秩父丸山ハイキング（芦ヶ久保駅からぐるっと１０ｋｍ）

前回の秩父矢岳チャレンジ（９月８日）からの撤退・道迷いから３週間が経ちました。 しばらくはバリルートと肉食動物には会いたくないなぁと思いつつ＾＾；、とりあえず、奥さんと一緒に秩父丸山へハイキングに行ってきました。 「西武鉄道で行くハイキング２４選」に載っているコースで、随所にトイレなどもある初心者向け。山頂で山メシも作り、リラックスした一日となりました。 ●奥さんから要求されるコースの重要事項 ・朝はそこそこ遅めに出発 ・トイレが随所に有る ・インスタ映えするスポットがある ・ベンチ完備 ・美味しい料理完備 では出発です！ 池袋駅から西武新宿線にのります。毎回思いますが、秩父は意外に近いですよね。 ９：４０に芦ヶ久保駅出発です。しばらくアスファルト道路を歩いていきます。 ２０分くらいすると畑を横切るような形で土の道に変わります。 奥「登山って感じになってきたね〜」 私『そうだね。登山だね』 単に畑のあぜ道を歩いているだけなのですが、一応同意しておきます。 その後、また２０分くらい歩き、ようやく登山口にたどり着きました。足元には杉の葉が積り、杉の絨毯が広がっています。個人的に、この絨毯の色合いがとても好きです。そうして気分良く歩いていきます。 すると目の前に大きな蜘蛛の巣が。 「ちょっと待って、蜘蛛の巣の写真撮るから」 すると下から風に吹かれて霧が登ってき、一気にガスってきました。 「ちょっと待って、霧の写真撮るから」 しばらく行くと、道がひらけてきました。粘土質の土がまっ平らに固められ、幅１０ｍくらいの道がまっすぐ続いています。 「ちょっと待って、今、道の写真撮るから」 何でしょう、このストレス。 もはや自然派嗜好のカメラマンが急に個展を開くことになったのかというくらいの撮影頻度です。 でも、ここでイライラしてはいけません。 ということで、少し一人で先に行くことにしました。 「ちょっと待って、後ろ姿の写真撮るから」 こうして、その写真はベストショットとして採用されることになりました。個展開けるね。 よろしければベストショットをご参照ください（笑） その後、出会いのテラスで一息つき（ベンチとテーブルがあるが木陰がないので夏場はきつそう）、山頂の巨大な謎の建造物で眺めを楽しみ、脇のベンチでカレーとトマトリゾットを作り（コンソメを入れ忘れ味が少し薄い。コンソメ必須です）、もう少しもう少しとだましだまし励ましながら下山したのでした。 下山後は芦ヶ久保駅から西武秩父駅まで二駅ほど移動し、祭りの湯に入ってきました。 奥さんにも大変満足度は高く、「またこの温泉に来たい」とリクエスト。次は長瀞アルプスあたりをハイキングで行くのもいいかもですね。 ということで、破線ルートを歩くことも猫背の鹿に出会うこともない平和な一日でした。 明日は、新宿バスタから早朝６時の高速バスにのって箱根の金時山に登る予定です。２日連続の登山で、少し足腰を鍛えたいと思います。