活動データ
タイム
14:53
距離
33.6km
のぼり
4701m
くだり
3792m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 立山駅に車をデポって富山地鉄の電車で宇奈月駅へ。黒部峡谷鉄道で欅平駅まで行き、帰りは立山黒部アルペンルートの黒部湖駅から立山駅まで。 富山地方鉄道電車 立山駅~寺田駅~宇奈月温泉 ¥2100 黒部峡谷鉄道オープン客車 宇奈月~欅平 ¥1980 立山黒部アルペンルート 黒部湖駅~立山駅 ¥6750 合計¥10,830 交通費がかかるお大尽コースです(笑)。 10月22日から室堂発の富山方面立山高原バス最終便は16:20です。黒部湖駅からは15:40が最終接続便です。 【天気】 1日目 雨〜曇 2日目 晴れ 3日目 晴れ 【コース状況】 欅平〜祖母谷温泉 散策路 欅平〜阿曽原温泉 最初は急坂で水平歩道に入ると谷側が断崖絶壁、万が一滑落するとまず助からないと思います。大太鼓付近の登山道が狭くオーバーハング気味で核心部かも。山側にワイヤーが設置され登山道も整備されているので、危ないと思う箇所はありませんでした。志合谷のトンネルの中は去年より水量が多く感じました。 阿曽原温泉〜黒部ダム 仙人谷ダムまでは一般登山道。ちょっと進むと水平歩道のようになり、高巻き付近までは断崖絶壁が続きます。つまづいたり、バランスを崩して滑落すると即アウト、黒部に怪我無しです。これから歩ける期間は短いですが、水平歩道〜下ノ廊下を歩かれる方、くれぐれもご安全に。 【感想/記録】 昨年訪れた阿曽原温泉は欅平からピストンでしたが、今年は下ノ廊下まで足を伸ばして周遊する事に。月曜日に有給がとれて、あすかさんもこの週末に下ノ廊下を歩かれ、お天気に合わせて日〜月の日程で決定。紅葉の見頃は10月末〜11月初旬頃だと思いますが、次週は休みが取れなかったので、紅葉の見頃にはちょっと時期が早いのが残念。下ノ廊下は開通期間が短く、特に週末の阿曽原温泉は小屋もテン場も激混みになります。混雑を避けるのなら、土日を外すのが良いですね。お天気の悪い土曜日は祖母谷温泉にテン泊して前乗り、日曜日は朝早くから水平歩道を歩いて阿曽原温泉でテン泊、月曜日は下ノ廊下を歩いて黒部湖駅までの行程です。 ■1日目 活動時間:41分 活動距離:2.79km 高低差:211m 累積標高上り/下り:238m/49m 消費カロリー: 266kcal 立山駅に到着するとお天気が悪いせいか、駐車場は空いており、人気もまばらでした。立山駅から宇奈月駅まで電車に乗ったのは初めてでしたが、途中の駅舎がローカル過ぎます(笑)。電車を乗り継ぎ宇奈月駅には12時40分くらいに到着。お天気が悪いのに観光客で賑わっていました。13時11分発のトロッコ電車に乗って14時半頃に欅平駅に到着。祖母谷温泉を目指して14時50分頃に出発するも、15時半にはもう到着。ちゃちゃっとテントを設営したら、温泉に浸かってビールを飲んで極楽ですなぁ〜。暇でしたのでiPadMiniでダウンロードした、ソードアートオンライン2を見ていました。 ■2日目 活動時間:5時間42分 活動距離:13.04km 高低差:385m 累積標高上り/下り:498m/410m 消費カロリー: 2102kcal 予定より遅く5時15分頃に起床し、お湯を沸かして朝食を食べて撤収の準備をしますが、川原沿いで湿度が高いためか、今回はテントが結露して撤収に手間取りました。7時頃にようやく祖母谷温泉からスタート。欅平に到着したら無料WiFiが使えるので、一応天気をチェックして、7時45分くらいに欅平を出発。最初は急坂が続くので、すぐに暑くなりジャケットを脱ぐ羽目に。昨日とは違いお天気は快晴で、パノラマ展望台では冠雪した唐松岳や毛勝三山が見えます。水平歩道に入るとアップダウンの少ない登山道が続きますが、谷側が絶壁なので滑落したら即アウトです。今年は滑落事故が多発しているので、ワイヤー線に手を掛けながら慎重に歩きました。8時20分頃からすれ違う方と出会い始め、10時半頃まですれ違いの待ち時間が発生。残念ながら紅葉は色づき始めで、まだ見頃とは言えずちょっと期待はずれでした。 滑落事故が起きている蜆谷はいつのまにか通り過ぎて、志合谷の長いトンネルを過ぎ大太鼓に到着。絶壁の難所ですが、ここで絶対に避けたい対向者とのすれ違いとなってしまいました。しかも相手はコミニュケーションが取れない外人さん💦。何とか無事にすれ違いをやり過ごし、この後は色づき始めた紅葉を撮影。後半になると登山道は少し広くなり、歩きやすくなりました。しばらく歩くとブナ林が続き登山道は穏やかになり、滑落の恐れは少なくなりました。アップダウンは比較的少なく、慎重に歩いたせいか、冷やっとする事も幸いなかったです。 