活動データ
タイム
06:35
距離
16.1km
のぼり
1561m
くだり
1563m
活動詳細
すべて見る本巣7名山で1座目に訪れた能郷白山。 6月の訪問時は天気予報の読み間違いで、台風直前のガスに覆われた、全く景色が見えないただの苦行の登山になってしまいました。7名山を達成後も機会があれば能郷白山だけはリベンジできたらと思っていました。 今年9月の台風で登山道はかなりの被害を受けた様ですが、爪痕を残しながらも登山口すぐの渡渉箇所の橋をかけ直して頂いてたり、問題ない状況になっているとの情報を得ました。またこの週末が登山ウィークに当たり、登山口にてお茶の振る舞い等があるということ、そして何より天気が間違いなく1日中良いと言う事で、完登で頂いた開山1300年のTシャツを着て行こうと再訪を決意しました。 愛知県側からは能郷谷ルートのみ登山可能という事で、今回も能郷谷から上がります。 駐車場の心配があったので、4時起き、4時半頃家をでて、6時過ぎにゲート前の駐車場に到着。 駐車場は5台程停まっていました。支度をして6時半出発。空を見上げればいい天気になりそう。 出発時は気温8℃で支度中は寒く、レインウェアを羽織って出発します。 林道を歩いていても、洗い越しの水量や崩れてきた土砂をキレイにならして避けて頂いたらしき跡を見るにつけ被害の大きさと、関係者の方々の努力を感じました。とは言え、林道の長さや傾斜が変わるはずもなく、黙々と足を運びます。 結局前回とほぼ変わらない49分で登山口に到着、意識してゆっくり歩いていた相方さんと合流して登り始めます。 前回よりバージョンアップ(驚!)した橋を渡り、お待ちかねの急登の始まりです。出だしからヒイコラ言いながら一歩一歩進みます。まだ時間が早かったのか、先行の方は4名、お二人は途中で抜かさせて頂き、1名は山頂近くでスライド、もうお一方は本巣観光協会の方で、前山を過ぎた辺りでスライドでした。山頂にある山名盤の補修に登られたとの事で、今日の密かな目的、完登の申請時にメールでやり取りさせて頂いたこの方にお会いしてお礼参りできたらと思っていたのでした。早速Tシャツを着てきた事に喜んで下さり、記念写真を撮ってお別れしました。 後は山頂に辿り着いて景色を堪能します。前山の後はダウン基調の細かいアップダウンを繰り返した後、最後の急登にさしかかります。前山の手前にもいらっしゃいましたが、ここにも草刈の方がいらっしゃり、私達が通る為に手を一旦休めて待って下さっています。申し訳なくも感謝の挨拶をしながら通り過ぎます。皆さん若い方ばかりで、山に携わってくださる事に感謝しながらヨロヨロ上がります。 そして、まずは山頂へ。山頂標識のある辺りは狭いのですが、狭いなりに景色を楽しむ事ができました。 北側の白山や、どれかよくは分からないのですが荒島岳など、霞んではいますが見渡せるこのシアワセ!! 温見峠から登ってこられる方たちもチラホラ、2度目の自撮りをして祠方面へ向かいます。 山頂から歩いて行く途中で祠付近が島の様にポッコリ見えるのも新鮮でした。 前回はコバイケイソウ咲き乱れる、雪渓の道を祠まで歩いたのですが、今回は草紅葉も済んだ秋晴れの爽やかな道を進みます。 祠はあんなに大きく立派な物であったのにすっかりなくなり、ご神体も下されたとの事でしたが、祠跡に今回も無事に登れた事を報告、お参りして、ゆっくりさせていただきました。 ここからの景色は再度登ってくる価値があると思わせる、それはそれは大パノラマでした。 岐阜の奥地だけあり、そばに見えるのは山ばかり、7名山で登った山々や、少し先に徳山ダムや能郷谷とその奥の集落など、 遠くには御嶽山、乗鞍、もしかして富士山??なんてのもかすかに見渡せ、最高の気分でした。 ワタクシにしては最長、30分程ゆっくりして下山開始。 見下ろしながら下りる景色も最高、激登は激下りとなり、注意を要する場面もありましたが、何とか無事に登山口まで到着。 この間、登ってくる結構な数の方々とスライドしました。やはり時間的に早かった様です。 足裏の痛みに耐えながら林道を走ったり歩いたり洗い越したりして林道ゲートに到着すると、既にお茶サービスのナイスミドル(?笑)の方々が到着されており、一旦落ち着いてからサバ寿司と共にお茶を頂きました。 そして、お礼を言ってうすずみ温泉へ。自撮りの山頂写真を見せて500円で入浴。お湯がヌルヌルで気持ち良く、のんびり浸かりました。これで能郷白山リベンジ完了です。 本巣7名山から始まって、このリベンジまで、本巣を堪能させていただき、いろいろお世話になりました。 また機会があれば遊びに来ます。 ありがとうございました。
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