はじめての探検 岩と藪まみれ 荒地山周辺

2016.02.27(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 9
休憩時間
54
距離
12.2 km
のぼり / くだり
1300 / 1297 m
55
13
4 9
6
5
27
5

活動詳細

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ルート 芦屋地獄~A懸岩~キャッスルウォール(敗退)~中俣へ藪漕ぎ~中俣~ブラックフェイス~名前の分からない岩~黒岩~前回おじさんに止められた道~金鳥山から岡本への地図にない道 ※名前の分からない岩は、プロペラ岩だとwa-iさん、tanipinさんから教えてもらいました。 今日この日を1ヶ月前から楽しみにしていました。 単独での荒地山周辺探検。 いままでの行った90回ほどはすべて家族登山で、ソロは初めてです。 もともとは妻と二人で息子の塾の説明会にいく予定でしたが、子供達も予定があることだし、探検に行かせてもらえないかと妻に頼んだのでした。最初は、「は?」みたいな感じでしたが、必死に情熱を伝えると、渋々了承してくれました。 今日はまたとないチャンスなので、芦屋地獄から荒地山周辺で気になっていたところをできるだけ沢山消化することにしました。家族山行のための情報集めも目的でした。 芦屋地獄 誰かの活動日記でF1~F12までの滝の横を登るというのを見ました。前回家族で行ったときは知らずに巻いていたところもあったようなので、滝の数と難易度を確認しました。 結果、難易度は家族も大丈夫そうでしたが、滝は10個しか見つかりませんでした。小さい落差のものならあと4,5個あったので、そのうちいくつかを含めるのかな?ネットで調べると全部で8個と言っている人もいました。 A懸岩 どんなものかと行ってみました。下から見ると案外高く感じました。一応登れましたが、怖いところもありました。妻、娘はまず無理。息子はきわどいところですが、墜落の可能性もありそう。家族山行では使えないです。 キャッスルウォール これは流石に道具がないと無理と思っていましたが、下から改めてみると、なんか行けそうな気が。しかし、最初のテラスまで登って、その先は危険を感じ撤退しました。 前回行かなかった、キャッスルウォールの左からてっぺんへ登るルートは難易度も高くなく、家族で行けそうでした。 中俣への藪漕ぎ キャッスルウォールの上から中俣への近道がないかと思っていましたが、なさそうだったので東尾根から中俣まで藪を漕ぎました。谷へ向かって降りる感じで、ちょっとした崖もあり、それなりに危ない行程でした。特に参ったのはシダと藪の中のツル。シダに覆われた急斜面は足元が見えなくて危ないし、藪の中のツルには足を取られました。送電線を目印に歩いたお蔭でぴったり中俣の入り口に出ました。 中俣 たっくんの活動日記で気になっていました。たっくんの軌跡をダウンロードしてだいぶ助けられました。やはり、大変な岩がいくつかありました。特に落ち葉に覆われた岩場は危なかったです。ここまでで割と体力を消耗しており、砂と落ち葉にまみれながら、修行のような気分で登りました。 ブラックフェース 下から見ると、えぐい岩場に見えましたが、道を選べば難易度はそこまで高くない印象を受けました。落ちたらアウトだとは思います。しょっぱ目アルプスへ向けた練習にちょうどよさそうで、家族と来たいところですが、妻が嫌がりそうです。 名前の分からない岩(写真参照、ブラックフェースから黒岩へ向かう途中) はっきり言ってここは今回一番つらかったです。岩がシダに覆われて登りにくいし、手や足を置く場所も中々ないし、岩も脆いし、落ちたらアウト。一度は、掴んだ木が枯れれてすっぽ抜けてしまい、あわや墜落するところでしたが、残りの3つの手足を踏ん張って助かりました。3点支持の大切さを身にしみて感じました。 しかし、驚いたのは今日会った60代くらいのおばちゃん2人組が、前にここを登ったと言っていたこと。先週は中俣を登ったと言っていたし、何という強者でしょうか。 あの名前のわからない岩を登ったというのは半信半疑ですが...。 黒岩 眺めがよかったです。黒岩を南側に下りて、一つ南にあるもう一つの岩に登るとさらに気持ちよかったです。 前回見知らぬおじさんに止められた道 荒地山から奥高座へ抜ける道の途中で右へ折れて沢を渡った後、川沿いに下に行く道です。奥高座の方に行く道かと思いきや、途中から尾根へ上がり、中央尾根と高座谷を結ぶ道に出ました。特に難しい道ではなかったです。 金鳥山から岡本への地図にない道 金鳥山から谷沿いに岡本へ下りる点線ルートを行こうとして間違え、地図にない尾根ルートを下ってしまいました。このルートは基本藪の道で、途中からどこが道がわからないくらい藪になり、気づいたら360度藪でした。試行錯誤して道を見つけ、少し下りてからは普通の道になりました。 以上、長くなりましたが、初めてのソロ山行は盛り沢山になりました。岩と藪ばかり相手にするのがこんなにも体力を消耗するものかと、身に沁みました。岩は力任せに登ったところもあるのでたぶん明日は筋肉痛です。ボルダリング教室に行って体の使い方を学んだほうがいいのかなと考えています。

