活動データ
タイム
03:00
距離
6.1km
のぼり
566m
くだり
567m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今週は上野原市秋山にある山梨百名山「二十六夜山」へ。 二十六夜山は江戸時代に盛んだった二十六夜信仰の山で、旧暦の1月と7月の26日の夜に、月の出を拝む信仰。 細いその光の中には阿弥陀、観音、勢至(せいし)の三尊の姿が見え、これを拝むと幸運が得られるという事で多くの人が集まり供え物をしたり酒を呑んだりしながら月を待つ、云わば「江戸時代の野外フェス」会場であった山との事で以前よりその洒落た山名と併せ興味をそそられていました。 ただ眺望が無いド渋な山との情報を得ていたため何となく足が向かなかったのですが、 天気予報は「曇りのち雨」、眺望もないなら丁度良いかなと山梨百名山狩りを決行w 中央道 上野原ICを降り、秀麗富嶽「倉岳山&高畑山」に登った際にも使用した「浜沢」へ。 今回は「あおげらの森キャンプ場」に駐車し山頂を目指します。 因みに今回もYAMAPにはコース記載無しw マイナー山行が続いていますなぁ。 登山開始からこの周辺お約束の直登一本道。 無意識のうちに、このイキナリ急登パターンに順応してきている我々は落胆もせず事実を受け入れ黙々と登り込んでいきます。 樹林帯の急登を登りきると唯一樹木が拓けた眺望スポットへ。 登山口の案内板にあった「大パノラマ」には遠く及ばないながらも南アルプスの山々を眺められます。 (眺望があるのはここの一ヵ所のみ、他は樹林帯で眺望無しです。) 眺望ポイントからはアップダウンを繰り返し、最後は平坦な樹林帯の尾根道へ。 山頂まで平坦な尾根道を歩き、 スタートから1時間ちょいで山梨百名山「29座目」の二十六夜山山頂に到着! 山頂は情報通り眺望ゼロ、朽ちかけた山頂標識と三角点のみの静かな山頂。 眺望も無い為、特にやることも無く取り敢えずのお菓子休憩を取った後、 次なる目的地の「二十六夜塔」へ向け来た道を戻ります。 山頂への分岐からすぐに開けた場所へ、ここが「二十六夜塔」のある広場でした。 この広場で江戸時代の人は二十六夜の月を待ち、宴などをしていたんですねぇ、まさに江戸時代の野外フェス会場w どんな様子だったのか、どのような格好だったのか、盛り上がったのかな等、色々と思いを巡らせます。 静かな山頂と静かなフェス会場、十分な静寂と心地よいマッタリ感を得た後に下山を開始。 下山は「尾崎集落」方面へ。 標識も無くYAMAPにもコースが載ってない為、少々躊躇いますが整備された道を確認し下山。 歩き易い下山道、あっという間に下山完了となりました。 素敵な山名と歴史的背景、眺望こそありませんが道も整備され静かで程よいコースタイム。 人もいなけりゃ、眺望もなく、やたら渋いし地味だけど、やっぱりいいなぁ~山梨百名山(特に大月周辺)w (そういえば…鳥ノ胸山、今倉山~菜畑山、二十六夜山と4座立て続けに登りましたが山中で出会ったのは合計2組のみ!静か過ぎでしょw) 次は記念すべき山梨百名山「30座目」、どこに突撃しようかなーw おわり *二十六夜山という名の山は隣の道志にもあり差別化のため、 「秋山二十六夜山」「道志二十六夜山」と呼ぶこともあるそうです。 因みに「道志」の方が富士山も見え眺望も良く好評のようですw
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