へなちょこハイカーが行く(=ﾟωﾟ)ﾉ 鷲ヶ巣山

・輝く高嶺〜 鷲ヶ巣の〜 ♪( ´θ｀)🎶 （村上第一中学校の校歌） ・鷲ヶ巣山の〜 そよ風に ♪(´ε｀ )🎶 （村上東中学校の校歌） 私が通っていた２つの中学校の校歌です。校歌の冒頭歌詞に出てくる山。それが鷲ヶ巣山です。 村上市民な誰もが知ってる山。村上市内から一際目立つ、カッコイイ山容の山。それが鷲ヶ巣山です。 県北在住ハイカーにとって鷲ヶ巣山は憧れの山であり、いつか登りたい✨✨そんな存在だと思っています。 しかし・・・ ・一回登ったら二度と登りたくない山 ・変態な山 ・鷲ヶ巣ならぬヒルヶ巣山と言われる程、ヤマビル天国な山 ・眺めるだけで充分な山 いい噂は聞きません（−＿−；） だけど噂にだけ流されてはいけませんo(｀ω´ )o 実際はどうなんだ⁇ 登ってみたいという気持ちはありますが、一人で登る勇気もありません。 今回、「紅葉🍁の綺麗な時期に鷲ヶ巣山へ」私の山の師匠であるyosiさんからお誘いを受け、意を決して鷲ヶ巣山へ行ってみる事にしました。 下調べしようと思っても鷲ヶ巣山に関する記録は少なく、YAMAPでも6月のJJさんが登った記録が最後(ﾉ;･ω･)ﾉ💦過去に登った方の記録を見ても、皆さんバリバリの山男ᕦ(ò_óˇ)ᕤの日記しか無く、私のようなへなちょこハイカーの日記は見当たりません。 ・・・へなちょこは登れるのだろうか(ノω=｀)💦 不安は沢山ありましたが、ダメなら途中で引き返せばいい。しかも今回は、超強力助っ人のyosiさんが一緒！！へなちょこハイカーなりに頑張ってみることにしました。 yosiさんとは縄文の里朝日で待ち合わせ。 明るくなった6時、いよいよ憧れの鷲ヶ巣山へ向けて出発です。 登山口からしばらくは、杉林の中を歩きます。渡渉する箇所もあり、しっとり湿った登山道。 ・・・ヤマビルめ〜(｀・ω・´)💨出るなら出てこい！！出てきたら、コテンパンのパフパフパフ〜にしてやるんだからo(｀ω´ )o‼️ 今回もヤマビルファイターをたっぷり吹き付け、戦闘モード！！気合いを入れます。 その気合いに負けたのか、ヤマビルは姿を現さず。ヤマビルゾーンを突破しました。 ヤマビルゾーンを突破すると、本格的登りになってきます。まだまだ、へなちょこハイカーでも余裕な登りd(^_^o)蜘蛛の巣トラップはyosiさんが全て撃退してくれるので、私は快適に歩きます✨✨ ・・・意外と楽勝かも〜♪(´ε｀ ) 避難小屋辺りまではそんな感じでした。 しかし、鷲ヶ巣山の本当の脅威はこれからなんです。 小屋を過ぎた辺りから急登地獄が始まります。 目の前には空を見上げる程の急登。 ・・・げっ(llﾟДﾟﾉ)ﾉ💦ここ登るの⁇ へなちょこは一気に怖気付きます。しかも、登山道はツルツル滑る粘土質。アイゼンが欲しくなります。 ・・・ぎゃあ〜(＞人＜;)💦滑る〜。登れないよ💦 弱音も出てきます。 もうすぐ11月にも入るのに、汗はダラダラ。まるで夏山登山でもしているかの様な汗のかきかたです。 ここで、光兎山で聞いた話を思い出しました。 昔朝日村の中学生は、学校登山で鷲ヶ巣山へ登ったそうです。 一年生が前ノ岳。二年生が中ノ岳。三年生で鷲ヶ巣山まで登っていたそうです。 ・・・私まだ一年生にもなれない(ノω=｀) 先はまだまだ長いのです。 苦労してやっと一年生のピーク、前ノ岳へ到着です。ここで、恐ろしい光景が目に飛び込んできますヽ(￣д￣;)ノ=3=3=3💦目の前に見えるのは、高く突き出した二つのピーク。 ・・・あれを越えるの(艸ﾟДﾟll)💦💦 へなちょこは更にビビります。でも乗り越えなければ、三年生になれないんです。留年は嫌だ！！前に進む決心をしました。 前ノ岳から、今度は劇下りです(￣◇￣;)💦 へなちょこが大の苦手な急坂の下り。ロープがある場所はロープにしがみつき、無い時は藪を握りしめながら下りました。 あんなに頑張って稼いだ標高を一気に下ります。 ・・・下りの方がおっかねぇ〜(ノω=｀) 弱音を吐くのは得意です。 鞍部まで来たらまた登り返しです。 ・・・二年生に行くわよ(｀・ω・´)💨 気合い入れ頑張ります。 気合い入れたのはいいが、またすぐにヘコたれます。登りは相変わらずの急登。劇下りで体力を消耗し、脚はさらに上がらなくなっています。 ・・・二年生、二年生なるんだからヽ(´o｀； 中ノ岳目指してひたすら急登地獄と戦います。 「紅葉🍁が綺麗だよ(*^ω^*)💕」 yosiさんが教えてくれますが、紅葉🍁の景色を楽しむ余裕すらありません。 ヘロヘロになりながらも、中ノ岳へ到着✨ やっと二年生になりました。 ここまで頑張ったと言わんばかりのご褒美の景色が待っていました(*⁰▿⁰*)✨✨村上の景色が一望。眼下には三面ダム湖、朝日連峰も間近で見えます。 ・・・頑張って登ってよかった⁽⁽ ◝(´꒵ `◍)◟ ₎₎ ホッと一息つける瞬間です。 そして目の前には鋭利に突き出した最終ピークの鷲ヶ巣山。村上市内から眺めると、カッコイイ形の山だ〜✨と思いますが、中ノ岳から間近に眺めると恐ろしい山に見えます(llﾟ艸ﾟll)💦 だけど、私達は前に進むのですᕦ(ò_óˇ)ᕤあの恐ろしそうなピーク目指して。 中ノ岳からまた劇下りです。 鷲ヶ巣山の本当の辛さは実はここから（−＿−；） 藪です。へなちょこハイカーの私は、決して藪好きでも、藪部でもありません。快適なメルヘンな山道を好むハイカーです。なのに何故、こんな藪の中にいるのでしょう・・・。 トレースは付いているので迷子にはなりませんが、手入れされてない＆人があまり立ち入らない登山道は、荒れ放題です。 荒れ放題の登山道の劇下り。足元も見えず、恐怖しかありません。 鞍部に着き、また登り返し💦 藪を掻き分けながら今までで一番じゃないか？？と思える急登を登りますヽ(´o｀；もう、ロープや藪を掴まないと身体を持ち上げることが出来ません。 ・・・へなちょこ頑張れ(ﾉ;･ω･)ﾉ 自分にエールを送りながら必至に喰らいつきました。 ・・・あっ(*⁰▿⁰*)💦あそこが山頂？？ ピークらしき場所が見えました。登りきった！！と思った瞬間、 ・・・あっ(￣◇￣;)💦まだだった。 ニセピークです。今までで一番ガッカリした瞬間でした。 「山頂が逃げていくようだね。」 yosiさんがボソっと一言。確かにその言葉がぴったりの状況です。 しかし、山頂は本当に目の前！！頑張りました。本気を出してᕦ(ò_óˇ)ᕤ‼️ 最後の最後まで手強い相手でした。最後の急登を登りきると遂に憧れの山頂、本物の鷲ヶ巣山の山頂ですヽ(*＾ω＾*)ﾉ✨✨感動です。やっと三年生になれました！！ 遮るものが無い展望は、ぐるっと360度の大パノラマ✨残念だった事は、飯豊方面が霞んでおり飯豊連峰のお姿を見る事ができなかった事。しかし、朝日連峰はバッチリ☆（ゝω・）v ・・・また来年登るぞヽ(｀･ω･´)ﾉ💨💨 そんな気分にさせる景色でした。 山頂でお昼ごはん。絶景を眺めながら食べるラーメンは最高です(*^ω^*)👍 山頂で少しゆっくりした後、下山開始です。 下山も恐ろしい鷲ヶ巣山(￣◇￣;)💦 かなり急斜面を下ります。 ・・・ぎゃあ〜ヽ(￣д￣;)ノ=3=3=3滑る〜💦 私の絶叫が静かな山に響きます。何度も何度も転びました｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡💦💦 絶叫しながら下った後はまた登り返し(ノω=｀) 目の前にピークが見える度、絶望します。下山でも時間がかかる山です。 避難小屋まで戻れば一安心(*´Д｀*) 後は緩々と下山。無事、登山口に戻ってきました。 へなちょこが鷲ヶ巣山に登って思った事。 確かに、変態の山である事には間違いありません。あの激しいアップダウン、そして藪・・・精神的に参ってしまいそうな山です。 しかし、二度と登りたくないか⁇と聞かれると、また機会があれば登ってみたい素晴らしい山です。 苦労して登った分、山頂からの景色は感動するはずです(*^ω^*)✨✨ 県北在住のハイカーの皆さん！！是非、鷲ヶ巣山に登ってみましょう(=ﾟωﾟ)ﾉ💕 yosiさん、こんなへなちょこにお付き合いして頂き、ありがとうございました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪長年の目標が達成できスッキリしました👍 ちなみに今回、ヤマビル、マダニ、熊には出会いませんでした。お天気の良い日でしたが、登山者も私とyosiさんだけでした(｡ﾉω<｡)ﾉ))💦