六甲山・長峰山・摩耶山 リモコンで撮影。周りに人がいるので若干恥ずかしい。
リモコンで撮影。周りに人がいるので若干恥ずかしい。
六甲山・長峰山・摩耶山 滝を数えます。1
滝を数えます。1
六甲山・長峰山・摩耶山 2
六甲山・長峰山・摩耶山 3
六甲山・長峰山・摩耶山 4
六甲山・長峰山・摩耶山 5
六甲山・長峰山・摩耶山 6
六甲山・長峰山・摩耶山 7
六甲山・長峰山・摩耶山 8
六甲山・長峰山・摩耶山 9
六甲山・長峰山・摩耶山 10・・・。2個足りませんでした・・・。
10・・・。2個足りませんでした・・・。
六甲山・長峰山・摩耶山 A懸岩。中ほどにちょっと怖いところがありました。
A懸岩。中ほどにちょっと怖いところがありました。
六甲山・長峰山・摩耶山 A懸岩の上から
A懸岩の上から
六甲山・長峰山・摩耶山 A懸ピークから。生首みたいになってしまいました。
A懸ピークから。生首みたいになってしまいました。
六甲山・長峰山・摩耶山 前回、B懸の先は特に岩に登りませんでしたが、登った方が雰囲気のいい道だと知りました。
前回、B懸の先は特に岩に登りませんでしたが、登った方が雰囲気のいい道だと知りました。
六甲山・長峰山・摩耶山 キャッスルウォール。写真の上から3分の1、横に大きく割れ目が見えるところまで登りましたが、その先は危険と判断して撤退しました。
キャッスルウォール。写真の上から3分の1、横に大きく割れ目が見えるところまで登りましたが、その先は危険と判断して撤退しました。
六甲山・長峰山・摩耶山 キャッスルウォールの左側にあるここからもてっぺんへ行けます。
キャッスルウォールの左側にあるここからもてっぺんへ行けます。
六甲山・長峰山・摩耶山 キャッスルウォールのてっぺん。
キャッスルウォールのてっぺん。
六甲山・長峰山・摩耶山 東尾根から中俣へ藪漕ぎ。
東尾根から中俣へ藪漕ぎ。
六甲山・長峰山・摩耶山 行く手を阻むシダ。厄介でした。
行く手を阻むシダ。厄介でした。
六甲山・長峰山・摩耶山 出たところはぴったり中俣入り口。
出たところはぴったり中俣入り口。
六甲山・長峰山・摩耶山 藪漕ぎはスパッツが必須と学びました。
藪漕ぎはスパッツが必須と学びました。
六甲山・長峰山・摩耶山 航空母艦岩
航空母艦岩
六甲山・長峰山・摩耶山 中俣。こういう岩をいくつか登っていく。
中俣。こういう岩をいくつか登っていく。
六甲山・長峰山・摩耶山 真ん中の割れ目を登ったら、思ったより大変でした。
真ん中の割れ目を登ったら、思ったより大変でした。
六甲山・長峰山・摩耶山 この辺は結構ばてて危険でした。
この辺は結構ばてて危険でした。
六甲山・長峰山・摩耶山 岩梯子の上あたりで昼休憩。
岩梯子の上あたりで昼休憩。
六甲山・長峰山・摩耶山 おにぎりを買おうと思ったら、一人で行くのにそんな贅沢するなら、今日買う予定のケーキはなしとのお達しが。私はケーキを選択。妻が割引のパンを買いこんで、冷凍→解凍したもの。まずいです。かりんとうが一番うまかったです。
おにぎりを買おうと思ったら、一人で行くのにそんな贅沢するなら、今日買う予定のケーキはなしとのお達しが。私はケーキを選択。妻が割引のパンを買いこんで、冷凍→解凍したもの。まずいです。かりんとうが一番うまかったです。
六甲山・長峰山・摩耶山 ブラックフェース。道を選べば思ったより難しくなかった。
ブラックフェース。道を選べば思ったより難しくなかった。
六甲山・長峰山・摩耶山 ブラックフェースの上から。下からクライマーさんが登ってきます。
ブラックフェースの上から。下からクライマーさんが登ってきます。
六甲山・長峰山・摩耶山 今日一番しょっぱかった名前のわからない岩
今日一番しょっぱかった名前のわからない岩
六甲山・長峰山・摩耶山 岩の上から。ほぼ垂直。
岩の上から。ほぼ垂直。
六甲山・長峰山・摩耶山 岩を登る途中、茨に引っ掛る。後で見たら、1つちょこんと刺さってました(笑)
岩を登る途中、茨に引っ掛る。後で見たら、1つちょこんと刺さってました(笑)
六甲山・長峰山・摩耶山 黒岩のひとつ南隣にある岩。これも黒岩の一部?
黒岩のひとつ南隣にある岩。これも黒岩の一部?
六甲山・長峰山・摩耶山 南隣の岩から黒岩を望む。
南隣の岩から黒岩を望む。
六甲山・長峰山・摩耶山 岡本へ下る地図にない道。気づいたら360度藪に囲まれる。
岡本へ下る地図にない道。気づいたら360度藪に囲まれる。
六甲山・長峰山・摩耶山 保久良梅林の梅は前よりきれいでした。満開少し手前といった感じ。因みに岡本梅林公園の梅は終わりかけでした。
保久良梅林の梅は前よりきれいでした。満開少し手前といった感じ。因みに岡本梅林公園の梅は終わりかけでした。

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