曽爾サンド、マスタード効きすぎ(倶留尊山-二本ボソ-古光山)

2018.10.21(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 35
休憩時間
19
距離
16.1 km
のぼり / くだり
1390 / 1325 m
16
13
19
8
37
23
6
15
37

活動詳細

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これまで曽爾高原に行ったことがなくて、しかし倶留尊山は山というよりハイキングの人気スポットとしても有名であり、一度訪れなければいけないと思っていました。最初は鉄板コースでお亀池から倶留尊山まで往復しようかとルートをひいてみたものの、曽爾村のサイトには弁天からの道が紹介されており、ピストンが嫌いな私にはちょうどいいかと選択しました。 せっかくなので、赤目に行った時に小太郎岩まで歩いたから、軌跡をつなぐ目的で、小太郎岩バス停で下車。ライオン岩ってよくわからんと思っていたら、帰りのバスから確認。ディズニーのライオン・キングですね。正面より、少し東に行った方がわかりやすいようです。 その後弁天のバス停まで歩いて登山道へ。しかし、ずーっと舗装林道を歩くことに。ペースは上がるけれどなんだかなぁと思っていたら、ようやく山道へ。道もよくわからない上にかなりの急登。モノレールを頼りにがしがし登ると、ようやく二本ボソからの尾根道に合流。ここまで誰にも会わなかったのに、ここからは人の多いこと。頂上到達したら満席状態、昼食を済ませて引き返しかけても次々とすれ違い。さらに、二本ボソを過ぎると、お亀池を見下ろす眺望スポットに出ますが、稜線上はもちろん、下から続々と人が登ってきます。 ススキの数もさほど多くは思えなくて残念、と感じつつ南へ。ただ、亀山を過ぎるとススキが増えてきます。なんだか、ハイカーや山草採りの方に踏まれて、年々ススキが減っているとのこと。お亀池も次第に狭くなっているとも言いますし、目の前の集客と、景観の維持を上手にやっていく必要があるのでしょうね。 その後、下山して温泉に入って帰る選択肢もあったのですが、せっかくなので古光山にピストンしようと計画していました。コースタイムもちょうどいいくらいと思っていたのですが、いやー、「いい経験」させて頂きました。後古光山までは、階段きついくらいで、ロープがあっても使わなくていいくらいだったのですが、山頂を過ぎて降りるあたりから大変。ロープが1本だけではなくて、数本同時に張り巡らされるようになり、滑らないようにゆっくりと。このあたりで、ピストンするのがだんだん嫌になってきて、すれ違った男性に先の様子を聞き、古光山より曽爾村役場までは舗装路だと判明したので、そのまま縦走することに切り替え。ただ、古光山は「非常にきつい」という嫌な情報も。 結果としては確かにその通り。後古光山から鞍部を経ての登り返し。ポールはしまって、ロープにすがりつつ登りますが、足がぎりぎりの所すらありかなり閉口しました。途中、爪の端から出血も。山頂後も、南峰までの登り返しに、下り始めても急斜面が続き、なかなか安心して歩けません。やっと林道に出たら1320くらいで、しかしバスの時間を調べていません。「多分1320に着いたらなんとかなるだろう」と推定し、早足で林道を。 ただ、曽爾村役場まで到達し、バス停を探してそこまで向かい、途中で「お葉付きイチョウ」と書いてあったのにも心を奪われそうになりながら、やっとバス停に着いたら、なんと2分前。急いでよかった。 結局、最初と最後が退屈な林道歩き。その間が急登、真ん中が絶景と、妙なサンドイッチになってしまいました。正直、古光山はソロでは二度と行くまいと思いました(誘われたら別ですよ)。さすがに辛すぎます・・・ 次は屏風岩の紅葉を見に行きたいけれど。 このレポートはヤマレコのミラーです。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1622629.html 【もう一回行くならどうするか?】 まず、最初の林道歩きはカットします。退屈なだけ。だから、素直にお亀池付近からのスタートです。古光山は、面白いのですが、このルートだとバスの時間がぎりぎりすぎます。自動車で行った方がいいのと、できれば複数で行って、降り口に1台をデポしておくのがいいかと思いました。もちろん、「次行く時はソロじゃなく」ですね。

