立山で雪山気分を先取り(北ア)

2018.11.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 54
休憩時間
1 時間 42
距離
6.3 km
のぼり / くだり
664 / 664 m

活動詳細

すべて見る

【アクセス】  立山黒部アルペンルートのケーブルカーの始発便は7:00、室堂からの最終便は16:20でしたが、11月5日からケーブルカーの始発は8:40、高原バスの室堂到着は9:50、室堂発高原バスの最終便は15:30となるため行動時間が短くなります。 【天気】  晴〜ガス〜曇り 【コース状況】  室堂〜一ノ越 雪はまだ少なめでツボ足でも歩けそうでしたが、今後雪が増えるとスノーシューやワカンが必要になるかも。  一ノ越〜雄山 雪は少なめで凍結やクラストは無く、アイゼンはかえって邪魔なくらいで、ツボ足でも登れそうでした。  雄山〜大汝山 トレースは途中で消え吹き溜まった雪は深く、新雪なのでアイゼンが効きづらいです。 【感想/記録】  立山に雪が降って白くなりました。11月3日はお天気が良くて絶好の登山日和となりそうなので、立山に行くしかないでしょう、と言う訳で立山へ行く事に。今回はYAMAPでフォローし合っている、むらさんも立山へいらっしゃるとの事なので、ご一緒させて頂くことに。  5時過ぎに家を出発し、6時前に河川沿いの駐車場に到着したら車が1台もおらず、チケット売り場も先客は4人だけ。バックカントリーにはまだ早いので、混む時期ではなかったのか、ちょっと肩透かしでした。無事始発便のチケットを手に入れて、朝食を食べて準備をして、むらさんと合流。残念ながら、むらさんは明日の所用のため今回は雄山に登頂後に下山され、お昼頃のバスで帰られるとの事でした。  室堂には8時20分頃に到着。準備をして外へ出ると、まぶしい青空と白い立山。これが見たかった。8時半過ぎに室堂ターミナルから出発。アイゼンをつけて一ノ越を目指します。室堂周辺の雪は40cmほどか、まだ積雪は少なくて岩が目立ちます。バックカントリー目当ての方もいらっしゃましたが、これでは岩で苦戦しそう。幸いトレースがあるので、持ってきたワカンの出番はなさそう。お天気は良いのに登山者が少なく意外でした。  一ノ越までは順調に標高を上げて9時20分頃頃に到着。思いの外風は弱く気温も高めのようで、グローブを外してもそんなに冷たくないです。気温は高めなのでジャケットは脱いでアウターを着て、ストックからピッケルに変えてヘルメットも被ります。稜線は雪が風に飛ばされて岩が露出している箇所が多く、アイゼンでは歩きづらい。風がちょっと吹き出しましたが、登っていると暑くなるので、涼しくてちょうど良かったです。後ろを振り向くと浄土山からガスがやってくるようで、青空が隠れないように祈りながら三ノ越に到着。  ちょっと休んでから雄山に向けて出発。相変わらず岩が露出して歩きづらいですが、無事10時15分頃に雄山に到着。雲がちょっと多めなので、北アルプスの山々は一部しか見えません。山頂でむらさんと撮影したら、残念ながらむらさんとはお別れ。ジャケットとアウターを着て大汝山を目指します。雄山の岩峰をトラバースする夏道は、雪が吹き溜まっているため、これ以上雪が積もると雪が深く通行するのは苦戦しそう。雪が深くなるためラッセルが予想され、新雪のためアイゼンが効きづらく、雪に流され下手したら滑落そうです。大汝山までは一旦下ってまた登り返しますが、柔らかい雪は登るのも大変そう。明日は仕事があるので無理はせず途中で撤退しました。帰りは夏道から雄山の岩峰を登ってまた山頂に。ガスがどんどんやってきて晴れませんね。  せっかく昼食を持ってきたので、雄山神社の社務所横で北アルプスの絶景を見ながらいただきました。この頃になると登ってくる方が多くなってきました。皆さんスタートが意外に遅いですね。天候が回復しないかとしばらく山頂で粘りましたが、ますますガスがやってきて白くなりましたので、残念ながら11時45分頃に下山開始。下りも岩が露出しているので、アイゼンが邪魔でしたので、解除しても良かったかも。あっという間に一ノ越に到着したら、暑くなったのでアウターを脱いで、ピッケルとヘルメットをしまって室堂へ。  ここからは雪が増えるのでアイゼンを付けていても歩きやすく、ドンドン標高を下げて室堂山荘に到着。時間があるのでみくりが池を周回して13時20分過ぎに室堂ターミナルに到着。中国系の観光客で少し賑わっていました。道具の後片付けをしていたら、13時40分のバスに乗り遅れて、14時10分発の臨時便のバスに乗って立山駅へ。ヤマテンでは立山は終日晴れ予報でも、残念ながら晴れたのは朝のうちだけでした。早くも雪山を満喫できた立山、次回はもっと雪が積もった時期にまた訪れたいですね。 【注意点や反省点】  室堂の立山玉殿の湧水はもう出ていませんでした。  積雪はまだ少なくスノーシューは必要ありませんでした。まだ凍結やクラストしている箇所もほとんど無く、どちらかと言うとアイゼン無しの方が歩きやすいと感じました。  富山県の条例で11月と4月〜5月に登山やバックカントリーで立山入られる方は、入山届の提出&ビーコン携帯が義務化されています。  今年も暖冬予報で、この後のお天気は気温が高くなる予報です。もっと雪が積もった立山へ行けるでしょうか。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)   1,065 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)   181 スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)   14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)   157 ウォーキングの距離(km)  17.7 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  22,248 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  58〜108 体重  62.5 -> 61.8

