2018 ラストアルプス【空木岳】

2018.10.14(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 27
休憩時間
1 時間 15
距離
9.7 km
のぼり / くだり
1850 / 179 m
48
7
28
1 5
41
DAY 2
合計時間
5 時間 54
休憩時間
1 時間 36
距離
12.6 km
のぼり / くだり
616 / 2299 m
14
28
47
18
13
44
35

活動詳細

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今年のアルプスの締めは、中央アルプスの空木岳~木曽駒ヶ岳までの1泊2日の稜線歩き! になるはずだったが…。 〈1日目〉 《菅の台~池山小屋》10:00~12:20 雨が降りそうな雲なのに降らない中スタート。 月曜日のほうが天気の回復を見込めたので、稜線歩きを月曜日に予定した。 タクシーで林道終点のところまで行けるが、タクシーは使わず遊歩道経由で林道終点まで行った。 そこまで急ではない登山道を行くと分岐に会う。池山山頂(急峻)という看板を見て即断。 急登大好き!なので池山を経由した。 これが正解。中央アルプスの主稜線はガスに覆われていたが、山並みは見ることができた。時折見える青空に期待が膨らむ。 池山小屋に到着した。 《池山小屋~空木平避難小屋》13:00~15:30 池山小屋でお昼を済まして出発。 マセナギを通過すると看板が出てくる。 急峻なヤセ尾根で転落、滑落事故が多発している区間。 雨で濡れているため、いつもより慎重に行く。 一歩でも踏み外したりしたら止まらずに落ちて行ける。 しかし、恐怖感や高度感はそれほどない。 ないからこそ滑落事故も多くなるのだろう。 途中で天気も回復してきて、紅葉の山並みと駒ヶ根市が見えた。 すれ違う登山者に「積もってはいないが、上では雪が降った。」と聞いて、アルプスは冬支度にもう入ったと感じた。 雪の重みで斜めに曲がった木を抜けて、空木平避難小屋に到着した。 空木平避難小屋は事前情報で幽霊が出る噂を知っていた。もちろん幽霊など出なかった。 先客が2人いたが、自分たちを含めて4人だったので広く使えた。 日が沈み、トイレで外に出ると暗い空木岳が確認でき、星空も少し見えた。 明日の縦走のために19時には寝床に着いた。。 〈2日目〉 《空木平避難小屋~空木岳》5:10~6:00 4時に起きて、朝食と身支度を済ませて空木岳に向かう。起床時には風が強く吹いていたが、5時過ぎには風は止んでいた。 上には分厚い雲がどこまでもかかっていた。 幸いなことに山頂には雲がかかっていなかった。 しかし、、、山頂直下の駒峰ヒュッテに到着するとガスがかかり始めた。 綺麗に見えていた南アルプスにも雲がかかり始め、空木岳山頂に登頂すると360°ガスに包まれた。 悩みに悩んだ。駒峰ヒュッテまで戻り温かいココアを飲み7時まで天気の回復を待つ。 だけどここまで。。ガスの稜線歩きは諦め、下山を決意した。 《空木岳~菅の台》7:20~11:20 下山は分岐で通ってない方を選択して下山した。景色は見えなくても空木岳の花崗岩を見て、中央アルプスに来ていたことも実感できてよかった。途中でしっかりと雨も降ってきて、撤退を決断してよかったと思えた。 菅の台に着いても、上はガスに包まれていた。 以上で今年のアルプスは終わり! 前回の山行も天気が悪くて今回も悪かった。 1ヵ月以上、天気に恵まれた登山は出来ていない。残念だがしょうがないことだ。 登山を始めた頃は「せっかく来たから、縦走しよう!」と思っていたかもしれない。 だけど今は無理のない登山をできている。 展望が望めないなら、また来ればいい。 天気が良くなかったからこそ、そんな成長も感じられた。 2018年、最後のアルプスは自分と向き合える登山となった。

メンバー

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