活動データ
タイム
05:24
距離
6.7km
のぼり
919m
くだり
920m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るアルペン風な山で知られる大峯山系の大普賢岳。記録を見ると、冬の大普賢岳は8年前に登っている。 その前の2005年頃、相棒と出かけたが大雪で2度撤退し、3度目に頂上に立てた。 そんなふうに冬は厳しい大普賢岳だけど今年は雪が少ないし、今日は天気がよさそう。 それで思い切って一人で出かけた。 朝6時に千里を出発。 国道から和佐又ヒュッテまでの急な坂道の日陰には、所々雪が残っていたが、スタッドレスで通過 (過去にツルツルに凍っていて登れなかったことがあるのでチェーンをもって行ったが)。 8時半、登山口の和佐又ヒュッテ到着。 小屋に登山届を提出し、駐車料を支払ったら1000円。 500円がいつの間に1000円になったとビックリポンだったけど、 遭難でもしたらお世話になるかもと素直に支払った。 出発してしばらく歩くと和佐又山との分岐 しばらく歩くと日本岳の岩壁が現れ、岩に沿って水平に歩く。 朝日窟、笙ノ窟(しょうのいわや)、鷲ノ窟など修験の行場が次々に現れる。 それを越えると、日本岳と小普賢岳との分岐に至るルンゼ(岩溝)を登る。 ここは雪が多いときはラッセルを強いられながら直登するが、 今日は雪が少ないので夏道をジグザグで登っていく。 途中凍ったところが出てきたので、コルに着いてからアイゼンをつけた。 小普賢岳へは、梯子と鎖を使ってまっすぐ登ったあと、水平のトラバース道になる。 ここは雪が多いとトレースが定まらず滑落しやすい。 トラバース道がまったくアテにならず、小普賢岳のピークを越えて大普賢岳とのコルへ下ったことがある。 今日はしっかりトレースが着いたトラバース道を歩いた。 大普賢岳は、梯子・鎖を使っての急斜面の直登、ルンゼの急登やトラバースなどを繰り返しながら高度を稼ぐ。 道がゆるやかになると山上ケ岳方面との分岐(奥駆道)に着く。 ルートを左にとって登っていくと大普賢岳の頂上に到着。 頂上からは、先週登った観音峯、その左に大日山・稲村ケ岳がくっきり。 そのずっと左手には、弥山・ハ経ヶ岳、仏生岳、釈迦ケ岳など大峰山系の主稜線が見えた。 今年は雪が少ないとは言え、大普賢岳はやはり少し厳しい。 滑落した場合(多分助からないが)などを考えると、単独行はやはり避けるべきだったかと少々反省。 食事のあと、山を始めて1年で冬の大普賢に来た(ダメなら帰ろうと思ってきたらしいが、 なかなか安定した歩きだった)という若者のあとに着いて、山の話をしながら下った。 ちょっと迷惑なおっさんだったかもしれない。 帰りに川上村の道の駅で温かいうどんをいただき、夕方5時半に千里に着いた。 少し緊張したけど楽しい一人山旅でした。
動画
活動の装備
- カリマー(karrimor)リッジSL30タイプ2
- マーモット(Marmot)トレックコンフォパンツ
- スカルパ(SCARPA)トリオレプロGTXレディ マゼンタマゼンダ37【Ladies】
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