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天国から地獄への木曽駒ヶ岳(吹雪で撤退)

JunJunさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介: 引きこもり系パソコンヲタクが、デジカメを手にしてからはカメラとレンズの沼にハマり、被写体を求めて街を徘徊するように。が、街の被写体を撮りつくし限界を感じていたところ、齢五十にして初めて地元の北アルプス立山への登山に参加。この時から山の美しさに目覚めて山の撮影の魅力にハマる。
     以降毎週お天気が良ければ北アルプス北部や、地元の山々をデジカメを持って徘徊するように。年老いても元気に街や山をデジカメを持って徘徊できるようになるため、トレーニングと食事にも気を使う健康ヲタクでもあります。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1963
  • 出身地:
  • 経験年数:5年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

木曽駒ヶ岳・空木岳・将棊頭山

2016/02/12(金) 22:09

 更新

天国から地獄への木曽駒ヶ岳(吹雪で撤退)

公開

活動情報

活動時期

2016/02/12(金) 10:24

2016/02/12(金) 12:24

アクセス:532人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 375m / 累積標高下り 372m
活動時間2:00
活動距離1.76km
高低差271m
カロリー942kcal

写真

動画

道具リスト

文章

【アクセス】
 松本市から長野道と中央道の高速道路を利用し、駒ヶ根ICで降りて菅の台バスセンターに駐車。料金は600円。ここから駒ヶ根ロープウェイしらび平駅へは路線バスに乗り換えます。自家用車ではしらび平駅には行けません(林道のような曲がりくねった細い道を通ります)。路線バスは8:15から1時間毎に出ています。
 バスは片道820円ですが、千畳敷ホテルまでの往復路線バス、往復ロープウェイ、千畳敷ホテルの選べる昼食またはお土産付きの、選べる千畳敷カール日帰りプランを使うと、4100円(現金払いのみ対応)です。使用方法は千畳敷ホテルのホームページから申込用紙をダウンロードし、必要事項を記入しロープウェイの切符窓口で精算します。路線バスの中では申込用紙を見せて代金を払いません。

【お天気】
 風雪

【感想/記録】
 前日は乗鞍岳へ行きましたが、せっかく乗鞍高原にまで来て明日もお天気も良さそうとの予報だったのでお休みをいただき、松本市に宿泊し初の中央アルプス、木曽駒ヶ岳へ行く事に。

 昨日は1日快晴でしたが、予報通り松本市も朝は晴れて、今日の登山に期待が持てます。ホテルは朝食が6:30からなので、7時過ぎにホテルを出発するも、朝の渋滞に巻き込まれ高速道路を利用しても、菅の台バスセンター到着は8:30を過ぎでした。途中の車から見える風景には雲が見え始め、山々の山頂にも雲がかかっていました。さすがにこの時期は2日も快晴と言う訳にはいかず、お天気は下り坂のようです。バスは毎15分ごとに出発なので9:15分のに乗車し、駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅に始発から1時間遅れで到着。1時間も遅れたのはちょっと痛かったですね。

 しらび平駅に到着するとなんと粉雪が舞っており、山頂の千畳敷駅の外に出ると既に吹雪でした (´Д` )。もちろんあたりは真っ白で、初めてきたのでどこへ行けばよいのかも分かりません。登山道の標識に従って山頂駅の外に出るとトレースがありますが、ゴーグルを装着するとどこがトレースか分かりづらくなります。トレースを外すと踏み抜いてしまいますが、前日のトレースはまあまあ締まっていたので、早々にアイゼンを装着。が、ワンタッチアイゼンが装着できない。靴底にがっつりと雪団子が付いていたためで、雪を払ってアイゼンを装着しトレースを追って行きます。が、今度はゴーグルに息や汗(水蒸気)が入ったようで、曇って使い物にならず。ゴーグルを外し視界を確保して、なんとか前進しました。

 やまない吹雪の中を撤退しようか迷いながら進みましたが、朝のホテルの朝食を食べ過ぎたカロリーを何としてでも消費すべく(汗)、進んで行きました。途中から斜度が急になると、雪が締まってアイゼンで歩きやすくなりました。が、乗越浄土のちょっと手前からは斜度がさらに急になり、少し柔らかい雪ではスリップします。何とかザックからピッケルを出して、雪面に刺したピッケルを手掛かりにしながらようやく乗越浄土に到着しました。