立山・雄山・浄土山 室堂ターミナルから外へ出ると白い立山がドーン。
室堂ターミナルから外へ出ると白い立山がドーン。
立山・雄山・浄土山 雪が深くなると浄土山のトラバースが雪崩の危険ポイントです。
雪が深くなると浄土山のトラバースが雪崩の危険ポイントです。
立山・雄山・浄土山 朝はちょっと雲が多めでしたが、予報通り晴れてきた。
朝はちょっと雲が多めでしたが、予報通り晴れてきた。
立山・雄山・浄土山 一ノ越を目指して。
一ノ越を目指して。
立山・雄山・浄土山 一ノ越に到着。
一ノ越に到着。
立山・雄山・浄土山 北アルプスの山々がドーンの筈が、雲がかかってよく見えない。
北アルプスの山々がドーンの筈が、雲がかかってよく見えない。
立山・雄山・浄土山 奥の山は燕岳〜大天井岳かな。
奥の山は燕岳〜大天井岳かな。
立山・雄山・浄土山 これから登る雄山の稜線。
これから登る雄山の稜線。
立山・雄山・浄土山 風に飛ばされたのか、岩が目立って雪が少ないですね。
風に飛ばされたのか、岩が目立って雪が少ないですね。
立山・雄山・浄土山 途中で振り向くと浄土山方面からガスがやってきた。
途中で振り向くと浄土山方面からガスがやってきた。
立山・雄山・浄土山 晴れているうちに雄山を目指せ!
晴れているうちに雄山を目指せ!
立山・雄山・浄土山 むらさん、今日の高所用グローブはテムレスです。
むらさん、今日の高所用グローブはテムレスです。
立山・雄山・浄土山 三ノ越からは雄山神社の社務所が見えます。
三ノ越からは雄山神社の社務所が見えます。
立山・雄山・浄土山 あともうちょっと。
あともうちょっと。
立山・雄山・浄土山 エビの尻尾。
エビの尻尾。
立山・雄山・浄土山 雄山山頂に到着。
雄山山頂に到着。
立山・雄山・浄土山 右から薬師岳、赤牛岳、野口五郎岳、大天井岳かな。槍・穂高連峰は雲で見えません。
右から薬師岳、赤牛岳、野口五郎岳、大天井岳かな。槍・穂高連峰は雲で見えません。
立山・雄山・浄土山 むらさんも激写中。
むらさんも激写中。
立山・雄山・浄土山 八ヶ岳や南アルプスも見えませんね。
八ヶ岳や南アルプスも見えませんね。
立山・雄山・浄土山 針ノ木岳と蓮華岳。
針ノ木岳と蓮華岳。
立山・雄山・浄土山 後立山連峰の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳等。
後立山連峰の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳等。
立山・雄山・浄土山 社務所前は雪が吹き溜まっています。
社務所前は雪が吹き溜まっています。
立山・雄山・浄土山 雄山山頂でむらさんと。
雄山山頂でむらさんと。
立山・雄山・浄土山 アンコールで。
アンコールで。
立山・雄山・浄土山 晴れていますが。
晴れていますが。
立山・雄山・浄土山 雲が増えてきたような。
雲が増えてきたような。
立山・雄山・浄土山 これから目指す大汝山方面。
これから目指す大汝山方面。
立山・雄山・浄土山 剱岳は残念ながらガスに隠れて見えません。
剱岳は残念ながらガスに隠れて見えません。
立山・雄山・浄土山 先日雄山を見上げていた黒部ダム。
先日雄山を見上げていた黒部ダム。
立山・雄山・浄土山 雄山神社社務所。
雄山神社社務所。
立山・雄山・浄土山 雪に覆われた室堂平。
雪に覆われた室堂平。
立山・雄山・浄土山 みくりが池をアップで。
みくりが池をアップで。
立山・雄山・浄土山 薬師岳山頂も雲に飲み込まれたよう。
薬師岳山頂も雲に飲み込まれたよう。
立山・雄山・浄土山 むらさん時間の都合で残念ながら一足お先に下山されます。
むらさん時間の都合で残念ながら一足お先に下山されます。
立山・雄山・浄土山 では大汝山へ。
では大汝山へ。
立山・雄山・浄土山 ここからは雪が深いです。
ここからは雪が深いです。
立山・雄山・浄土山 この先はまだトレースがありましたが。
この先はまだトレースがありましたが。