倶留尊山・曽爾高原・古光山 橿原を出る前に。
橿原を出る前に。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 名張駅からバスに乗ります。
名張駅からバスに乗ります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 21番。東口から出ます。
21番。東口から出ます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 観阿弥像。
観阿弥像。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 小太郎岩です。ライオン岩というのがどれのことかよくわからなかったのですが、帰りのバスからは確かにそんなふうに見えました。中央少し右の縦の岩が鼻です。
小太郎岩です。ライオン岩というのがどれのことかよくわからなかったのですが、帰りのバスからは確かにそんなふうに見えました。中央少し右の縦の岩が鼻です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 今年はあちこちで清流を見たので、驚くと言うほどではありませんが、たしかにこの渓谷もいい雰囲気でした。写真には撮れませんでしたが、帰りのバスからは、水面が陰になっていて、そこに光が当たった山が映り込んでいるあたりが、極めて印象的でした。
今年はあちこちで清流を見たので、驚くと言うほどではありませんが、たしかにこの渓谷もいい雰囲気でした。写真には撮れませんでしたが、帰りのバスからは、水面が陰になっていて、そこに光が当たった山が映り込んでいるあたりが、極めて印象的でした。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 道端に花畑があったので、写真を撮りに行ったのですが、実は花がメインではなかったのです。ただ、とても強い香りがしていました。
道端に花畑があったので、写真を撮りに行ったのですが、実は花がメインではなかったのです。ただ、とても強い香りがしていました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 花を見る場所だと思ったら、アサギマダラがやってくるのだろうで。でも、飛来を待つことはしませんでした。
花を見る場所だと思ったら、アサギマダラがやってくるのだろうで。でも、飛来を待つことはしませんでした。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 曽爾村に入ります。
曽爾村に入ります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 山荘? 避難小屋かお手洗いに見えました。
山荘? 避難小屋かお手洗いに見えました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 かなり派手に崩落したようで、この付近の林道は破壊されてしまっています。
かなり派手に崩落したようで、この付近の林道は破壊されてしまっています。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 路面がこんな感じ。どうもこの林道は今後復旧される見込みはなさそうで。
路面がこんな感じ。どうもこの林道は今後復旧される見込みはなさそうで。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 このあたりから広葉樹林が始まります。
このあたりから広葉樹林が始まります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 朝の光が美しかったです。
朝の光が美しかったです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ここまでの長い長い林道歩きが終わりました。日本ボソと倶留尊山は入山料が必要です。ただし、ここには係員がいません。恐らく、日本ボソ以外の方向に下山したら払わなくてもいいのでしょう。
ここまでの長い長い林道歩きが終わりました。日本ボソと倶留尊山は入山料が必要です。ただし、ここには係員がいません。恐らく、日本ボソ以外の方向に下山したら払わなくてもいいのでしょう。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 どこから登るのか少し悩みましたが、モノレールに沿って登っていくようです。
どこから登るのか少し悩みましたが、モノレールに沿って登っていくようです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 正面の木の根っこに小さな標識があるように、この道で間違いないはずなのですが、あまり道に見えません。とにかくモノレール沿いに登ればいいようです。また、かなり急登です。五番関に登るところを思い出しました。幸いなことにそれほど長い距離ではありません。
正面の木の根っこに小さな標識があるように、この道で間違いないはずなのですが、あまり道に見えません。とにかくモノレール沿いに登ればいいようです。また、かなり急登です。五番関に登るところを思い出しました。幸いなことにそれほど長い距離ではありません。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ようやく山頂到達。舗装路1時間、ガレ道山道20分。
ようやく山頂到達。舗装路1時間、ガレ道山道20分。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 三角点あり。
三角点あり。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 この辺、かなりの混雑でした。また、山域は火気使用禁止の筈ですが、バーナーを焚いている人がいました。
この辺、かなりの混雑でした。また、山域は火気使用禁止の筈ですが、バーナーを焚いている人がいました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 二本ボソ。大概の人はあっちから来ているのでしょうが、私はまだ通過していません。
二本ボソ。大概の人はあっちから来ているのでしょうが、私はまだ通過していません。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 木々はこんな感じ。
