曽爾高原を征く

2018.10.14(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 40
休憩時間
20
距離
3.2 km
のぼり / くだり
315 / 316 m
26
44
8
11

活動詳細

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翌日、起きてみると特段することが無いことに気付きます。 とはいえ、二週連続で山に行った割には足がビリビリしており、なんかどっかに行くというキモチもありません。 しかしてせっかく泊まった事ですし、ナンカナイカナーなどと宿の朝飯を真っ先に頂いてる間に思い立ったのは、曽爾高原。 鎧岳からも兜岳からも見えたあの謎の空間です。 それなりに有名どころでもあるし、散歩気分でいってみるかと思い立ち、ごちそうさまをするのでした。

倶留尊山・曽爾高原・古光山 なんだかんだで朝早い私です。
でまあ、完全に散歩気分ですので、かなり近くの高原入り口まで車で走ります。登山チックに行くなら、下から歩けみたいなんですが、散歩なのでそこまではしません。
この段階の自分の高原のイメージは、牧場のソレです。或いは、阿蘇山のアレです。
なので、本気で散歩気分です。
なんだかんだで朝早い私です。 でまあ、完全に散歩気分ですので、かなり近くの高原入り口まで車で走ります。登山チックに行くなら、下から歩けみたいなんですが、散歩なのでそこまではしません。 この段階の自分の高原のイメージは、牧場のソレです。或いは、阿蘇山のアレです。 なので、本気で散歩気分です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 昨日から結局曇って煙ってる空模様です。後ろを見ると例の兜鎧が見えます。
昨日あの場所からこっち見たんだよなぁと漠然と思いつつ、ぼんやりしてたら、なんだかどんどん人が集まってきます。
昨日、あの山では殆ど人に会いませんでしたが、こっちは10倍ぐらい居そうです。
昨日から結局曇って煙ってる空模様です。後ろを見ると例の兜鎧が見えます。 昨日あの場所からこっち見たんだよなぁと漠然と思いつつ、ぼんやりしてたら、なんだかどんどん人が集まってきます。 昨日、あの山では殆ど人に会いませんでしたが、こっちは10倍ぐらい居そうです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 しかもわりとガチな格好してます。えっとちょっと待って高原だよ?山じゃ無いヨ?などと思いながら、何と無い同調圧力に負け、差し当たって靴と上っ張りだけ変えます。きっとバックパックは要らない。まさかそこまでは。というか、水とか持ってないよ俺。とか、色んな事を思いつつ入り口を行きます。
しかもわりとガチな格好してます。えっとちょっと待って高原だよ?山じゃ無いヨ?などと思いながら、何と無い同調圧力に負け、差し当たって靴と上っ張りだけ変えます。きっとバックパックは要らない。まさかそこまでは。というか、水とか持ってないよ俺。とか、色んな事を思いつつ入り口を行きます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 で、その高原。
…思ったより凄いです。ずーっと向こう、歩いてる人が見えますが、高原だけによーく見えるものの、実はかなり遠い事がわかったりします。それよりも上のほう凄い。
で、その高原。 …思ったより凄いです。ずーっと向こう、歩いてる人が見えますが、高原だけによーく見えるものの、実はかなり遠い事がわかったりします。それよりも上のほう凄い。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ともかく来ちゃったので、遊歩道的な道を進みます。
昨日の雨の影響かちょっとぬかるんでいるものの、快適な遊歩道です。これなら散歩と言えます。別段「山を嘗めるな」的格好でも全然いけます。実際かなり普通どころか、流石にそれはちょっとどうなのか?的、全くシティ感溢れる服はともかく靴で歩いてる人も居ます。
まだ自分はぜんぜんマシです。
ともかく来ちゃったので、遊歩道的な道を進みます。 昨日の雨の影響かちょっとぬかるんでいるものの、快適な遊歩道です。これなら散歩と言えます。別段「山を嘗めるな」的格好でも全然いけます。実際かなり普通どころか、流石にそれはちょっとどうなのか?的、全くシティ感溢れる服はともかく靴で歩いてる人も居ます。 まだ自分はぜんぜんマシです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ふと横を見ると、草原と思ってた場所は主に全面ススキです。
夕方になると良い感じなのかも。
こうした草原のイメージは、個人的に「小さな手のひらに一つ♪」のアレに何故か固定されています。
要するに寂しいイメージなんですよね。
ふと横を見ると、草原と思ってた場所は主に全面ススキです。 夕方になると良い感じなのかも。 こうした草原のイメージは、個人的に「小さな手のひらに一つ♪」のアレに何故か固定されています。 要するに寂しいイメージなんですよね。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 でまあ、遊歩道の突き当たりから、いよいよ登りに入ります。
所々に、なんか誘導員さんがいらっさって、ちょこちょこ案内してくれます。
入山料もなければ、金が落ちる仕組みもないのに(あえて言うなら駐車場は有料でしたが)、なかなか頑張ってる気がしました。
ふと思い返すと、大台ヶ原もともすればそうかも。
奈良県はわりとこうした登山系を頑張ってるのかもしれません。