立山・雄山・浄土山 途中からトレースは消えているし、新雪はアイゼンが効かないし、ラッセルになりそうだし。
途中からトレースは消えているし、新雪はアイゼンが効かないし、ラッセルになりそうだし。
立山・雄山・浄土山 まだ下って登り返すのは大変そうだし、滑落や雪崩に会うと明日の仕事に行けないので途中で撤退。
まだ下って登り返すのは大変そうだし、滑落や雪崩に会うと明日の仕事に行けないので途中で撤退。
立山・雄山・浄土山 雪が柔らかいので歩いてきた自分のトレースを登り返すのも大変。
雪が柔らかいので歩いてきた自分のトレースを登り返すのも大変。
立山・雄山・浄土山 雄山の岩峰に立つ神社峰本社。
雄山の岩峰に立つ神社峰本社。
立山・雄山・浄土山 夏道には戻らず左の雄山岩峰を登ります。
夏道には戻らず左の雄山岩峰を登ります。
立山・雄山・浄土山 今日2回目の雄山山頂に立って、大汝山を振り返ると自分のトレースが見えます。
今日2回目の雄山山頂に立って、大汝山を振り返ると自分のトレースが見えます。
立山・雄山・浄土山 雲が迫ってきました。
雲が迫ってきました。
立山・雄山・浄土山 社務所に戻って昼食を食べているとガスに飲み込まれてしまった。
社務所に戻って昼食を食べているとガスに飲み込まれてしまった。
立山・雄山・浄土山 時折ガスが晴れましたが。
時折ガスが晴れましたが。
立山・雄山・浄土山 真っ白になってきたので雄山から下山します。
真っ白になってきたので雄山から下山します。
立山・雄山・浄土山 ガスると上も下も白いので怖いですね。
ガスると上も下も白いので怖いですね。
立山・雄山・浄土山 三ノ越に到着すると、真っ白。
三ノ越に到着すると、真っ白。
立山・雄山・浄土山 ガスに覆われているのに、これから登って行く方も。
ガスに覆われているのに、これから登って行く方も。
立山・雄山・浄土山 一ノ越もよく見えません。
一ノ越もよく見えません。
立山・雄山・浄土山 急いで一ノ越にやってきたら暑くなりました。
急いで一ノ越にやってきたら暑くなりました。
立山・雄山・浄土山 室堂目指して。
室堂目指して。
立山・雄山・浄土山 振り返ると山頂方面はやっぱり白い。
振り返ると山頂方面はやっぱり白い。
立山・雄山・浄土山 室堂平も雲に覆われてしまった。
室堂平も雲に覆われてしまった。
立山・雄山・浄土山 大日連山がかろうじて見えています。
大日連山がかろうじて見えています。
立山・雄山・浄土山 分かりづらいですが雪に30センチほど埋まります。
分かりづらいですが雪に30センチほど埋まります。
立山・雄山・浄土山 今度は室堂山荘に一泊してみたい。
今度は室堂山荘に一泊してみたい。
立山・雄山・浄土山 みくりが池を周回します。
みくりが池を周回します。
立山・雄山・浄土山 立山山頂は雲に飲み込まれてしまいました。
立山山頂は雲に飲み込まれてしまいました。
立山・雄山・浄土山 みくりが池はまだ凍結していませんね。
みくりが池はまだ凍結していませんね。
立山・雄山・浄土山 いつもより多めにガスが噴き出しているかな。
いつもより多めにガスが噴き出しているかな。
立山・雄山・浄土山 もう一度みくりが池。
もう一度みくりが池。
立山・雄山・浄土山 室堂ターミナル付近は観光客で賑わっていましたが、かなり場違いな格好の方も。
室堂ターミナル付近は観光客で賑わっていましたが、かなり場違いな格好の方も。
立山・雄山・浄土山 雲がさらに低くなって今日のヤマテンの天気予報は外れでした。
雲がさらに低くなって今日のヤマテンの天気予報は外れでした。
立山・雄山・浄土山 今日の山岳情報。
今日の山岳情報。
立山・雄山・浄土山 車窓より外の雪道を撮影すると、もう冬の装いですね。
車窓より外の雪道を撮影すると、もう冬の装いですね。
立山・雄山・浄土山 立山駅周辺紅葉はまだ少し早いのか、ちょっとくすんだ色合いでした。
立山駅周辺紅葉はまだ少し早いのか、ちょっとくすんだ色合いでした。

