活動データ
タイム
08:10
距離
19.3km
のぼり
1447m
くだり
1674m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る前から気になっていた高島トレイルを歩いてきました。 予想通り遠く、行き帰りに時間がかかったのが難点。 しかし、好天に恵まれて、気持ちのよい山行になりました。 国境行きのバスの始発はマキノ8:46発、国境9:06着。 もう少し早ければ行程が楽になるのですが、仕方ありません。 今回国境でバスを降りたのは私たち3名だけでした。 スタートからゲレンデを登っていきます。 リフト降り場までは特に道は無く、どこでも歩けるようです。 登山道はリフト降り場から山へ向かって右手奥から始まります。 小さなトレイルの道標と黄色いテープが案内してくれます。 しばらく登ると琵琶湖の展望が広がります。竹生島も見えます。 稜線に出ると草地が登場、芝生状のところもあります。 登り下りをくり返しながら進むと乗鞍岳山頂です。 四角い地味な建物が視界を塞いでいて、圧迫感があります。 もう少し進むと、草原の稜線になり視界が広がるようになります。 無線中継の鉄塔がいくつか並んで、さらに遠くに明王の禿、赤坂山が見えます。 途中に階段がありますが、手すりが歪んでいて狭くなっているところがあります。 事前にヤマレコを見ていたので、思わず笑ってしまいました。 道はすすきの草原からブナの林の中を通って行きます。ブナは積雪のためか、根元近くが大きく曲がっています。台風の影響か、根こそぎ倒れたものもいくつかありました。登山道はきちんと整備されていて歩きやすい道が続いています。 送電線の鉄塔が登場したところで道が直角に曲がっているところが2ヶ所。 2つめの場所は見晴らしがよく若狭湾も見えます。 しばらく下りが続いて、また登ります。 トレイルを少し外れて猿ヶ馬場山へ寄りました。見晴らし無しの三角点です。 どこでも歩けそうな斜面だったので、トレイルに戻るために少しショートカットしました。さらにトレイルはブナの林を登り下りしながら続いています。 唐突に林道へ出ました。黒河峠です。 立派なトイレがあります。ここから赤坂山歩道の大きな道標が登場します。 ここからは25年前に歩いたことがある道です。 その間に道は流水に浸食されて大きな溝ができていたり、道が削られて細くなったり、ずいぶん傷んでいるように思いました。慎重に歩けば何ら問題はないでしょうが、やや気を遣う道になっているように思いました。 三国山にもトレイルを外れて行きました。途中、2本の木が登山道の真ん中で倒れて道を塞いでいました。問題なく迂回できます。まっすぐ続く坂道を登り切って三国山の山頂です。この三角点も見晴らしはありません。標高873.6mは本日の最高峰でした。 また、トレイルに戻りしばらく行くと、明王の禿に出ます。 ここから赤坂山にかけての稜線では吹き飛ばされそうな強い風が吹いていました。 目の前には琵琶湖がひろがり、朝から歩いてきた山も見渡すことができます。 明王の禿からひと登りで赤坂山に到着します。 足下にはマキノの町が広がっており、メタセコイヤの並木もまっすぐ伸びています。 赤坂山から南へ続くなだらかな稜線はススキの草原。 強風にあおられながらしばらく下ると粟柄越に到着です。 予定では、ここからマキノ高原へ下山でしたが、予定より30分早いので、寒風まで足を伸ばすことにしました。次回の高島トレイルのためにはその方が良いと判断したわけです。 強風にあおられるススキの草原をまた登り下りしていきます。そのため一部踏み跡が分かりにくい所もありました。 ススキはなくなっても、ゆるゆると草原の登り下りが続きます。 若狭湾が見えるところもありました。 ブナの林へ入り、開けた場所に出たところが寒風でした。 琵琶湖方面の展望が見事です。 ここから先は、いつかわからないけれど次回にと言うことで、マキノ高原へ下りました。 はっきりした尾根道ですが、ずいぶん流水に削られて谷になっています。風倒木がかなりたくさんあったようで、途中に大量に処理された倒木が目立つところもありました。きちんと整備していただいてありがたいことです。ひたすら下ってマキノ高原登山口に到着しました。 温泉さらさには寄らず、メタセコイヤ並木へ向かいましたが、日没に間に合いませんでした。残念! 高島トレイルはやはり魅力的なトレイルだと思いました。 途中、前半に出会った方々は国境まで自家用車で来られていて戻ると言われていました。赤坂山周辺は交通の便がいいので歩きやすく、景色の良いコースです。しかし、この続きがアクセスが大変困難で、どうしようかと悩んでいるところです。 今回のペースでは、この続きを水坂峠まで歩くには12時間ほどかかりそうで、季節の選択と交通手段が悩ましい所です。テントを背負うとペースが落ちるし、熊さんもたくさんいらっしゃるようだし・・・ でも、そのうちに行きたいと思っています。
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