でまあ、遊歩道の突き当たりから、いよいよ登りに入ります。 所々に、なんか誘導員さんがいらっさって、ちょこちょこ案内してくれます。 入山料もなければ、金が落ちる仕組みもないのに(あえて言うなら駐車場は有料でしたが)、なかなか頑張ってる気がしました。 ふと思い返すと、大台ヶ原もともすればそうかも。 奈良県はわりとこうした登山系を頑張ってるのかもしれません。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 登りとは言え、ずーっと斜めに擦り上げるが如く道なり階段となっているため、そんなにしんどくはありません。
そのコース設定により、じわじわと俯瞰される高原全域が露わになる感じで実に絶景です。
登りとは言え、ずーっと斜めに擦り上げるが如く道なり階段となっているため、そんなにしんどくはありません。 そのコース設定により、じわじわと俯瞰される高原全域が露わになる感じで実に絶景です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 一部このような場所もありますが、全般通じてそれなりにしっかりしており、どんな靴でもいけそうです。
やっぱりちょっと大げさだったかなぁと思ったぐらいです。
一部このような場所もありますが、全般通じてそれなりにしっかりしており、どんな靴でもいけそうです。 やっぱりちょっと大げさだったかなぁと思ったぐらいです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 9割はこんな感じ。
全く快適です。
9割はこんな感じ。 全く快適です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 なんだかんだで遊歩道的な道を上りきった場所がこちら。
良い眺めです。一見、草原の傾斜は大した事なさそげですが、実は結構な傾斜です。高さとしてもわりと高く、サクサク登れはするものの、うっすら汗ばむぐらい。
ただ、渡る風がなかなか気持ちよく。丁度良いぐらいです。
なんだかんだで遊歩道的な道を上りきった場所がこちら。 良い眺めです。一見、草原の傾斜は大した事なさそげですが、実は結構な傾斜です。高さとしてもわりと高く、サクサク登れはするものの、うっすら汗ばむぐらい。 ただ、渡る風がなかなか気持ちよく。丁度良いぐらいです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 さて、ここからです。
高原の頂上はやっぱり行くべきか、行かざるべきか。
上の方をじーっと見てると、もそもそと何人かが登っていくのが見えます。
…ここまで来たのです。やっぱ行くべきかなぁと、何となく足を向けます。
さて、ここからです。 高原の頂上はやっぱり行くべきか、行かざるべきか。 上の方をじーっと見てると、もそもそと何人かが登っていくのが見えます。 …ここまで来たのです。やっぱ行くべきかなぁと、何となく足を向けます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 そっちに向かう前に、後から登ってきたカップルが、「あっちはガチだねー」とか言ってるのが耳に入りました。
ハッ、いやいやこんなの、昨日に比べたら全然!
などと内心嫌なヤツになりつつ、調子こいて進んでいきます。
そっちに向かう前に、後から登ってきたカップルが、「あっちはガチだねー」とか言ってるのが耳に入りました。 ハッ、いやいやこんなの、昨日に比べたら全然! などと内心嫌なヤツになりつつ、調子こいて進んでいきます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ところが結構ガチでした\(^o^)/
っていうか、かなり傾斜がきついところがところどころにあり、しかも岩を登っていく感じです。
最早散歩ではありません。っていうかホント靴だけでも履き替えておいて良かったです。
思った以上にシャレにならない場所もあり、これって或いは自分のようにかなり軽い気持ちで来ちゃったら相当困ると思います。
実際困ったし、結構汗だくになりつつの進行です。
ところが結構ガチでした\(^o^)/ っていうか、かなり傾斜がきついところがところどころにあり、しかも岩を登っていく感じです。 最早散歩ではありません。っていうかホント靴だけでも履き替えておいて良かったです。 思った以上にシャレにならない場所もあり、これって或いは自分のようにかなり軽い気持ちで来ちゃったら相当困ると思います。 実際困ったし、結構汗だくになりつつの進行です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 散歩だったのになぁと思いつつ、しかして帰るのもアレなので頑張って上まで来ました。
散歩だったのになぁと思いつつ、しかして帰るのもアレなので頑張って上まで来ました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 …さっきのところもなかなかな景観でしたが、こっちはもっと凄い。
来るだけの価値はあります。球場の外野席スタンド然しているんですが、無論スケールは桁違いです。
全部一望。大パノラマ。
実は、この場所は山頂ではなく、あと200mほど上が山頂だったりします。
とはいえ、高原エリアではなく普通に山なのと、何か私有地らしく金をもがれるとのことだったので、とりあえずここで満足することとしました。
しばらくこの景観を堪能し、同じ道をたどって下ります。
