活動データ
タイム
04:45
距離
9.8km
のぼり
844m
くだり
854m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 松本市から長野道と中央道を利用し、諏訪ICで降りて茅野市からビーナスラインを経由してピラタス蓼科ロープウェイの駐車場へ。料金は無料。 【お天気】 晴れ 【感想/記録】 北八ヶ岳スノーフェスティバルに行くため、朝5時半に自宅を出発し9時過ぎには到着。しかし、使っているカーナビが古いためか本来の駐車場では無く、スキー場をはさんで反対側に誘導されてしまいました。一応狭いながらも駐車場がありましたが、正規の駐車場へ行き直したところ、到着は9時半近くになり、大きな駐車場はほぼ埋まっていましたが、なんとか手前の方に駐車できました。 スノーフェスティバルのプログラムは色々とありましたが、事前の天気予報では悪天候の予報だったので、参加は見送る方針で事前予約はしませんでした。が、前日の天気予報ではまずまずの天気に変更となったので、富山から遠かったのですが、思いきって雪山テント設営講習に参加してみました。 雪山テント設営講習の講師はモチヅキの方で、取り扱っているMSRの製品を中心に、4シーズンテントを使って設営方法や、寒さ対策のマット、スノーソーを利用した風対策の雪ブロック等の設置等説明がありました。それなりに参考にはなりましたが、無料のためか雪山テント設営のサワリといった感じでした。スノーフェスティバルでは登山用品メーカーのアウトレットセールも行われており、何も買いませんでしたが、欲しい商品がちょうどあるとお買い得だったかもしれません。 北八ヶ岳に来るのは初めてでしたが、ロープウェイを使うと山頂付近まであっと言う間に到着しそうだったので、登山道を歩いて山頂駅まで行く事にしました。登山道は雨が降って溶けた雪が再凍結したようで、最初は氷ったツルツルのところと岩の部分があり、徐々に氷の部分が増えていきましたので、12本爪のアイゼンを装着しました。前爪のある12本爪のアイゼンは、露出している岩がある登山道は歩きづらいですね。軽アイゼンやチェーンアイゼンの方が歩きやすかったと思います。 お天気は最初はちょっと雲がありましたが、幸い晴れ間が徐々に広がり、樹林帯は風が時折ちょっと吹く程度で暑いくらいでした。スキー場を横切ると登山道は氷から雪になって歩きやすくなりました。歩き始めたのが11時半過ぎと遅かったので、樹林帯の途中で昼食を食べてロープウェイの頂上駅に到着。 頂上駅からは坪庭を通って北横岳にはすぐに到着と思っていたら、いつの間にか最短コースから外れて天池峠に到着。引き返すのも面倒なので雨池山、三ツ岳を通っていけば少し遠回りだけど、大した距離でも無さそうだし、ちょうど良い時間に北横岳にサクッと到着するだろうと、軽い気分でしたがこれが大間違いでした。 雨池山までは途中結構な急登が続き、ピッケルを使いたいくらいでした。北八ヶ岳はなだらかな山容でハイキング気分で行けると勝手に思い込んで、事前にリサーチもしませんでした。雨池山は途中に展望台がありましたが、頂上からは樹に阻まれて眺望はありませんでした。雨池山から激下りするとまた急登となり、三ツ岳は聞いてないよぉーの岩稜帯で、苦手なアイゼンでの岩場歩きとなりました。最初のクサリ場はなんともなかったのですが、途中落ちると這い上がれないような、岩と岩との深い隙間があり、トレースも薄くてルートがやや不明瞭でした。ガスっていたりするとヤバかったかも。最後の核心部はほとんど垂直に近く足場が狭い鎖付きの岩場で、アイゼンを引っかけないように注意してなんとか下降しましたが、もうクタクタでした。 岩稜帯を過ぎるとようやく普通に歩ける登山道となり、なんとか北横岳へ行く分岐点に到着し、北横岳ヒュッテを過ぎて山頂手前の急登を登って山頂に到着。北横岳の山頂は南峰と北峰がありましたが、快晴に近くどちらからも南八ヶ岳や中央アルプス、蓼科山等の素晴らしい眺望に恵まれました。しかし、天気予報通り晴れていても風が強く寒くて時間もあまりなかったので、早々に下山しました。 山頂からは急坂を下りますので、下山時はポールを出してロープウェイ山頂駅まで一気に下りました。予定外の雨池山と三ツ岳を経由して時間が押し、もう4時近かったので帰りはロープウェイを利用して一気に下山しました。初めての山は事前にしっかりと予習して危険箇所を頭に入れておくべきでしたね。 【注意点と反省点等】 三ツ岳は鎖のある岩稜帯を通過しますが、アイゼンで岩場の歩行に慣れていない方はかなり危険ですので、立ち入らない方が良いと思います。 【コース状況】 ロープウェイ山頂駅までは比較的穏やかな傾斜ですが、雨が降って再凍結した雪が氷化し、標高の低い登山道は氷っており、アイゼンが必須です。三ツ岳の岩稜帯は氷った岩場を通過しますので、アイゼンを岩やパンツに引っかけたりしないように注意が必要です。
活動の装備
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- その他(Other)ポールワーズ POLA EXTREAM DF ジャケット
- サロモン(SALOMON)BRILLIANT PANT UNION BLUE
- マムート(MAMMUT)Spindrift Guide45
- モンベル(mont-bell)LXF-12アイゼン
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
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