木々はこんな感じ。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 日本ボソ山頂到着。
日本ボソ山頂到着。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 倶留尊山の振り返り。ちょうど飛行機が飛んでいました。
倶留尊山の振り返り。ちょうど飛行機が飛んでいました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 で、こうやってよく見ると、あれは青山高原か?
で、こうやってよく見ると、あれは青山高原か?
倶留尊山・曽爾高原・古光山 山小屋。ここで料金を徴収されます。
山小屋。ここで料金を徴収されます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 有名な場所に出てきました。下からわらわらと人が登ってきます。
有名な場所に出てきました。下からわらわらと人が登ってきます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 お亀池はだんだん小さくなってきているそうです。
お亀池はだんだん小さくなってきているそうです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 二本ボソの振り返り。
二本ボソの振り返り。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ススキ入り。
ススキ入り。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 亀山から(山名標は見当たらず)。ススキもだんだん減っているようで残念です。
亀山から(山名標は見当たらず)。ススキもだんだん減っているようで残念です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 このあたりまで来るとススキが多いです。
このあたりまで来るとススキが多いです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 これから古光山に向かいます。
これから古光山に向かいます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 これまでの喧噪がまるで嘘のようです。
これまでの喧噪がまるで嘘のようです。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 階段が続きます。この時は階段辛いと思っていましたが、その後のロープ場がこれまたきつかった。
階段が続きます。この時は階段辛いと思っていましたが、その後のロープ場がこれまたきつかった。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 やっぱりこの山は絵になります。
やっぱりこの山は絵になります。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 さて、まずは後古光山を攻略しないと。
さて、まずは後古光山を攻略しないと。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 なんとか山頂到達。ここまではロープを使わず来れました。
なんとか山頂到達。ここまではロープを使わず来れました。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 次は古光山です。
次は古光山です。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 後古光山の下りがロープ祭。1箇所に4-5本ロープが張り巡らされていたり。
後古光山の下りがロープ祭。1箇所に4-5本ロープが張り巡らされていたり。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 鞍部に着きました。ここから登り返しです。しかし、写真を撮る余裕は全くありませんでした。ひたすら、ロープロープロープ。
鞍部に着きました。ここから登り返しです。しかし、写真を撮る余裕は全くありませんでした。ひたすら、ロープロープロープ。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 山頂到達。13時という目標は果たせたのですが、実は、この後林道までの下りで再び苦しみます。
山頂到達。13時という目標は果たせたのですが、実は、この後林道までの下りで再び苦しみます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 後古光山の振り返り。
後古光山の振り返り。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 曽爾村の方向。向こうに見えるのは国見山など?
曽爾村の方向。向こうに見えるのは国見山など?
倶留尊山・曽爾高原・古光山 これは古光山の振り返り。
これは古光山の振り返り。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 やっと激しいアップダウンが終わりました。ここからは舗装路の林道歩きです。時間的に不安があるので、急ぎます。
やっと激しいアップダウンが終わりました。ここからは舗装路の林道歩きです。時間的に不安があるので、急ぎます。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 やっと役場近くまで降りてきました。鎧岳と兜岳にはいずれ行ってみたいのですが。
やっと役場近くまで降りてきました。鎧岳と兜岳にはいずれ行ってみたいのですが。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 ここから乗るのは予定していなかったので、バス停の場所も時間も調べていませんでした。YAMAPを頼りにバス停到着。
ここから乗るのは予定していなかったので、バス停の場所も時間も調べていませんでした。YAMAPを頼りにバス停到着。
倶留尊山・曽爾高原・古光山 おっと、バスは15分発でした(30分頃だと思っていました)。間に合って良かったです。
おっと、バスは15分発でした(30分頃だと思っていました)。間に合って良かったです。

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