…さっきのところもなかなかな景観でしたが、こっちはもっと凄い。 来るだけの価値はあります。球場の外野席スタンド然しているんですが、無論スケールは桁違いです。 全部一望。大パノラマ。 実は、この場所は山頂ではなく、あと200mほど上が山頂だったりします。 とはいえ、高原エリアではなく普通に山なのと、何か私有地らしく金をもがれるとのことだったので、とりあえずここで満足することとしました。 しばらくこの景観を堪能し、同じ道をたどって下ります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 登りが割とガチだったので、下りは割と危険です。
昨日の兜岳からの下りほどには凄くはありませんが、岩場を降りるだけに、転ぶとケガでは済まないかもしれません。ゆっくり下ります。
登りが割とガチだったので、下りは割と危険です。 昨日の兜岳からの下りほどには凄くはありませんが、岩場を降りるだけに、転ぶとケガでは済まないかもしれません。ゆっくり下ります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 そして、遊歩道の上まで。見るとどんどん人が登ってきます。
登山って、こんな潜在人口あるのかと思わざるを得ません。
一部のちょっとイカレたギアが入ったヒトタチによる趣味だとか思ってたのですが。
とりあえず、ここから稜線伝いに歩き、そのまま帰ることとしました。
そして、遊歩道の上まで。見るとどんどん人が登ってきます。 登山って、こんな潜在人口あるのかと思わざるを得ません。 一部のちょっとイカレたギアが入ったヒトタチによる趣味だとか思ってたのですが。 とりあえず、ここから稜線伝いに歩き、そのまま帰ることとしました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 しかしこの稜線ルートもなかなか激しい。
さっきの山頂ルートは、ある意味「ガチ」であることがわかってるので、仕方ないにしても、こっちの稜線ルートは遊歩道みたいなもんじゃないのかと思っていただけに衝撃的です。
っていうか、そうだと思ってこのルートに来る人多いんじゃないでしょうか。シティ感丸出しの靴でうっかりこっちにきたら漏れなくハマりそうです。
しかしこの稜線ルートもなかなか激しい。 さっきの山頂ルートは、ある意味「ガチ」であることがわかってるので、仕方ないにしても、こっちの稜線ルートは遊歩道みたいなもんじゃないのかと思っていただけに衝撃的です。 っていうか、そうだと思ってこのルートに来る人多いんじゃないでしょうか。シティ感丸出しの靴でうっかりこっちにきたら漏れなくハマりそうです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 振り向くとさっきの山頂が見えました。
こう見るとやっぱりあの高原の部分から更に上があることがわかります。
…結構あります。
振り向くとさっきの山頂が見えました。 こう見るとやっぱりあの高原の部分から更に上があることがわかります。 …結構あります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 稜線の最終。亀山山頂に到達。
ここからの眺めもなかなか。
稜線の最終。亀山山頂に到達。 ここからの眺めもなかなか。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 そこからは階段が整備されてました。
とはいえ、なんかわりと砕けた場所もあって、完璧というわけではありません。
あと凄い急です。降りてるからいいけど、登りはキツそう。
そこからは階段が整備されてました。 とはいえ、なんかわりと砕けた場所もあって、完璧というわけではありません。 あと凄い急です。降りてるからいいけど、登りはキツそう。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 階段の下あたりからもう一枚。
階段の下あたりからもう一枚。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 そこからは笹の間を抜けていきます。この辺も全部階段。
そこからは笹の間を抜けていきます。この辺も全部階段。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 下まで降りたらこんな感じです。
要するに、逆回りだと結構シンドイかも。
下まで降りたらこんな感じです。 要するに、逆回りだと結構シンドイかも。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 さらに下まで降りたら、さっき山頂付近で、「金払ってまではねー」みたいな事を話していた人と遭遇。
わりと早い到着ですね。
さらに下まで降りたら、さっき山頂付近で、「金払ってまではねー」みたいな事を話していた人と遭遇。 わりと早い到着ですね。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 そしてそのまま下山です。
最初の駐車場に戻ってくると、もう車いっぱい。
休日ですから、こんなものかもしれませんが、それでも山に登ろうとか考える人がこんなにも居るものなのかと改めて思ったりしました。
くれぐれもおかしな靴で行かないことを祈りたいとこではあります。
そしてそのまま下山です。 最初の駐車場に戻ってくると、もう車いっぱい。 休日ですから、こんなものかもしれませんが、それでも山に登ろうとか考える人がこんなにも居るものなのかと改めて思ったりしました。 くれぐれもおかしな靴で行かないことを祈りたいとこではあります。

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