猿ヶ馬場山、敗退です

10月13日 (土) 曇り一時晴れ 「猿ヶ馬場山」敗退。 この山は元々登山道が有りません。そのため雪山の時期にしか登れない山でしたが、無雪期にも登れるコースが有りました。実は林道が山頂近くまで有ったのです。今回はこのコースを登りました。林道は登山道に比べ起伏が少なく歩きやすい反面距離が長くなります。また案内板が一切無いので分岐で間違わないよう注意が必要です。 始めは調子良く登って行きましたが、中間地点辺りの渡渉点を過ぎると登山道が一変します。急なガレ坂となり途中から川そのものになってしまいました。その後はまた普通の林道に戻りました。 手前の「帰雲山」までは順調です。掛かっていたガスも取れて日が射して来ました。 しかしここからが大変!　残りわずかに2Km、標高差200mしか無いのですが、コースは背丈ほどの笹がビッシリ、朝露で全身ビショビショになりました。さらに倒木がコースを遮り進むのが大変です。よじ登り、木下をくぐり、或いは迂回せざるを得ません。迂回すると一面の笹でコースを見失い、周りを右往左往。 それでも後少しの所（残り800m位）までたどり着いたのですが、その先更に大掛かりな倒木地帯。 ここで断念して引き返しました。帰りも何度かコースを見失い、GPSで確認して戻りました。 猿は手強い!!　下山後、白川郷の湯で傷ついた心を癒しました。