高代寺山で里山ハイキング＋妙見山

今日は登山会の例会に参加しました。 兵庫県川西市にある高代寺（こうだいじ）。「高野山に代わるお寺」というのが名前の由来だそうです。 その高代寺が建っているのが、高代寺山です。昔の参道に沿って歩いたところ、江戸時代に建てられたお地蔵さんや宝篋印塔が多く残されていました。 お寺近くでは、クマが飼われています。イノシシの罠にかかってしまった熊で、あちこちの動物園に打診したものの引き取り手がなかったため、日本熊森協会（このような団体があることを初めて知りました）の協力を得て、お寺で飼育することにしたそうです。現在クマは８歳とのことですが、４歳で人間でいうところの成人になるようですので、立派な大人のクマです。森であった時にびびらないように姿かたちをよく観察しておきました。（檻の中に入っている分には可愛いですね） その後、吉川八幡神社でシンセサイザーで伴奏を付けた雅楽を聞き（新しいけど悪くない！）、皆さんはダリア園でお花鑑賞へ。 リーダーから妙見山に行きたい方はどうぞとのお言葉がありましたので、ソロで妙見山に登ることにしました。 渡渉を何回もする渓谷コースに行くことも考えましたが、昨日雨が降って川が増水している可能性があるため、尾根コースにしました。ずっと登り続けなのが少し大変ですが、今の季節ならそれほど暑くもなく、気持ちよく登れました。 妙見山の頂上付近には、日蓮宗の真如寺があります。十字のマークがあちこちに見られます。家に帰ってから調べたところ、この地域を治めていた能勢氏の家紋だそうです。モダンな文様ですね。 「能勢妙見・里山ぐるっとパス」を持っていたので、帰りはリフト、ケーブルカーに乗りました。特にリフトが気持ちよかったですよ。