活動データ
タイム
23:11
距離
101.1km
のぼり
366m
くだり
376m
活動詳細
すべて見る天気予報が外れて、雨があまり降らないことを期待しながら、駅ソバを食べて集合場所に向かいました。(後から聞いた話では爆弾低気圧で荒れる予報だったとか) 今回ルートが少し変わり、距離合わせの大回りを大阪でせず、姫路市内をひと回りしてから大阪城を目指すルートになっていました。そしてその5km程のひと回りをしている時に雨が降り出してきました。これが悪夢の始まりでした。 ジャンパーとカーゴパンツ姿のまま歩き、別所のマグナルドの手前の歩道橋の下でシューズカバーだけ付けました。 しかし、撥水性があると思い込んでいたジャンパーとカーゴパンツは気が付けばビチャビチャでした。シューズカバーを付けたものの内側から雨が足を伝って、靴に浸水した感じです。 西明石からは豪雨になったので、下半身が低体温になってしまい、財布の中のお札が紙粘土になりかけで、触れない状態でしたが、なんとか舞子のチェックポイントである高架下まで逃げ込みました。 身も心もボロボロでしたが50kmで終了しようかと考えながら、とりあえず貰ったおにぎりを食べて、aminoVITAL Goldをチャージし、羊羹やチョコを食べたりでお腹を満たしました。 落ち着いたら今度は、水のしたたり出てくるリュックを開けます。中はほぼ水没、水のたれるタオルが出てきました。 そのタオルを絞っては拭き、絞っては拭きで、ジャンパーは脱いでビニール袋へ、靴下の替えは3つ用意していましたが、交換する気になれず、タオルで拭いて、そしてコーナン商事の職人さん用ヤッケ上下を着てみました。透湿性などは無いものの、防水・防風には問題ありません。さっきまでと比べて靴以外は地獄から天国みたいな気分です。 お腹も満たされ、体温も取り戻しところで、 既に肉刺の痛みがきついのに、更に50kmも痛みに耐えるのは無謀に思えますが、三ノ宮まではイメージできる。また御影から大阪城も過去の練習のお陰でだいたいイメージできる、しかも今回は大回りはなし。 あとは練習で歩いていない三宮〜御影がちょっと不安な感じかな? ということと、時間には余裕があるように思えたので、ここまで頑張ったのだからと、100kmを目指す事としました。 体力や眠気には自信がありました。問題はだんだん増してくる肉刺しの痛みにどこまで耐えることができるかです。 もう東灘あたりからは休憩して座っても、再開した途端に肉刺しが痛いし、歩き出しは特に激痛がする。それなら休まずに歩き続けたほうがマシって感じになってました。 西宮で雨宿りして肉刺しの治療を試みました。時間をかけて安全ピンで水を抜きましたが、あまり痛みの緩和にはなりませんでした。水抜きの取りこぼしが沢山あったのと、テーピング等で固定しなかったからでしょうか? 足裏全体がまるで鱈の白子のような悍ましい状態で、肉刺しの部分がよく分からないほど白くふやけていました。 スマホも西大島で写真を撮った直後から調子が悪くなってしまい、3日程あとに復活できたのですが、yamapのログは何とか残っていました。 ゴールして、とりあえず座って、貰った柿の種とビールをその場で飲んで、次に立ち上がろうとしたら、激痛で歩けませんでした。 こんな痛みをよく我慢して歩き通したものだとつくづく思いました。 100kmを23時間かかって11時00分にゴールしました。 今回、悪天候での単独初参加でしたが、何とか完歩できたのは、明石〜舞子CP、また塩屋〜須磨、また野田阪神〜ゴールで声を掛けて頂いて、ご一緒させて頂いた諸先輩方に引っ張って頂いたお陰と、本当に感謝しております。
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