活動データ
タイム
11:46
距離
12.4km
のぼり
1242m
くだり
1272m
活動詳細
すべて見る最近のささやかな楽しみは日曜夜の吉田拓郎「ラジオでナイト」。御年73才番組はもちろん録音だが、聞いてるこちらもいい年だから夜遅くまで起きていられないし、電波の入りも悪い。そんなおじさんにYouTubeという救世主が。畑や晩酌しながら、その若々しい声とレアな音源に一人クスクス笑っている。今週はディランを熱く語っていた。あのころだから天狗の頃の歌も確かに聞いていたが、ファンというほどではなかった。自分がこの年になったからだろうか、40過ぎごろからの歌が心に沁みる。お山に行くときも先日購入したFromTを繰り返し聞いている。これからも元気が出る味わい深い歌をまだまだ聞かせてほしい。 皆さんの日記を見ていて、明日登りたい山は鳥海山、栗駒山、雁戸山に絞られるも決めかねていた。悩んだ末昨年は10月5日に初雪が降った鳥海山(2236m日本百名山、花の百名山、東北では燧ヶ岳につぐ高峰)は今シーズンラストチャンスだろうと考え、残りの二つのお山に後ろ髪をひかれつつも行くことにする。 予報はてんくらオールA、今回は修験の道外輪山コースで七高山に登りたかったことと、今度は山形側からも登ってみたいということで湯の台ルート(県のグレーディング3C)にする。3時に自宅を出て6時前に登山口に到着、最後までずっと広い舗装路。流石日本百名山すでに20台ぐらいの車がある。予習では八丁坂、あざみ坂などかなり登るのがきついようだ、鳥海湖となぜか好きな鍋森を見られないのは残念だが鉾立ルート(5C)に比べおじさんの苦手なアップダウンが少なそう。ゆっくりの9時間半の予定。駐車場から所々草紅葉の雄大な山容を見上げると、なんと上の方が白い。雪が降ったのか、さあどんなお山になるのだろう。 最初から、石ゴロゴロの登山道、丁度この辺で紅葉が見ごろ。滝ノ小屋から本格的な登り、青空の鳥海山を眺めながら、八丁坂をゆっくり登る。河原宿からは岩ゴロゴロ、心字雪渓の名残を見ながら、休み休み急登あざみ坂を登る、途中から氷のかけらが現れ、尾根近くまで上がると霧氷の状態で、気をつけながらゆっくり登る。最初のピーク伏拝岳につくと対面に岩盤の新山と御室小屋が見える、やはり圧倒的な迫力。外輪山コースは、梯子などもあるが、登山道自体は雪や危険なところもなくまもなく七高山に着く。山頂はおもったより狭く10数人の賑わい。こちらでご飯を食べる人、そのままピストンで戻る人も多い。新山に向かって初披露し、その先の小ピークは次回にとっておくことにして、登り返して御室小屋に向かう。ときどきガスがかかる山頂を見上げながら昼食をとり休憩。山頂は少し混んでいるが、無事登頂。去年のガスガス山頂はリベンジ成功し青空だが周りは雲の海で、なんかちと残念。帰りはマークを見ながら下山をするもなんと痛恨のミス、気が緩んだのかなぜかいつのまにか反対側に下りてきた。藪こぎならぬ、岩漕ぎをしてトラバース気味に下山ルートにもどりホッとする。 再び登り返して外輪山に上がるも、岩漕ぎもあったせいか私でなく相方の膝が急に痛くなりその後超スローペースで下山。日本海に沈む夕日を見ながらなんとか八丁坂を下り滝ノ小屋で日没。ラストは下り初ヘッドランプで無事下山。 今回は偶然霧氷の鳥海山を登ることになりましたが、やっぱりいいお山。来年こそは花の鳥海山へと、おつかれ山のノンアルビールを飲みながら思うへんなおじさんでした。 ミキさんによると10月20日鳥海山初冠雪🌨️
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