遠くにようやく阿曽原温泉の建物が見えて、ホッとしましたが、ここから登山道は激下りで少し疲れた足に応えます。12時半過ぎに阿曽原温泉に到着。すぐにテントを設営して、受付を済ませたら13時からの温泉へ直行。幸い人はまだ少なめ、ゆっくりと浸かったら遅い昼食の準備をして、ビールを飲んで一息つき、昼食のカレーを食べました。野営場に戻るとまだ続々と人がやってきて、テントで足の踏み場もないほどぎっしり埋まりました。日曜日だけどお天気が良いので、やはり激混みです。あすかさんと予定通り落ち合い、ビールと梅酒で乾杯して、ここで知り合った鳥取県の方々と盛り上がりました。結局ビールとおつまみでお腹が膨れ、夕食は食べず19時半には寝ました。 ■3日目 活動時間:8時間38分 活動距離:17.24km 高低差:651m 累積標高上り/下り:968m/317m 消費カロリー: 3087kcal 眠かったけど今日は長丁場なので3時15分には起床し、朝食を食べて撤収の準備。寒い未明からの濡れたテントの撤収には、手がかじかみ手間取りました。5時40分くらいに野営場を出発。いきなり登山道は急坂となり、ぬかるみの激登り、せっかく登ったのに今度は激下り。関電宿舎の横を通り、仙人谷ダムの中を通って吊り橋を渡ると、また水平歩道のような登山道に出ます。しばらくすると黒部峡谷が眼下に見えますが、下は断崖絶壁で滑落すれば即アウト。S字峡、半月峡と眼下には絶景の黒部峡谷が広がりますが、見とれて足元が疎かになると危ない💦。 お一人様限定の吊り橋を渡って、ちょっとした空き地から下ると、十字峡の撮影ポイントに到着。ようやくこの絶景を見る事ができました。空き地でちょっと休んでから出発。この辺からすれ違いが多くなってきた記憶があります。登山道が狭くて際どくなる白龍峡付近では、団体さんのすれ違いに難渋しました。迫力ある白龍峡の流れは素晴らしいのですが、ここの手前は岩が滑りやすく、過ぎると岩が脆くなって一番緊張しました。日が高くなり峡谷内にも日が当たるようになると、ちょうど紅葉が見頃。絶壁には色づいた紅葉が満開、下には黒部川が流れ、どこも絶景が広がっていました。 この後は一旦崖を下り黒部別山沢に出たら休憩。また崖を登って、高巻きを過ぎると登山道が穏やかになり、少しホッとできました。新越沢合流点を過ぎると、登山道に滑落の危険はほぼ無くなり、黒部川の流れも穏やかになりました。この辺も紅葉はちょうど見頃。12時前に途中の川原で昼食を食べて出発。今度は登山道の登りがちょっとキツくなってきました。途中で今のペースでは立山駅行き最終接続便に間に合うか、微妙になってきたので内蔵助谷出合い手前からあすかさんとは別れ、13時過ぎからはひとり旅となりました。遅れを取り戻すためにフルパワーで登山道をダッシュで駆け抜けて、先行者をどんどん追い越しました。 14時15分くらいにようやく黒部ダムに到着。中に入るとすぐにトロリーバス乗り場でした。なんとか最終接続便に間に合うと確信できて、手洗い場で顔を洗って一息つけました。展望台へ上がると立山が見えて、いつも見える黒部ダムを逆方向から見上げるのは新鮮な感じがしました。帰りは必然的に黒部ダムを通りますが、ここは50年近く前の小学生の時に家族旅行で訪れたはず。でも当時の記憶はもう定かではありません。赤牛岳や白馬岳、ダムからの放水も見えて絶景を堪能。 この後はアルペンルートを乗り継ぎ帰路につきました。大観峰では後立山連峰を展望台から撮影し、室堂では立山に後ろ髪を引かれながら、撮影だけとして最終便手前の臨時便バスで立山駅には17時過ぎに無事到着。途中で立山駅行きのアルペンルートに乗り遅れたら、室堂の山小屋でもう一泊?でも宿泊費が足りるか、職場への言い訳はどうしようと、と不安が頭の中を駆け巡りました。初日のお天気はちょっとダメでしたが、2日間お天気に恵まれ、温泉、ビール、紅葉、黒部峡谷の絶景をあすかさんと堪能できました😄。でも交通費が1万円以上もかかったとは、嫁に口が裂けても言えません(笑)。 【注意点や反省点】 紅葉は宇奈月駅から欅平駅までのまだまだ先、水平歩道はようやく色づき始め、下ノ廊下はちょうど見頃と言う感じでした。 滑落事故が多発しているのに、おしゃべりに夢中になっている団体さん、足元がおぼつかないご高齢のご婦人、トレッキングポールを使って両手が塞がっている方、下ノ廊下ではお昼を過ぎてから阿曽原温泉へ向かう方とすれ違い到着は真っ暗になるはず。皆さん遭難予備軍と感じました。 ヘルメットの着用率は高く、ほとんどの方はヘルメットを被っていらっしゃいました。 トロッコ電車の普通車両は風通しがよくかなり冷えます。ソフトシェルを着て、防寒グローブをしていても寒いくらいでした。 眺めが良いのは進行方向に向かって右側、鐘釣駅からは左側。 