白山～晩秋の平瀬道を往く

先日登った大日ヶ岳から見た白山がとても美しかったので、どうしても今年中に登りたくなり、チャンスを伺ってました。 この週末は土曜日まで気圧の谷のせいで不安定でしたが、日曜日は移動性高気圧が本州に張り出してくるとの予報で、雪が積もる前のラストチャンスかなと思いトライしました。 紅葉が終わり、室堂も閉館し、いつもよりは静かな白山だったそうですが、晴れ間を狙ってたくさんの人が登りに来てました。 以下ダラダラとレポです。 ＜アプローチ＞ 岐阜の自宅から大白川の登山口まで2時間半のため深夜2時半に出発。高速から国道までは順調でしたが、最後の県道白山公園線が真っ暗で林道でめちゃ怖かった。幸い対向車はなかったのですが、もし来たら。。とヒヤヒヤものでした（ちなみに帰りに通ったら全然怖くない道でした(^^; また木曜日に別の方のレポで倒木があったとのことでしたが、土木事務所に確認し処理済みとのことで安心して通行できました。駐車場は手前の登山口側も奥のロッジ側も結構な台数とまってました（7割くらい） ＜服装＞ 土曜は室堂で雪だったとのことで、出発直前までインナーと、防寒具が決まらず。。結局タイツ2枚履き（途中で着替えできないもんね）上は半袖＋長袖シャツにブレーカー、予備にダウンとし、フリースはおいていくことにしました（どっちみち日帰りザックに入らなかった）結果的に、山頂でブレーカーを着たくらいで、あとは不要なくらいよい天気でした、タイツ2枚は暑すぎでした(^^; ＜ルート＞ 室堂に至るコースの前半、大倉山まではおおむね急登もなく、その後室堂までの区間でやや急登になりますが、かなり上の方まで木の階段が整備されているせいもあり結構快適に登れました。（階段は基本苦手で×なのですが、段差もピッチも概ね私に合っていたようなのでよかったです。） コース中ばから後半にかけて、何か所か南側が切れ落ちている個所がありましたが、歩ける幅は十分にあり、天気が良ければ特に問題ないと思います。鎖場は下の方に1か所ありましたが、すぐ終わります。全体的にとても歩きやすいルートでした。 大倉山の避難小屋は新しくとても快適に休憩できます（トイレはありません）。休憩中に京都から来られたご年配グループの方とお話しができ楽しい時間を過ごせました。（私が岐阜出身なのに白山は初めてと答えたら驚かれました、近いとかえって行かないんですよ(^^)ゞ 大倉山から室堂までの急登を終えると突然視界が開け、室堂平にでます。別山を眺めながらの快適な遊歩道を15分もあるけばビジターセンターに到着です。 室堂から御前ヶ峰までは、30分程度の登りで8割がた石畳などで整備されています。さすが三大名山(^^) 御前ヶ峰からは360度の眺望、晴れて北アルプスがバッチリ見えました。 帰りはピストンのため、そのまま帰ります。行きには暗くてわからなかったですが、下の方はブナなどの黄葉がピークを迎え、とても気持ちよく下れました。 ＜室堂にて＞ ビジターセンターは先週で営業終了でしたが、トイレ（男子用を共用）が使えたので、とても助かりました。 ここで愛知から見えたヤマッパーさんと遭遇、他にも何人か見えたみたいですが、私は登山中は機内モードにするため、わかりませんでした（仕事の電話がかかってこないようにです（汗）ゴメンナサイ