活動の装備

  • パタゴニア(patagonia)
    M's Nano-Air Hoody
  • オリンパス(OLYMPUS)
    M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
  • オリンパス(OLYMPUS)
    OLYMPUSミラーレス一眼OM-DE-M1MarkIIボディー
  • オークリー(Oakley)
    OAKLEYオークリーPRIZMプリズムサングラスRADARLOCKPATHレーダーロックパスOO9206-28009206-289206-28
  • モンベル(mont-bell)
    ウインタートレッキンググローブ Men's
  • スント(SUUNTO)
    SUUNTO AMBIT3 PEAK
  • その他(Other)
    iPhone8 スペースグレイ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ベノム アッズ
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    タイフォンアウトドライEXTグローブ
  • バーグハウス(berghaus)
    ラムチェハイパー ハイドロダウンジャケット
  • バーグハウス(berghaus)
    ジョラスソフトシェルジャケット
  • バーグハウス(berghaus)
    ゴアテックス オーバートラウザー
  • マムート(MAMMUT)
    Spindrift Guide45
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • エキスパートオブジャパン(EXPERT OF JAPAN)
    HS スノーシューズ
  • モンベル(mont-bell)
    LXB-12アイゼン
  • その他(Other)
    Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
  • マムート(MAMMUT)
    Skywalker2
  • ビーシーエー(bca)
    TRACKER3(トラッカー3)3アンテナアバランチ ビーコン】

メンバー

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。