最悪の天気？

４日間にわたりまして、妙高市でライチョウ会議が開催されました。初日のシンポジウムは高円宮妃久子殿下、女優の工藤夕貴さんが講演されたということもあり、会場はライチョウサポーターを初めとして、多くの聴講者で会場は賑わっていました。２日目は専門家による活動報告、研究発表。そして大会の締め括りとして、ライチョウ研究の第一人者でいらっしゃいます中村浩志先生、小林先生、環境省と妙高市のスタッフ、山岳ガイド、サポーターという素晴らしい方々と共に火打山に登るという機会に恵まれました。２日間通しての天候は、中村先生曰く「もう最悪ですね（笑）」という観察には適さない快晴っぷり。逆さ火打を見たり、皆さんと色々お話ししたことで、ライチョウに会えなくても充実したエクスカーションだったのですが、全員の思いが届いたのか、火打山の主は登山道に現れてくれました。これ以上ない行程だったので、自宅に近づいた時は随分長い間、地元を離れていた感覚になっていました。ライチョウだけでなく、環境、登山、撮影技術などなど大変勉強になる４日間でした。改めて、ご一緒させて頂いた皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。