後から崩れると言う。水晶岳到着5時50分、赤牛岳到着9時、4時15分に出発していた前の人がここで休みを終えた所のようだ。先に下っていった。10分ほど休んで出発、目の前には岩のピークが幾つもある、歩きにくそうな道が見えている。岩場の切れ落ちた歩く幅も狭く、気の抜けない場所があちこちにある道を注意しながら数時間進むと岩からざれ場、樹木帯へと条件が変わっていく。途中で泥濘が出てくると言う情報を元に長靴を用意していたので履き替えた。木の根や岩や段差がある非常に歩きにくい上に、太い木がコースを塞ぎ這って行かないと通過できない箇所が何度も出てきた。熊も出そうな感じなので鈴を鳴らしながら行く事とした。午後1時頃には雨が降り出した、合羽を付けるほどではないので、少し濡れるのを覚悟で歩きを早め歩き続けた。針の木谷までは11時間のコースだ、昨夜の水晶小屋では奥黒部ヒュッテで情報をもらった方が良いと言うことだった。午後2時過ぎやっと奥黒部ヒュッテへ到着、この頃には雨が少し強くなってきていた。小屋に入り天気の様子と針の木谷のことを尋ねると、今日はずっと雨が続き明日も雨だという、針の木谷は止した方が良いと言う、素泊まりにしようかと考えていたが今一人の人がテント場で設営中だというので、テン泊と決めて1,000円を支払った。キャンプ場所に付いた頃はもう全身は濡れた状態だが急いで設営をして中で着替えた。着ていたものは濡れたため少し臭いがした。前進着替えて外に出ることも出来ない状態の雨が続いていた。合羽をザックから出し何時でも着られるようにした。少し早いが外は雨、ビールを買ってきて一人明日のことを考えながら地図を見ていた。持ってきた地下足袋を使用せず、針の木谷は止める事として平の渡しを船で越えることに決めた。午後6時頃には雨の為か暗くなってきた。食事を済ませ就寝、何度も夜中に目を覚まし音が静かな時を見計らい外で用をたした。明日は歩行時間は少ないが、船の時間が決まっているので10時20分の渡し船に乗ることにした。
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