故郷(ふるさと)

2018.10.30(火) 日帰り

活動詳細

すべて見る

❬ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの❭   室生犀星の小景異情の一節ですが、ふるさとを離れて幾とせ月、年齢を重ねると共に故郷を思う気持ちは募るばかりではないのでしょうか。  普段の土、日曜は必ずと言っていいほど山に行ってる私ですが、この二日間は大阪と千葉の友人(60年前の同期入社で、中途退職)が久々の里帰りをしたので、都合三日間お付き合いをしました。  初日は当時から気の合ってた仲間にも呼びかけ、酒宴の後そのままお泊まり。翌日は遠路の友人二人は定時制高校の同窓会に参加。それが終われば大阪の友人は帰阪し、残った千葉の友人と二人で、ふるさと回顧の小旅へ。半世紀前に住んでた辺りや、新しく変貌している小中学校へも。又バイクにも乗れなかった時代にバス利用で登った思い出の山への中腹までも…。山腹から眺める平野や有明の海に、友人は何を感じ、何を思ったのだろうか。懐かしそうにスマホのシャッターを何度も何度も押してたようだ。  同窓会に不参加の友人を訪ねたいとも言うので家庭訪問し、健在を確認し安堵する友人。幾つになっても、友は友だなぁ。  夕食も地元の魚を口に、アルコールを運ぶ手も忙しそうだが、生憎下戸の私はノンアルコでのお付き合い。  三日目の今日は、現在開催中の維新博に因んで、本丸歴史館にて古の歴史のお勉強を…。  お勉強が終れば丁度お昼時、とんこつラーメンが食べたいと宣う友人の要望を聞いて、とんこつラーメンに舌鼓。関東で食べるとんこつラーメンとは、やはり違って旨い‼️を連発。九州の味は忘れられないみたいだ。  飛行機✈️の時間にもう少し余裕があるので、有明海の干拓地で色づいたシチメンソウを観に…。例年なら真っ赤に紅葉したシチメンソウを楽しめるのだが、今夏の暑さが影響したのか、半分くらいは枯れた姿で見る影もなかった。跳び跳ねる愛嬌もののムツゴロウや、大きなハサミを振るシオマネキに心を安らげて機上の人となり、友人は煩雑な関東へと帰って行ったが、三日間のお付き合いは、正直登山よりも疲れましたねぇ~。友人には内緒ですがね‼️。      

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。