活動データ
タイム
05:10
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見る≫まえがき≪ 前回の大寒波では行きそびれた英彦山の氷瀑。リベンジの計画を立てたが四王寺滝の氷瀑はすでに消滅との情報。思案の結果、北岳~中岳ルートに変更したら想像以上の雪が残っていた。雪の量も我々には丁度良く、思う存分雪山を楽しむことが出来た。 ”やはり英彦山はいい山ですね~” 2月11日(木)晴れ 「豊前坊~北岳~中岳~野営場」 前回行きそびれた英彦山の氷瀑。もう一度寒気が来るので再挑戦したいとの話があり希望者が5人揃った。だが、期待ほどの強い寒気ではなかった。ましてこの2~3日は晴天続きである。一部の情報では四王子滝の再凍結は殆どないらしい。今までの経験では四王子谷までのルートは雪解けでシャーべット状態の悪路になり、衣が池から四王子谷のガレバ登りも中途半端の雪解けでアイゼンは効かず歩き難いだろうと思う。 添田バスに問い合わせると豊前坊にはまだ積雪があり、途中の道路も凍結してバスは英彦山ホテルで折り返し運転という。色々悩んでいたら、野営場まではノーマルタイヤでも行けるとの情報を得た。四王子滝の凍結もない事だし北岳ルートなら積雪がありそうだ。仕方ないので豊前坊まで歩き「北岳ルート」で雪山を楽しむ事に決めた。7時、Hinoさんの自家用車でNjgroと3人で出発。志井のセブンイレブンで杉さん夫婦と合流。R322号を走り彦山駅でトイレ休憩してR500号を英彦山野営場へ進んだ。 別所駐車場には多くの車が止まっていたが野営場の広い駐車場には1台も来ていない。道を見ると雪は無く綺麗に乾燥している。この状態では豊前坊まで車で行けるのでは?と思ったが、予定通り自然歩道を豊前坊に向けて進んだ。スキー場には餌を求めて鹿の群がたむろしていた。自然歩道に積雪はなかったが、英彦山青年の家を通過して車道を見ると白く凍結している。やはり情報を信じて良かった。 豊前坊は白く凍結していた…! 高住神社社殿の上には巨大な岸壁がそそり立ち、この岩が「豊前坊天狗」と言われ、日本八大天狗の一人であり九州の天狗の頭目とされ、この神社の祭神の一柱として祭られている。と以前巫女さんから聞いた記憶がある。神社に参拝してお神酒を頂き北岳ルートに進んだ。そそり立つ奇岩を見ながら一歩一歩進む。リーダーの合図で早々にアイゼン装着。望雲台分岐から急に積雪が増した。溶岩壁にはツララが下がり振り返ると幻想的な風景が広がっている。牛斬山~福智山~香春岳?までうっすらと霞の上に浮かんでいた。 北岳の肩で一息入れて、急な岩場をFIXロープで攀じ上ると北岳山頂。乾燥した空気で風もなく、空は青く地は白く気分爽快だ。中岳上宮を正面に見て鞍部に下り、最後の岩場を登り上げると中岳山頂広場。雪の広場には20人ほどの登山者がくつろいでいた。我々パーティーもベンチでランチタイム。私はせっかくの雪山、ベンチ横の雪上に座って一人雪上ランチ。今日は三年振りの雪山で、体力を考えて荷を軽くしてきた為、ランチと言ってもコンビニ幕の内弁当だがけっこう美味かった・・・ 下山はお馴染みの北西尾根ルート。雪は無いのでは、と思っていたがそこそこ残雪があり野鳥観察路分岐までアイゼンが役に立った。野営場に下り今日の温泉は久し振りに「英彦山ホテル・和」。空いていたのでゆっくり温泉でくつろいだ。帰り道、とうふ工房に立ち寄り晩酌の肴にざる豆腐を買い明るい内に帰着できた。今日は祭日だったが思った以上に登山者は少なく今年の雪山も思う存分楽しんで心残りなしだ。 「所要時間」 我が家(7:00)――彦山駅(8:13)――野営場(8:35)・出発(8:50)――スキー場(9:02)――青年の家(9:13)――豊前坊(9:27)――高住神社(9:30)~(9:40)――望雲台分岐(10:05)――溶岩壁(10:25)――北岳肩(10:34)~(10:42)――北岳山頂(11:04)――中岳山頂広場(11:35)昼食・出発(12:22)――岩場ハシゴ(12:38)――大ブナの樹(12:50)――観察路分岐(13:06)~(13:15)――野営場(13:30)~(14:00)――英彦山ホテル・和(14:02)入浴・出発(15:10)――とうふ工房(15:28)~(15:39)――我が家(17:00)
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