石造遺物ハイキング第20弾 高山南部

2018.09.24(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 41
休憩時間
0
距離
11.6 km
のぼり / くだり
307 / 299 m
15
4 18
1

活動詳細

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いよいよ生駒の最北、高山までやってきました。といってもあまりに広いので多分あと2回かかるでしょう。ただ歩くだけなら1回で終わりですが、なにぶん石造遺物を確認しながらですから、めっぽう時間がかかります。おまけにショートカットのつもりで変なところを通っていますが、竹藪の中の道で蚊の集団におそわれたり、さんざんです。今回の蚊はめっぽう強力でした。次は対策をしていこう。 説明に出てくる数字は例によって「石造遺物調査報告書」の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

矢田丘陵・法隆寺 学研北生駒から出発ですが、まず寄り道して、学研都市方向にあるやまのたに公園です。休日なので多くの家族連れが遊んでいます。
学研北生駒から出発ですが、まず寄り道して、学研都市方向にあるやまのたに公園です。休日なので多くの家族連れが遊んでいます。
矢田丘陵・法隆寺 万葉歌碑です。これで6つのうち5つ紹介。あと1つ残っています。
万葉歌碑です。これで6つのうち5つ紹介。あと1つ残っています。
矢田丘陵・法隆寺 やまのたに公園から高山へ戻るため変な道を通っています。あれ、もう稲刈りがすんでいる田んぼがある。少し早すぎではないのかな。
やまのたに公園から高山へ戻るため変な道を通っています。あれ、もう稲刈りがすんでいる田んぼがある。少し早すぎではないのかな。
矢田丘陵・法隆寺 このあたりに宝筺印塔と自然石役行者像のある小堂があったはずなのですが、見当たりません。どこへ行ったのでしょう。特に役行者像は私が好きなものなので残念です。
このあたりに宝筺印塔と自然石役行者像のある小堂があったはずなのですが、見当たりません。どこへ行ったのでしょう。特に役行者像は私が好きなものなので残念です。
矢田丘陵・法隆寺 この石碑の謎が一向に解決しません。やたらと大きくて何も記銘がありません。
この石碑の謎が一向に解決しません。やたらと大きくて何も記銘がありません。
矢田丘陵・法隆寺 鵄山二丁という道標ですが、その鵄山がどこなのかよくわかりません。まあ、東に見えている丘なのでしょうが、記念碑的なものは建てられてないようです。それとも私が知らないだけで何か建っているのか。
鵄山二丁という道標ですが、その鵄山がどこなのかよくわかりません。まあ、東に見えている丘なのでしょうが、記念碑的なものは建てられてないようです。それとも私が知らないだけで何か建っているのか。
矢田丘陵・法隆寺 西光寺に回って来ました。
西光寺に回って来ました。
矢田丘陵・法隆寺 入口左の小堂の地蔵様です。頭部欠損ですが、道標(145)です。「右いが、左かたの」という記銘で、交野は近所ですが、伊賀ということは奈良より先ですね。奈良を経由せず行く道と言うことになります。
入口左の小堂の地蔵様です。頭部欠損ですが、道標(145)です。「右いが、左かたの」という記銘で、交野は近所ですが、伊賀ということは奈良より先ですね。奈良を経由せず行く道と言うことになります。
矢田丘陵・法隆寺 向かいの石仏群の中にも地蔵形道標(144)があります。こちらは「右上きづいが、左大坂」です。やはりこのあたりは伊賀路なのですね。「右」でなく「右上」という表現は珍しい。
向かいの石仏群の中にも地蔵形道標(144)があります。こちらは「右上きづいが、左大坂」です。やはりこのあたりは伊賀路なのですね。「右」でなく「右上」という表現は珍しい。
矢田丘陵・法隆寺 左端の亀裂のある仏様は石龕阿弥陀菩薩(141)で、「生駒谷」の調査当時は付近の田に転がっていたそうです。田の所有者に聞くと、「さわると罰があたってはいけないので・・・」という返事だったとか。今は西光寺に安住しています。
