活動データ
タイム
14:27
距離
16.3km
のぼり
2458m
くだり
2458m
活動詳細
すべて見る何としても登りたかった冬富士 綿密かつ万全の準備で臨んだ。 まずは命の無事に感謝です。 そして何よりも的確なアドバイスと自己判断ながらも背中を押してくれた YAMAP"ほしちゃんさん"に感謝のお礼を申し上げます💐(オフ会バンザイ) ◆標高1,280m御殿場口 太郎坊洞門からのスタートです。 3日前の下見によりスタートから不安はなく(これ重要)、雪も更に溶け序盤はストックで時間を稼ぐ。 滑り止めは雪面の下が氷結しだす2,200m超えあたりから装着でした。 何しろひたすら登る。 2,500mからはガチガチの急斜面が始まった。 3,000mからは酸欠が徐々に増して行く。頂上近くでは30歩あるくと30秒深呼吸、又突風もあり氷の急斜面で立ち止まるのが何しろ怖かった。 3,500mからは雪が風で飛ばされ氷面となり、急斜面を直登するも、真っ青な氷に太く長い横方向に伸びる亀裂が何本も見える。そこにアイゼンを蹴り込む。雪崩誘発が脳裏をよぎる!!!ピッケルを持つ手に力が入りました。 八合目あたりから猛吹雪が始まり下山も脳裏をよぎったが温度計を見ると−5度 なんと暖かい!そして時折吹く強風も20mまでは無い! 低体温はありえない!予報の晴れに期待し細心の注意を払い先へ進んだ。 ここからは写真を撮るなど有り得ないツルッツルの急登! ほぼホワイトアウトの中、やっとの事で鳥居が見えた。久しぶりにスマホを取り出し写真を撮った。 頂上は視界が20mくらいだろうか、奥宮へ出ても視界はなし。晴れる様子は無いので下山する事に。 氷面は下りの方が危険である事は言うまでも無く、前傾姿勢で細心の注意で八合目まで下った。 そこからは筋肉疲労との戦い。延々と続く急降下、踏ん張りが失われるとアウトです。 3,300mくらいまで下ると極限の緊張から解き放された!そして晴れ間が!先程の吹雪は嘘の様でした。 2700mまで下ると今度は下界の雲の中、視界が奪われた。下る事だけは分かるが、何度道を逸れたか、YAMAP GPSのお陰で幾度も修正、無事下山する事が出来た。感謝である。 綿密かつ万全の計画と慎重な一歩一歩が成し遂げた登山であった。 この経験を肝に命じ又次に挑戦しようと思う!
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