P1452経由~オロ北台地~P1299経由

2018.10.08(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 32
休憩時間
1 時間 13
距離
2.2 km
のぼり / くだり
429 / 387 m
3 32

活動詳細

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懲りずに二日続けて足尾。 と言っても初日は大失敗を冒す。家にスマホ忘れたのである。どうも気が乗らない時は集中力も低下するようで。そんな訳でログも写真も無しなので、レポも無しって事です(笑)。因みに大平山に南東尾根で行って、丹平治沢右岸尾根で帰ってきました。 さて、二日目の本日はまたオロ山北の台地、通称オロ北に行ってきた訳で、懸案の尾根二本を踏んできました。 本来スマホ忘れなければ、テン泊か車中泊すればよかったのに。親水公園駐車場にはふみぃさん号発見。あわよくば会えるかなぁなんて淡い期待を持って出発したのでしたが、そう甘くは無いのでした。 往路の尾根は下りで使っても良いかなと思った。特段危険を感じる所はなく、ガレ場は赤土に石をまぶした感じの場所だが、鹿の踏み跡部分は適度に踏み固まっており、丁寧にトレースすればズリ下がることはない。3箇所出現する岩場も横から巻けた。3箇所目の岩場はP1452へ寄る為に左へ巻いたが、右からでも行けたかもしれない。 左へ行くととたんにリョウブの疎林となり、若干の下草も出て鹿道も明瞭になる。安全地帯の様相だが、腐葉土と苔の下には大きめの岩で、踏み抜きには要注意。やがて突然ガレ場に飛び出ると1452はすぐそこ。 先人のケルンの横に積んでみる。相変わらずガスで周囲視界はさっぱり。しばし休憩後に草付きになった斜面をえっちらおっちら上がると、やがてガレルートとの合流地点。 笹斜面の鹿道をたどり、最後の瓦状の石の散らばる斜面を登りあげて台地へ。 台地滞在リミットは13時半と決めていた。時間はない。急いで、新標高板確認に向かいウロウロするも、今回も見つからず(泣)。 そそくさとメシを済ませ、一服つけたら下降開始。 復路の尾根は実にマズイ。たそがれさん風に言うと、ノドカラ状態MAX。下り序盤は笹混じりに鹿道も確認できるが、すぐに草無しの岩峰の細尾根となる。 ガスの具合で50m位先までの視界の中、当然遠望は効かず、谷底は何処まで切れ堕ちているのかも視認出来ない。あの岩の先は行けるのか?の連続で精神面も消耗する。 大概、近くに行くと左右どちらかで巻ける訳だが、後ろ向きになって片足を下ろしてから体を下げるなんてのがしばしば。 途中、枯根っこと灌木が出て、すこし尾根型が広くなった所でやっと生気を得る。しかしそんな楽園は束の間、すぐに荒々しさは復活し、P1299へ向かう下りは相当な急斜面。後ろ向きを交えながら時間を掛け騙し騙し下がってゆく。 なんとかコル状の場所に降り立ち、ザックを置いて1299へ。三沢 、小足沢の出合付近が丸見えで大滝も確認出来るがガスが多めなのが残念。 さて、じっくり観察したあとはザックを担ぎ直しガレ沢下降だ。 ガレの様相はそれほどは続かず、そのうちルンセに岩が混ざる様な状態になる頃には、岩峰尾根との高度差も増し、圧迫感も出てくる。更に下がって行くと水気が出て来て岩も滑りやすく。そのうちに3、4m程の段差が出てくると周りは樹木も出始め、一枚岩状の上に腐葉土の堆積斜面はかなり危険。安全を重視し、ロープを出しハーネスをつけて、懸垂下降を繰り返す。 最後は土で安定した尾根方面に逃げると、松木川はすぐそこ。 じっくり安全に時間を掛けて降りてきたので、予想より30分オーバーかな。

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