活動データ
タイム
09:07
距離
6.9km
のぼり
1634m
くだり
935m
活動詳細
すべて見る9/21(日) 2日目 岳沢4:50~かもしかの立場5:50~岳沢パノラマ6:25~雷鳥広場7:00~紀美子平7:25~前穂高岳7:55着8:30発~岳沢11:20着(テント撤収、軽食)12:30発~上高地14:20 出発の準備をしていると、隣の北九州のパーティーがざわざわしてる。話しを聞くと一人いなくなった!とのこと。 そういえば、昨日の救助された岩の辺りから呼ぶ声が聞こえていた。ヘッドライトも見えるのでその事を伝えると探しに行かれ、無事見つかって話しを聞くと、水場に行ってテントの場所がわからなくなったらしい。小屋から離れたテン場で灯りがあるわけでもないので、自分のテントの場所を把握しとかなくてはいけない。昨年も涸沢で夜トイレに行って自分のテントがわからなくなった人がいた。 滑落、転倒だけではなく、これも遭難の落とし穴。肝に命じて5時前に出発。 ヘッドライトの灯りを頼りに高度を上げて行く。 5:50 1時間かかって、カモシカの立場に着いた頃には明るくなって、焼岳や西穂の尾根に日が差し思わず見とれてしまう。ここまでも結構きつかったのに、まだまだ序の口。先が思いやられます。 6:25 クサリやハシゴで、またまた高度を上げて岳沢パノラマに着く。ここも素晴らしい景色。写真を撮りまくる。でも、ゆっくりはできない。重太郎新道の先は長い。 7:00 雷鳥広場に到着。でも雷鳥さんはいない。ここは少し広いので、行動食をとって一息。紀美子平でゆっくり休憩したかったけど、お腹ペコペコ。シャリバテしそう! 7:25 紀美子平着。さすがに岩ゴロゴロの浮き石が多い道を、マーキングされた岩を見つけながら登る。私達はテン場からサブザックなので、そのままで行くけれど、縦走する人達はここにザックを置いて行く。平と言うのでひろめの広場を想像していたが少し斜めの傾斜があって思ったよりも狭かった。 紀美子平から30分で山頂なので油断していたら、ここからの30分は心が折れる登りだった。 前穂の山頂に着いたら、涸沢のテン場を見るのが楽しみだった。 一等三角点の所からは見えない!ガックリしていたら、連れ合いが先で呼んでいる。そこまで行くと涸沢カールが眼下に。 前穂の影も涸沢カールに!いつも涸沢から見上げていた景色をこんどは上から見ている。今回の山行の一番の目標達成~!奥又白池も見える!私の実力では難しい奥又白池までも見えて、こんなに嬉しい事はない。 後ろ髪を引かれる思いで紀美子平へ下山。 登りも心が折れたけど、下りはその倍以上だった。マークを外すと落石の恐れが。 落石も怖かったけれど、ツアーの団体が続々登ってくる。ツレとの間に団体さんが入って離れてしまったので一人先に行かせて下さい!と叫んでもどんどん登ってくる。すれ違う場所も選ばないと危ないのに、なんでわからないの!と焦る気持ちを抑えながらよけていたら、韓国の団体だった。道理で言葉が通じなかったのか、と気持ちを静めて諦めて登り終えるのを待って紀美子平に着く。 人気の山は外国人にも勿論人気。北も南アルプスも外国の人を見ない事はない。せめて英語、韓国語(韓国人ツアー南も北も中央アルプスも多い)の言葉でルールやマナーの説明書があれば、と思いました。 紀美子平を過ぎても気の抜けない道を慎重に下山する。ガレ場の下りが苦手な私。クサリやハシゴで、ほっとするのは私だけ?まだまだだなぁ。 昨日のヘリの救助を思い出し、山行の一番の目標は無事下山だ!と今更ながら納得しテン場に到着しました。 テン場でちょうど電池キレだったので、終了ボタンを押したのが下山して車で充電してから。 なので、スゴい時間になっていますが、岳沢を12:30発、上高地に14:20着です。→はるさんに軌跡の編集で余分な 軌跡の削除を教えてもらったので削除したらほぼ正しい時間になりました。 はるさん、ありがとう。 今回の前穂高岳で穂高4兄弟を完了した。奥穂が高さでは一番だけど前穂が一番厳しかった!三角点も前穂だけ一等三角点だし。西穂はスリル満点で、北穂はテラスからの大キレットの眺めも素晴らしい。私の感じた気持ちのままでいえば前穂が一番しびれたよ~! もう一度、苦手な下山を克服して出直します!今度は天狗のコルから奥穂経由で。
活動の装備
- スカルパ(SCARPA)スカルパ トリオレプロGTX旧型
- オスプレイ(OSPREY)エーリエル55
- ライペン(RIPEN)エアライズ2DXフライ
- その他(Other)ククサ
- プロトレック(PRO TREK)PRW30004JF
- グリベル(GRIVEL)サラマンダー
- プリムス(PRIMUS)P153
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