左端の亀裂のある仏様は石龕阿弥陀菩薩(141)で、「生駒谷」の調査当時は付近の田に転がっていたそうです。田の所有者に聞くと、「さわると罰があたってはいけないので・・・」という返事だったとか。今は西光寺に安住しています。
矢田丘陵・法隆寺 ずらりと並ぶ石仏は観音様で、西国三十三所観音像(143)。
ずらりと並ぶ石仏は観音様で、西国三十三所観音像(143)。
矢田丘陵・法隆寺 これは笠石(146)ということですが、何の笠なのでしょう。
これは笠石(146)ということですが、何の笠なのでしょう。
矢田丘陵・法隆寺 左が自然石種子碑(142)、右の小さい五輪塔が一石五輪塔(140)。中央は記載無し。
左が自然石種子碑(142)、右の小さい五輪塔が一石五輪塔(140)。中央は記載無し。
矢田丘陵・法隆寺 報告書記載はないのですが、入口手前東には小堂があります。
報告書記載はないのですが、入口手前東には小堂があります。
矢田丘陵・法隆寺 役行者様がいます。
役行者様がいます。
矢田丘陵・法隆寺 路傍の地蔵様(147) です。
路傍の地蔵様(147) です。
矢田丘陵・法隆寺 山田墓地です。古い方の石碑に「免許墓地」と刻まれているのですが、墓地に免許が必要だったのですか。知らなかった。
山田墓地です。古い方の石碑に「免許墓地」と刻まれているのですが、墓地に免許が必要だったのですか。知らなかった。
矢田丘陵・法隆寺 入口の六地蔵(149)です。
入口の六地蔵(149)です。
矢田丘陵・法隆寺 無縁塚です。この中に収録遺物はありません。
無縁塚です。この中に収録遺物はありません。
矢田丘陵・法隆寺 広場に燈籠(150)が建っています。
広場に燈籠(150)が建っています。
矢田丘陵・法隆寺 お堂に阿弥陀様(148)、その前には前机(152)。
お堂に阿弥陀様(148)、その前には前机(152)。
矢田丘陵・法隆寺 お堂のそばには棺台(151)
お堂のそばには棺台(151)
矢田丘陵・法隆寺 大正十一年と記銘されており、報告書記載ではありませんが、この層塔はなかなかのものです。台石には四方に仏様が刻まれています。
大正十一年と記銘されており、報告書記載ではありませんが、この層塔はなかなかのものです。台石には四方に仏様が刻まれています。
矢田丘陵・法隆寺 石造遺物の収録はありませんが天満神社を訪ねます。こんな所を登るとは思いも寄らない。
石造遺物の収録はありませんが天満神社を訪ねます。こんな所を登るとは思いも寄らない。
矢田丘陵・法隆寺 この地域には3つの神社があったらしいのですが、ここしか見当たりません。それなのにわかりにくいところにあります。元は法楽寺内にあったもので神仏分離の時移設されたらしい。
この地域には3つの神社があったらしいのですが、ここしか見当たりません。それなのにわかりにくいところにあります。元は法楽寺内にあったもので神仏分離の時移設されたらしい。
矢田丘陵・法隆寺 こちらが本来の参道らしいのですが、民家の庭へ入って行くようでますます入りにくい。お参りしにくいです。
こちらが本来の参道らしいのですが、民家の庭へ入って行くようでますます入りにくい。お参りしにくいです。
矢田丘陵・法隆寺 富雄川の西に渡って芝7428番地裏山なるところを訪ねます。裏山という程でもないようです。
富雄川の西に渡って芝7428番地裏山なるところを訪ねます。裏山という程でもないようです。
矢田丘陵・法隆寺 右が地蔵様(138)。
右が地蔵様(138)。
矢田丘陵・法隆寺 石龕の中には丸彫の弘法様(139)
石龕の中には丸彫の弘法様(139)
矢田丘陵・法隆寺 163号線と富雄川の交点です。「生駒谷」によればこの位置に権現神社があったはずなのですが・・・もう一つの愛宕山神社は元の位置も不明です。
163号線と富雄川の交点です。「生駒谷」によればこの位置に権現神社があったはずなのですが・・・もう一つの愛宕山神社は元の位置も不明です。