 乗越浄土付近では一段と風が強くなり、雪が顔に当たって痛いです。当然あたりは真っ白でホワイトアウト寸前、どこが何やら全く分かりません。有名な宝剣岳や駒ヶ岳はどこなのか、真っ白なので何も分かりません。時折風速20m超の強風が吹いてアイゼンを付けていても、体ごと持って行かれそうになります。残念ですが、これ以上いてもしょうがないので、早々に下山を開始しました。

 乗越浄土からはまた急斜面を下山しますので、ロープを出してアンザイレンをしておられるグループの方もいらっしゃいました。多くの方が結構な急斜面に腰がひけ気味で、慎重に時間をかけて下山されてましたが、視界が悪いため時間をかけたくないので、尻セードで一気に滑り降り、先行者をごぼう抜きで、あっという間に下山できました。途中で滑落していると間違われたみたいで、大丈夫ですかと声をかけていただけました(^_^;)。ピッケルでちゃんと制動できましたので大丈夫ですが、下る方向の制御はしづらいので、先行者にぶつからないように慎重に下りました。ある程度下ると雪が柔らかくなってきたので、尻セードができなくなり後半は歩いて下山しました。

 尻セードの注意点ですが、必ずピッケルをしっかりと握って制動できるように。持ち方が悪いとピッケルが雪の抵抗で弾き飛ばされ、制動ができなくなり滑落になります。雪面が硬くクラストしていると、尻セードでは無く単なる滑落になる危険性が高いです。アイゼンを付けている場合は、先行者にぶつかって怪我をさせない細心の配慮が必要です。ザックに付けたスノーシューやポールなどが雪の抵抗で外れないように。途中に露出した岩があると悲惨なことになるなるので、岩の有無を良く確認しましょう。以上の点に注意するば、素早く下山できます。登りは1時間15分ほど、降りは25分ほどでした。

 前日の乗鞍岳は快晴でしたが、初の中央アルプスの木曽駒ヶ岳は一転して吹雪となり、まさに天国から地獄へと叩き落とされました。快晴と吹雪の雪山の両極端な天候を体験できましたので、冬山で使っているアイテムのチェックもできました。いつも冬山で使っているアウターの上下は強風の中でも寒くなく問題なし(逆に暑くて汗をかくくらい)、街歩きで使っているPHENIXのスマホ対応グローブに、モンベルの防風製のあるグローブを重ねたもので大丈夫でした。マムートのザック、スピンドリフトガイド35 はポケットやザックの中に雪が入り込んでしまいました。防水で無いため付着した雪が溶けた水を吸って少し重くなりました。吹雪の中では防水でシンプルな、マウンテンハードウェアのダイアッティシマ35の方が良かったと思います。

 今日のてんきとくらすの登山指数はA、ヤマテンの予報も悪くは無かったのですが、お天気は見事に予報が外れてしまいました。木曽駒ヶ岳の山頂に立てなかったのは残念ですが、また機会があれば木曽駒ヶ岳に来たいと思います。帰りの駒ヶ根市は雲が多いものの日差しもあったのですがねぇ。富山のお天気は良かったようです。そして、たった2時間の登山では摂取したカロリーを消費できそうにもありません(笑)。

【注意点と反省点等】
 平日でもそこそこ観光客がおられました。休日なら朝の第一便は満員で乗れない可能性も。
 木曽駒ヶ岳も積雪状況によってはラッセルになるようで、スノーシューがあると安心だと思います。ロープウェイの最終便は15:55分、バスは12分毎なので遅れないように。
 ザックやアイテムに付いた雪を払うブラシがあると良かったです。
 駒ヶ根ICまではとにかく遠く感じましたが、帰りは平日のため渋滞は無く気温が上がったので路面の凍結や雪も無くなったので、ノンストップで走り通して自宅まで3時間ちょっとでした。
 今回も撮影したOM-D E-M1は撮影中は雪まみれになり、下山してからはカメラバッグの中に入り込んだ雪で濡れてしまいましたが、問題無く撮影できました。使用したレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは保護フィルターが使用できないので、前玉に付着した水滴が乾くとシミになってしまいました。

【コース状況】
 浄土乗越手前は急斜面なので雪面の状態によっては、滑落の危険性もあります。

【2/13追記】
 当日になんとか撮影したムービーを追加しました。画面が揺れているのは強風に煽られ、立っていられなかったからです。

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