魔法使いとともに宝満山〜若杉山まで

　出逢いは8月の二丈岳の時だった。山ご飯やレジャーシートの鳩目に紐を通してタープ代わりにしてたことをきっかけに声をかけて下さったヤマッパーyama-tabiさん。今度どこか歩きましょうとなった。なぜか宝満山〜若杉山〜篠栗駅までの縦走に。よーく考えると三輪車に跨がる3歳児がF-1レーサーに同行をお願いしたようなものかもと不安がよぎる。 　当日朝都府楼駅前でyama-tabiさんと待ち合わせ。顔を合わせた瞬間からyama-tabiさんの話術のmagicが展開。そしてyama-tabi magicにハマる。 　久しぶりの晴天。宝満山には沢山の登山者。F-1レーサーの如く物凄いスピードでスイスイ登りあっという間に姿が見えなくなる。yama-tabiさんは登山者と挨拶を交わし、そこここでお話している。そのおかげで追いつくことができた。そしてあちこちに潜在するヤマッパーを暴き出す。4合目の水場ではsachiさんとぷりっつさん。 大きなザックを背負う宝満山の週末の宴を展開するおさむさん。つーさんやのりっちさんのお名前も飛び出しましたよ。初めて宝満山デビューのカップルともお話。三郡山超えてからは、若杉山から宝満山に向けて逆コースで縦走するソロの女性もヤマッパーにゃてぃさんを発掘。無事宝満山まで到着されましたか？ さくさく縦走路を進み鬼岩石でyama-tabi キッチンオープン。ミモザサラダにパスタサラダ。トマトスープにウインナーとピーマンソテー。そしてバジルの薫る自家製パン。手際良く仕込まれ、盛り付けを仰せつかるがここで隠れた私のズボラさが露呈。せっかくの料理を「インスタ蠅」させる美しい盛り付けができなく台無しに。写真が美しくないのは私のせいです。 　ミモザサラダはガーリックが効き、トマトスープのリコピン効果で燃料チャージ。最後の難関ショウケ越から若杉山まで頑張る。 　晴天の若杉鼻でこれまで歩いた宝満山〜三郡山の尾根を眺めたら疲れなんて吹っ飛んだ。 　1日喋りながら歩いたので本当に宝満山〜若杉山まで縦走したか夢の中のような出来事だったが、太腿前面の筋肉痛がちゃんと出た。夢ではなかった。 そして篠栗駅からJRに乗り込みボックスシートの隣を見ると「ひゃー」と反応してる女子が。 ぬぁんと・・・・最後にミラクル。もずくさんっ？！&ごめんなさい、以前あった時と印象変わってわからなかったよ、（痩せたでしょ？）なおみちゃん。