矢田丘陵・法隆寺 いろんな所にある水平な穴のある石柱の用途がやっとわかりました。掲揚棒を固定するためだったのですね。馬つなぎではなかった。
いろんな所にある水平な穴のある石柱の用途がやっとわかりました。掲揚棒を固定するためだったのですね。馬つなぎではなかった。
矢田丘陵・法隆寺 宮方8590番地裏山墓地風景が登録されているのですが、こんな所を入ります。最初に探したときは苦労しました。
宮方8590番地裏山墓地風景が登録されているのですが、こんな所を入ります。最初に探したときは苦労しました。
矢田丘陵・法隆寺 一括で133としてあります。
一括で133としてあります。
矢田丘陵・法隆寺 古そうですが年代がわかりません。
古そうですが年代がわかりません。
矢田丘陵・法隆寺 墓地すぐ北に宮方神社、生駒市文化財マップには杜山神社としてあります。墓地の北へ出れば近かったのですが通れると知らなかったので元に戻って少し遠回りしてしまいました。
墓地すぐ北に宮方神社、生駒市文化財マップには杜山神社としてあります。墓地の北へ出れば近かったのですが通れると知らなかったので元に戻って少し遠回りしてしまいました。
矢田丘陵・法隆寺 神社の地蔵様は多くが廃仏毀釈で他へ移されたのですが残っています。
神社の地蔵様は多くが廃仏毀釈で他へ移されたのですが残っています。
矢田丘陵・法隆寺 収録遺物はこれだけ。西国三十三所順礼碑(132)です。
収録遺物はこれだけ。西国三十三所順礼碑(132)です。
矢田丘陵・法隆寺 宮方8807番地上墓地というのもどこのことやら・・・小ピークが平らな畑になっていて開き残された森の中です。
宮方8807番地上墓地というのもどこのことやら・・・小ピークが平らな畑になっていて開き残された森の中です。
矢田丘陵・法隆寺 墓地風景(134)で一括登録です。
墓地風景(134)で一括登録です。
矢田丘陵・法隆寺 無縁寺入口ですが石造遺物は墓地にしかありません。
無縁寺入口ですが石造遺物は墓地にしかありません。
矢田丘陵・法隆寺 これは近頃珍しいですね。昔は小学校には大抵あったのですが・・・もちろん遺物ではありません。
これは近頃珍しいですね。昔は小学校には大抵あったのですが・・・もちろん遺物ではありません。
矢田丘陵・法隆寺 お迎えの六地蔵菩薩(123)
お迎えの六地蔵菩薩(123)
矢田丘陵・法隆寺 無縁寺の無縁塚です。
無縁寺の無縁塚です。
矢田丘陵・法隆寺 棺台(124)
棺台(124)
矢田丘陵・法隆寺 大木を後に大日如来(122)
大木を後に大日如来(122)
矢田丘陵・法隆寺 蚊の集団が跋扈する竹藪を抜けて富雄川畔に帰ってきました。一時八幡宮に避難していた道標(114)、「すぐ大坂」の下に「東大門中」とあるそうですが、よくわからない。「すく」でなく、ちゃんと「すぐ」だそうです。
蚊の集団が跋扈する竹藪を抜けて富雄川畔に帰ってきました。一時八幡宮に避難していた道標(114)、「すぐ大坂」の下に「東大門中」とあるそうですが、よくわからない。「すく」でなく、ちゃんと「すぐ」だそうです。
矢田丘陵・法隆寺 背面は撮影しにくい。「すぐ いがいせ きづ やましろ道」だそうです。
背面は撮影しにくい。「すぐ いがいせ きづ やましろ道」だそうです。
矢田丘陵・法隆寺 名刹法楽寺入口です。自然石に刻まれているのは珍しい。
名刹法楽寺入口です。自然石に刻まれているのは珍しい。
矢田丘陵・法隆寺 ボダイジュだそうです。生駒市の保存樹とされています。
ボダイジュだそうです。生駒市の保存樹とされています。
矢田丘陵・法隆寺 層塔(61)
層塔(61)
矢田丘陵・法隆寺 弘法様の銅像があります。
弘法様の銅像があります。
矢田丘陵・法隆寺 本堂です。お堂に上がるとチャイムが鳴ります。
本堂です。お堂に上がるとチャイムが鳴ります。
矢田丘陵・法隆寺 ずらりと並んだ西国三十三所観音像(68)
ずらりと並んだ西国三十三所観音像(68)
矢田丘陵・法隆寺 この六地蔵様はかわいらしいですね。
