見渡す限り山、また山。

秋晴れのいい天気、２時間のツーリングを楽しみ登山口に到着。途中、何台ものバ イクとすれ違い今日は絶好のツーリング日和だなあ～と感じた。 が、登山口の気温は低くジャンパーを脱ぐと寒さを感じ持ってきていたダウンジャケットを着てスタートした。 最初は沢沿いの道、沢の水の音が心地いい。ゴロゴロ大きな岩の上を慎重に歩き、やがて沢と別れを告げる。 山頂まで1時間ちょっとの行程だったが終始雰囲気のいい登山道で、しかも山頂の見晴らしもとても良かった。御前岳、釈迦岳がすぐ近くに見え、見渡す限り山また山。大自然の深い山の中に１人ぽつんと取り残されたような、ふとそんな錯覚に陥る。 よく見ると山と山の合間に矢部村の小さな集落が見えた。 大自然の素晴らしい空気を胸いっぱいに吸い込み、一時の極楽の時間を過ごして前門岳を後にした。