活動データ
タイム
08:10
距離
17.7km
のぼり
894m
くだり
1195m
活動詳細
すべて見る談山神社の紅葉狩りを兼ねて、芭蕉の句碑がある細峠から城ヶ峰(752.3m)、御破裂山(618m)を縦走し、談山神社に寄って石舞台古墳へ下りた。談山神社の紅葉は「もうすぐ見頃」でまだ紅葉していない木も多かった。 近鉄・桜井駅の始発バスに乗り、談山神社の一つ手前の多武峰(とうのみね)バス停で降り、県道37号・桜井吉野線を南へまっすぐ歩き、新鹿路(ろくろ)トンネル手前で旧道に入り、さらに旧鹿路トンネル手前で細峠へ向かう林道に入る。林道は細峠の少し手前までまっすぐ続きコンクリート舗装されている。そこからは荒れた林道跡をじぐざくに登ると細峠に着く。 細峠は吉野方面に続く道と大峠・竜門岳から竜在峠に続く旧林道の交差点である。竜在峠へ植林帯の気持ち良い道が続く。道標にも竜在峠と書いているので、竜在峠まで歩きやすい道が続くと思い込み、途中で冬野へ向かう分岐があったが、そのまま旧林道を進む。 城ヶ峰の手前で右側に「城ヶ峰」の看板があったので、そこから笹薮に覆われた踏み跡に入り、赤テープを追って、城ヶ峰の山頂に着いた。 山頂は三角点がある小さな広場で展望はない。西側にテープがあり、竜在峠への近道と思ったが踏み跡見つからず急斜面で倒木があったりして危ないと思ったので、突入せず、来た道を旧林道へ戻った。 引き続き旧林道を西へ進んだが、竜在峠への分岐が見つからず、YAMAPで確認すると南側の尾根に向かって下っていた。 仕方ないので、来た道を冬野へ向かう分岐まで戻る。冬野への道は最初は普通の登山道だったが、急斜面をトラバースする足元が崩れやすい危ない踏み跡になった。途中で間違った踏み跡に入ったようで、最後は踏み跡が分からなくなった。上を見上げると木に巻いた白い帯を見つけたので踏み跡もない急斜面をよじ登る。 よじ登ると下から続いているはっきりした踏み跡にでた。どうやら正しい踏み跡を途中で見失ったみたいだった。 少し登ると竜在辻に着く。「むかしの茶屋跡」と書かれた看板と荒れた休憩小屋がある。ここは旧鹿路トンネル入口へ下る道と竜在峠と冬野の間の旧林道の交差点でもあり、四差路である。竜在峠には見るものもないのでパスし、冬野、その先の多武峰、談山神社へ急ぐ。 談山神社の入口の西大門では紅葉が見頃で綺麗だった。西大門から舗装された林道を御破裂山(618m)に向かう。途中に道標がないのでYAMAPが頼りである。 御破裂山に着くと談山神社から登ってきた観光客が多くびっくりした。御破裂山は藤原鎌足の墓所だが、展望台は木に覆われてほとんど展望がきかない。ここでお弁当を食べ、談(かたらい)山に立ち寄りながら歩きやすい道を談山神社へ下った。 談山神社の紅葉は「もうすぐ見頃」で紅葉しているところは綺麗で、観光客も多かった。 談山神社から西大門に戻り、ハイキングコース飛鳥・石舞台を明日香の石舞台古墳へ下る。最初は舗装路だが途中から普通の登山道に変わり、やがて一般道に出る。車がほとんだ通らない細い舗装された旧道を下る。 舗装路に出てからはグーグルのMAPの行き先案内で近鉄・飛鳥駅を目指す。 石舞台古墳からは地図付きの観光案内板があちこちにあるのでそれを頼りに近鉄・飛鳥駅についた。 石舞台古墳の前のあすか風舞台広場では願い事を書いた立方体の風船を多数飛ばしていた。 竜在峠へ普通の登山道で行けると思ったのが、踏み跡をたどる危ない道だったが、それ以外は歩きやすく、談山神社の紅葉も美しく楽しい山歩きだった。 ブルーガイドハイカーの「関西日帰り山歩きベスト100」の「多武峰・御破裂山」を使用した。どうもこのガイドの「竜在峠」は「竜在辻」の間違いだと思う。それ以外は「細峠からの道は途中から崩壊した山道になり、要注意。大雨の後は初心者の通行は無理」と書いているので合っている。 YAMAPの細峠を通った人の活動日記も参考にした。城ヶ峰、竜在峠付近で笹薮の中を彷徨ったとあったので用心はしていた。しかし、細峠からの道は良く、道標もしっかりしていたので油断したようだ。 インターネットの「細峠から龍在峠、芋ヶ峠、高取城跡、高取山縦走」 http://www.syotann.com/takatoriyama.html には「城ヶ峰から竜在峠に下る。笹は刈られているが踏み跡は薄い、コンパスを取って竜在峠に下った。少し注意が要るコース取りだ。」と書かれている。竜在峠へは山頂から西へ踏み跡をたどるコースしかないようだ。道標が間違っている。
活動の装備
- その他(Other)ストック
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