この六地蔵様はかわいらしいですね。
矢田丘陵・法隆寺 下墓地に向かおうとするとこんな石柱列が・・・昨年はなかったものです。記銘を見ると「色即是空・・・」、般若心経ですか。中央の芝生に立つとパワーが集まりそうな気が・・・
下墓地に向かおうとするとこんな石柱列が・・・昨年はなかったものです。記銘を見ると「色即是空・・・」、般若心経ですか。中央の芝生に立つとパワーが集まりそうな気が・・・
矢田丘陵・法隆寺 一番下に来ました。旧薬師堂跡に建てられたものだそうです。平成三十年正月開壇とありました。
一番下に来ました。旧薬師堂跡に建てられたものだそうです。平成三十年正月開壇とありました。
矢田丘陵・法隆寺 順路が書いてあります。下が入口らしい。この順序でないと正しい順番にならない。
順路が書いてあります。下が入口らしい。この順序でないと正しい順番にならない。
矢田丘陵・法隆寺 お不動様(64)
お不動様(64)
矢田丘陵・法隆寺 丸彫りの阿弥陀様(62)
丸彫りの阿弥陀様(62)
矢田丘陵・法隆寺 地蔵様(63)。その他、下の墓地奥には収録遺物が多かったのですが、忘れてしまいました。
地蔵様(63)。その他、下の墓地奥には収録遺物が多かったのですが、忘れてしまいました。
矢田丘陵・法隆寺 また富雄川を渡ります。川畔にこんなスペースが・・・日差しがないので休むのに好適でした。
また富雄川を渡ります。川畔にこんなスペースが・・・日差しがないので休むのに好適でした。
矢田丘陵・法隆寺 阿弥陀寺墓地ですが、収録されているものは全て上の妙法寺跡に移設されています。
阿弥陀寺墓地ですが、収録されているものは全て上の妙法寺跡に移設されています。
矢田丘陵・法隆寺 自然石六字名号碑(104)
自然石六字名号碑(104)
矢田丘陵・法隆寺 層塔(103)
層塔(103)
矢田丘陵・法隆寺 阿弥陀寺本堂
阿弥陀寺本堂
矢田丘陵・法隆寺 手水鉢(105)
手水鉢(105)
矢田丘陵・法隆寺 裏手(東)へ出てきました。昔あった妙法寺お堂が再建されています。
裏手(東)へ出てきました。昔あった妙法寺お堂が再建されています。
矢田丘陵・法隆寺 お堂のそば、道路脇に六字名号碑(108)
お堂のそば、道路脇に六字名号碑(108)
矢田丘陵・法隆寺 念仏講碑(107)
念仏講碑(107)
矢田丘陵・法隆寺 圭頭状六字名号碑(110)
圭頭状六字名号碑(110)
矢田丘陵・法隆寺 自然石六字名号碑(109)
自然石六字名号碑(109)
矢田丘陵・法隆寺 中央が圭頭状六字名号碑(110)
中央が圭頭状六字名号碑(110)
矢田丘陵・法隆寺 こちらが本参道だったようです。進入禁止札の先の石碑も道標に分類すべきでしょうか。「表参道」と記銘されています。
こちらが本参道だったようです。進入禁止札の先の石碑も道標に分類すべきでしょうか。「表参道」と記銘されています。
矢田丘陵・法隆寺 高山八幡宮の参道途中に出てきました。手水鉢(113)です。
高山八幡宮の参道途中に出てきました。手水鉢(113)です。
矢田丘陵・法隆寺 かなりの階段です。
かなりの階段です。
矢田丘陵・法隆寺 本殿遙拝所、奥の本殿は今修復中です。この右手にさりげなく収録遺物があります。
本殿遙拝所、奥の本殿は今修復中です。この右手にさりげなく収録遺物があります。
矢田丘陵・法隆寺 太神宮碑(115)です。よく見のがします。
太神宮碑(115)です。よく見のがします。
矢田丘陵・法隆寺 道路まで出てきました。鳥居下の向かって右の狛犬が111、左が112。
道路まで出てきました。鳥居下の向かって右の狛犬が111、左が112。
矢田丘陵・法隆寺 さて帰ろうとバス時刻を見ると45分後、学研北生駒まで歩けてしまう。歩いて帰ります。茶筅の製造元が並んでいます。
さて帰ろうとバス時刻を見ると45分後、学研北生駒まで歩けてしまう。歩いて帰ります。茶筅の製造元が並んでいます。

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