活動データ
タイム
16:33
距離
24.6km
のぼり
2743m
くだり
2767m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る久しぶりの投稿になります。10月3連休に休暇を1日追加して大キレットに行って来ました。 生きて帰ってこれてよかったです。他にも色々紅葉が綺麗だとか、快晴で景色が素晴らしかったとかありますが。 YAMAPを始めた頃から投稿を見るたびに行ってみたい(その場に立ってみたい)気持ちが湧き始めたのですが、 投稿、ブログを読んでも怖かった話しが多かった印象が強くて、迷ってました。しかし自分の年齢(今年56歳)を 考えると今行かないと、このまま一生行かないで終わってしまうだろうという、プレッシャーもあり決行しました。 何せそんなに場数を踏んでいる訳でなく、知識がある訳でなく、師匠が居る訳でもない自分がどうやって 歩くかをズゥーット考えてきました。YouTubeを観るとイメージは判りますが要所が判らず、 投稿を読んでも今一要点が掴みきれず(すみません読解力が無いもので)、判っているのは落ちたら死んでしまう、 3点支持を確実に行う事と、今年になって判った浮石を踏まない、掴まない。その位の知識しかありません。 当日は山小屋までなので、新穂高登山口を5時出発し、暗い夜道をボソボソ歩きます。ヘッデンがあっても苦手です。 まあ、直ぐに明るくなりましたが。白出沢を越えた辺りから紅葉が見られる様になり、オー綺麗だな!と眺めつつ 滝谷の渡渉部も水量少なく楽に渡り、8時頃槍平小屋到着。この日は、小屋閉めの日らしく忙しそうでした。 南岳新道に入り淡々と登っていると、真新しい梯子と階段が設置されていて、南岳小屋のブログに出ていた話だと 気付かされる。アリガタヤ、アリガタヤ。中間部辺りで20代のイケ面に追いつかれ、お互いに明日初めて大キレット に挑戦する確認出来、仲間が増えて一安心。スピードが違いすぎるので先に行って貰い、マイペースで11時40分到着。 昼食後、何時もの事ながらする事が無い。昼寝すると夜眠れなさそうだし、歩き回ると疲れが溜まりそうだし、仕方ない ので漫画読んだり、スマホ見たりで終了。夕食を食べ始めると、御主人が「今から10分間夕日が綺麗ですよ」と伝えられた ので急いでご飯をかきこんで、表で夕日鑑賞、良い眺めでした。その後は、お腹一杯で呑む気も起きず、眠る事に集中 したいが、色々不安が頭を駆け巡り眠れなかった。 隣の人の物音でめを覚ますと、4時50分ヤバイ寝坊してしまった。 南岳小屋のお布団凄く寝心地良かったです。急いで荷物全部持って一階の談話室で準備して表に出ると意外に暖かい、 これで鎖と梯子が凍ってる事は無さそう、と一安心。まずは、東の空に向かい安全祈願、これで準備完了! 下に降りるまで身体が起きてないのでユックリ降ります。平な所を少し歩いた所で御来光!綺麗に出てくれました。 その後直ぐに昨日の青年に追いつかれ、速いなと思っている内に遠ざかってしまい。また一人寂しく歩き出します。 長谷川ピーク手前でまた追い抜かれ、僕が遅いのか先に行った方々が速いのか判りませんが、取り合えず落ち着いて 確認しながら進みます。長谷川ピークからは、YouTubeで見ていたシーンなので意外と簡単に進めました。高度差も 想定していた程では無かったです。只他の登山道とは傾斜が違うので常に3点支持を心掛けて進みます。登りに入り 飛騨側に移った辺りからいわゆる、『飛騨泣き』なんでしょう。昨日小屋の主人から写真で凡その位置は教えて貰った ので、判りました。他のルートとの差は余り感じませんでした。ここを登り切った辺りから滝谷が時々見えて、3人の パーテェーが登ってました。声がデカク響きます。2段目の登りを終えた辺りで展望台の表示があり行って見ましたが 下のほうまで見る勇気はありませんでした。その後北穂あと200mの表示がありここから長いのだろうと登りましたが そうでもなく、北穂高岳山荘到着。途中ビビルので下は見ない様にしました。 遅い朝食後、出発の準備をしていると先に行った青年が顔出し、ここから涸沢に降りるとの事で少しガッカリ。頂上で写真を撮って、後半戦開始です。頭の中では、2箇所難所があると言うだけです。涸沢側を迂回し滝谷側を下りを降りると2名後ろから来たので先に行ってもらいます。少し下って、登った所が南峰かな?休息中、歳の話になって、年配の方何と76歳で神戸からいらしたそうで、普段は六甲山を頻繁に歩いているとおっしゃってました。普段の過ごし方が大切だと思われます。で歳の順に再開(若い方から)下って登って休憩し、また少し下り登り返しで、少し忙しかったです。最後の急斜面手前で引っ掛かりそうな装備をリュックに全て仕舞ってから(引っ掛かるとバランスを崩しそうなので)、出発。意外と簡単に登れました。後はなだらかな岩場を歩き涸沢岳頂上を経由して、穂高岳山荘到着。 休憩し、白出沢を下ります。前半のガレ場を躓かないように気をつけて進みます。コースに沿って進むと芸術的な石の配置で快適に進めるのですが、外れると、浮き石地獄で泣きそうになります。荷継場を過ぎ普通の登山道となり、木陰が気持ち良く身体の火照を鎮めてくれます。沢を渡って、石切道を下り、川に下って対岸に渡れば、もう普通の登山道となり個人的な感覚では、無事な終わりを実感したのでした。
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