立山駅、宇奈月駅、鐘釣駅、欅平駅などでは無料WiFiが使用できます。 祖母谷温泉の野営場は温泉込みで一泊1,200円。トイレは水洗でキレイ。ペグがちょっと効きづらかった。温泉は雨上がりのためか、少しぬるかったです。河原の露天風呂は源泉のためか温度が高く、河原の水と合わせる温度調節が難しそうで、温泉マニアの方でないと無理と思いました。 水平歩道〜下ノ廊下で滑落事故が頻発していますので、番線を意識して慎重に歩きましょう。雨上がりの濡れた岩には要注意です。ザックに大きなマット等を外付けしていると、ザックが岩に当たって滑落事故が起こりそうです。登山道にはアンカーが所々出ているところがあり。途中には飲めるかどうかは別として、給水できる沢水が数ヶ所ありました。 水平歩道の途中で人のうん○💩がありましたが、こんな所でされるとはある意味アッパレ、でももう少しマシな所でと思いましたが、そんな場所はなかなか無いですね。 阿曽原温泉の野営場は一泊800円、温泉の入浴料金は700円。温泉は脱衣所は無しでスノコがあるだけ。男女1時間ごとに入れ替えで、女性は偶数、男性は奇数時間、20時からは混浴です。夜は真っ暗で登山道を下りますので、ヘッデンが必要なので服を脱いだりするのは結構大変かも。トイレは男女兼用の個室が4部屋で水洗ですがペーパーは無し。携帯の電波はソフトバンクはダメ。 日曜日の阿曽原温泉は宿泊者は予約で100人ほど、10月29日で営業を終了しますが、水場とトイレは11月3日まで使用できるとの事で、この日まで野営できそうです。 荷物の重さはザックが13.5kg(2日分の食料、350ccのビールとペットボトル、iPadMiniを含)、カメラバッグ1.9kg、サコッシュ0.5kgで合計15.9kgでした。 パタゴニアのナノエアフーディを着て行動しましたが、身体を動かして暑くなっても汗抜けが良く、着替える回数が少なくて済む優れものでした。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 608 1,122 1,013 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 88 179 60 スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 13 14 17 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 87 89 275 ウォーキングの距離(km) 15.3 24.4 25 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 21,021 31,727 32,320 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 53〜113 59〜113 58〜149 体重 62.5 -> 62.3
活動の装備
- マムート(MAMMUT)ソフトシェルプリズムジャケット Men
- パタゴニア(patagonia)M's Nano-Air Hoody
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
- その他(Other)モンベル(mont-bell)ジェットボイルZIP1824325ブラック
- マムート(MAMMUT)Skywalker2
- バーグハウス(berghaus)ラムチェハイパー ハイドロダウンジャケット
- その他(Other)iPhone8 スペースグレイ
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 PEAK
- モンベル(mont-bell)ウインタートレッキンググローブ Men's
- その他(Other)イナーシャXフレームパッドINERTIAXFRAMEPAD
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUSミラーレス一眼OM-DE-M1MarkIIボディー
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- その他(Other)NatureHike2人用アウトドアワンタッチテント二重層テント超軽量キャンピングテントグレー
- オスプレイ(OSPREY)レヴィティ60
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 2000 Men's
メンバー
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