活動データ
タイム
07:39
距離
14.9km
のぼり
1641m
くだり
1625m
活動詳細
すべて見る先週に引き続きまた丹沢山へ。 今回は早めに入山して行けるところまで距離を伸ばそうと蛭ヶ岳方面へ。 早めにとは思ったが、気温も高いおかげでかなり早く到着。 先週と違い今回は外気温0度と暖かいくらいだが、早く着きすぎてまだ真っ暗。 ヘッドランプとハンドライトを用意してナイトハイクでスタート。 先週よりは雪が少なくなってたが、先週一旦溶けた雪が固まった上に夜に降った新雪が乗って非常に歩き辛い。 真っ暗の中登山道に向けて登っていると、すぐに熱くなり早くも上下のGoreTexを脱ぎ去る。 準備万端歩いていると、前方でなにやら動く影が! かなりびびったが、立派な角を持った牡鹿がこちらを伺っていた。 トレイルに入ると、かなり雪は少なくなってきていたが、一旦溶けた雪が硬く先週よりも歩き辛いので早めにアイゼンを装着。 徐々に夜が開け始めると気温が下がり始めたが、さすがに着ぶくれるほどでもないが、新雪が足に染み込み指先が痛いような。 今回は雨氷に覆われた木の枝が垂れ下がり、行く手を阻む。 標高を上げるにしたがい、張って通らなければいけない場所もあり、先週よりもしんどい。 さすがに貸切の山頂と思ってたら、早くも踏み跡が。 僕より早い人がすでに尾根を蛭ヶ岳方面に足跡が続いてる。 丹沢の朝は早いようだ。 小休止で蛭ヶ岳方面へ。 下りはかなりスリッピーだ。 途中蛭ヶ岳で泊まった方々とすれ違う。 前日に檜洞丸から登られたという。 トレースはあったんですか?と聞くとほとんどなかったとのこと。 この時期あのコースは怖そうだ。 雪の降り始めでもかなりしんどかったのに。 スリッピーな下りを降りると登り返す。 あまりにも美しい青空と真っ白な雪のコントラストに魅せられてしまう。 やはり尾根道もガリガリで走りにくく、無理すると捻挫しそうで怖いのであくまでスローペース。 やはり青空のもと気持ちよく走ってると、富士山はもちろん南アルプスの山々や蛭ヶ岳や檜洞丸が見張らせてまさに息を呑む風景に走ることを忘れて見とれてしまう。 更に下って登り返して鬼が岩に行くかとも思ったが、長く休んだからなのか、足がなくなり始めているように感じたので、あまり無理せず引き返すことに。 少し戻ると標識に不動の峰と書いてあった。 そこにある休憩舎で昼食をとストーブに火をつけようとしたが、カッタばかりなのに早くも着火しなくなってしまった。 こんなものかとがっかりしたが、こんな時に限って火を持ってきていない。 仕方なく諦めて持参した手巻き寿司だけで昼食を済ます。 晴天で気温が高くて助かった。 下山中大山方面からもくもくと雲が湧き上がり視界がなくなった。 天王寺尾根を下っていると雲を抜けると晴れ間が。 すると朝の雨氷が氷の雨宜しく降り注ぎ始めてかなり冷たい。 時折大きな塊も落ちてきてドキッとする。 朝ふさいでいた枝たちも少しは頭を持ち上げて走りやすくなったが、スリッピーな状況は変わらないので、そんなに走ることができない。 今回はあまりいいコンディションではなかったが、素晴らしい絶景の中走ることができていい経験になりました。
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